夏は意外と冷える?!むくみ改善にも効果的なヴィーガンメニュー特集
一年で一番気温が上がる夏。夏ならではのレジャーなどもあり、とても楽しい季節ではありますが、同時に色んなマイナートラブルを抱えやすい季節でもあります。
夏バテや熱中症など、その内容は様々ですが、今回はその中でも夏の冷え性について考えてみましょう。
冷え性や冷えからくるむくみ解消にもおすすめなヴィーガンメニューを献立にしてご紹介します。
夏なのに冷え性?!
冷え性というと冬などの寒い季節をイメージする方も多いかと思いますが、実は暑い夏にもそのリスクは潜んでいる事をご存知でしょうか?
”外はムシムシと暑く、照りつける太陽からの日差しは強いのに、手足は冷たい…”
これこそが夏の冷え性の症状の一つです。
夏の冷え性は現代人がなるいわば”現代病”。外はとても暑いのに、なぜ冷え性になってしまうのでしょうか。
夏に冷え性になるのは〇〇が原因
夏に冷え性になるのは、まさに現代の暑さに関係があります。
”夏は昔から暑いのでは・・・?”そう思われる方も多いかと思います。
日本には四季があり、夏はその中でも一番気温が高い季節です。しかし、気候変動の影響で昔と今の夏の気温には違いがあることをご存知でしょうか?気象庁の発表によると、現代の夏は100年前に比べて平均気温が上昇しており、特に東京などの大都市圏では3.2℃も上昇しているそうです。昔よりもより厳しい季節になっている事がお分かり頂けるかと思います。
この高温こそが夏の冷え性の大きな要因です。具体的にはどういったものがあるのでしょうか。
エアコン
外が暑くなると気をつけなければならないのが熱中症です。熱中症になるのを避ける為、エアコンで室内を適度に冷やす事は、現代の夏を乗り切る上で必要不可欠です。しかし、オフィスや電車、スーパーなどあらゆる場所でエアコンが効きすぎている環境が意外と周りに多くあるのではないでしょうか。エアコンが効いた室内に長時間いる事は、身体を芯から冷やしてしまい、これが夏冷えに継がなってしまいます。
自宅などと違い室温調整が難しい場所では、カーディガンなどの羽織物を上手く使って、身体が冷えすぎない工夫をしましょう。
冷たい食べ物・飲み物
暑い日には冷たい食べ物などを食べたくなりますよね。夏といえば、アイスクリームやかき氷、よく冷えたジュース、ビールなど、この時期だからこそ美味しく感じる食べ物がたくさんあります。しかし、これらを1日にたくさん摂ると、身体が内側から冷えてしまうのはいわば当然なのかもしれません。
夏の冷え性にならない為にも、冷たいものは程々に、エアコンの効いた室内では温かい物などで身体を温めるなど、夏の食事には気をつけましょう。
冷え性の症状
では夏の冷え性になると、どういった症状が現れるのでしょうか。
・手足がつめたくなる
・下痢や便秘になる
・胃が痛む
・生理痛がひどくなる
・肩がこる
・むくみやすくなる
他にも色んな症状が現れますが、どれにも共通して言えるのは、不快であるということ。一つ一つの症状は大きな物ではないかもしれません。しかし、それが重なると、夏バテに繋がったり大きく生活の質を下げるなど、影響は大きくなるばかりです。
また、冷えている状態は代謝を大きく下げる為、ダイエット中の方には大敵です。
女性は男性に比べて脂肪量が多く、筋肉量が少ない事が多いので、一旦冷えると中々この”冷え”から抜け出せなくなるリスクがあります。
身体が冷える事で起こるマイナートラブルは、続くと大きな不調にも繋がるリスクに。元気に過ごす為にも身体が冷えない様に、食事に気をつけ、適度な運動を取り入れて、冷えに負けない身体を目指しましょう。
夏の冷えやむくみ改善におすすめの献立
夏の冷え性の原因はご説明してきた通りですが、気をつけていても冷えやむくみが気になる事もありますよね。
そんな時は体を温める食材を食べるようにしましょう。酒粕、ねぎ、にんにく、しょうが、唐辛子などは体を温め、血行を良くする働きがあります。
逆にきゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜は体を冷やす作用があるので、冷え対策には加熱して使うようにしましょう。
では実際にどういった献立を立てればいいか、3例考えてみました。
1食目
レシピはこちらから▼
・ふっくら香ばしい☆ライ麦入りナン
・バターチキンカレー風・高野豆腐入りカレー
・カリフラワーのサブジ
・パプリカと枝豆のピクルス
2食目
レシピはこちらから▼
・ご飯 150g
・ピリ辛☆大豆ミートを使った具だくさん麻婆豆腐
・ひじきとかぼちゃの煮物
・ししとうの丸焼き*しょうが醤油がけ
・シャキシャキレタスの玉ねぎ麹スープ
・ぶどう 30g
3食目
レシピはこちらから▼
・酒粕トマトクリームのおつまみペンネ
・30分で作れる!電子レンジ発酵で作る簡単フォカッチャ
・ビタミンカラーのマリネ
・にんにくたっぷり!ケールのマスタードソテー
・お豆腐ヴィシソワーズ
食事で冷えを撃退!
献立例は1例です。旬を迎えるお野菜は栄養価が通常よりも高いと言われていますが、夏野菜は特に水分やカリウムを多く含んだ物が多いのが特徴です。こういった夏野菜を上手に献立に取り入れつつ、身体を温める食材も取り入れて冷えにくい身体を目指しましょう。
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