韓国発！若者に人気の「美酢(みちょ)」とは？ファスティングにも利用できる？
突然ですが皆さんは「美酢」という飲み物をご存知でしょうか？
美酢は2020年ごろから日本で話題になったドリンクです。もともとは韓国から販売されたお酢のドリンクであり、これまでにはない飲みやすさとうれしい健康効果があるとして話題になっています。
また、美酢はファスティングのドリンクにも使える、と考える人もいて、空腹対策にも飲まれているようです。今日は美酢とはどのようなドリンクなのか、ファスティングに活用できるのかを、紹介します。
Contents
美酢とかいて「みちょ」と読む
美酢の読み方は「みちょ」と読みます。韓国発のお酢ドリンクであり最初に日本で売られていたのは新大久保と言われています。当時はお酒の水割りに使うドリンクとして販売されていましたが、飲み続けるうちに美容や健康効果を感じる人が増え、徐々に若い世代にも広まっていきました。
現在ではテレビCMで放送された影響もあり、お酒で割る以外にも美容や健康のために飲み続けている人が増えています。
美酢は果汁をそのまま発酵させたドリンク
美酢は果汁をそのまま発酵させたお酢のドリンクです。基本的には保存料や着色料添加物などは加えられておらず、無添加ドリンクなので安心です。
お酢のドリンクは、これまでもリンゴ酢やブルーベリー酢など様々な商品がありますが、その多くがつんとした酸味があるのが特徴です。しかし美酢の場合、酢なのにそのような酸味がなく、飲みやすいというメリットがあります。
基本的な飲み方は？
美酢の多くは希釈タイプのため、水などで薄めて飲むのが基本です。水や炭酸水、牛乳やアルコールで割って飲むと美味しいでしょう。
薄める割合は美酢1に対して水や炭酸水は3です。糖質を控えたいときや、さっぱりと飲みたい時は、水や炭酸水の量を増やしましょう。また、美酢にはしっかりとした甘みがあるので、かき氷のシロップ代わりに使うのもおすすめです。
美酢に期待できる健康効果
美酢は果汁を発酵させたお酢のドリンクです。酢には以下のような効果があります。
- 胃酸分泌を促し、便通を改善させる
- 内臓脂肪を減らす効果がある
- 血糖値の上昇を抑える
お酢は胃酸分泌を促す作用があり、腸の動きを活発にすることから便秘の改善につながります。またお酢には脂肪分解効果があり、継続的に摂取することで内臓脂肪が減少する作用があります。
そして甘さの強い美酢ですが、酢には血糖値がの上昇を抑える効果があるので、一般的なジュースより太りにくいです。
美酢に限らず、お酢を使ったドリンクの健康効果を得るには、飲み続けることが大切です。その効果が出るには3週間ほど掛かると言われているので、まずは朝食と一緒に美酢を飲むなど、毎日のルーティンに美酢を取り入れてみましょう。
美酢はファスティングにも使える？
このように健康効果が高い美酢、だいぶ薄めて飲めばファスティング中のドリンクとしても使えます。また、酵素ドリンクを手作りした際の、甘みを足す調味料として使うのも良いでしょう。
ただ、美酢をたくさんファスティング中に飲むのはあまりおすすめできません。 それには、以下のような理由があるからです。
糖分が多く、薄めて飲まないと太る
美酢には甘さを調整するため、糖類が加えられています。とくに「果糖液糖」という甘味料は肥満の原因になるため、ファスティング中に飲むのはよくありません。
ただ最近では、美酢に加えられている糖類の多くは「フラクトオリゴ糖」になっており、この場合は糖として吸収されず、大腸まで届いて腸内環境を整える作用があります。ただし、オリゴ糖の場合もファスティング中の空腹時に飲むと、お腹を刺激することがあります。
ファスティング中に美酢を飲む場合は水で5倍以上に薄めるようにして、少量ずつ飲むようにしましょう。
酢の作用が空腹時にダメージを与える
ファスティング中に美酢をたくさん飲んでしまうと、お酢の作用で胃腸に刺激を与えてしまいます。お酢には胃酸の分泌を促す作用があり、空腹時に飲むとお腹が痛くなったり、胃腸が荒れたりすることもあるでしょう。
また、お酢には食欲を増進させる効果もあります。これにより、空腹時に美酢をたくさん飲んでしまうと、かえってお腹が空いてしまうケースも。小腹対策で飲む場合は、やはりかなり薄めて少量ずつ飲むようにしてください。
りんご黒酢とは何が違う？
美酢が流行る前から、日本ではりんご黒酢やブルーベリー黒酢といった商品が多くありました。美酢と一般的なりんご黒酢を比べると、次のような違いがあります。
| りんご黒酢 | 美酢 | |
| 製造方法 | 醸造した黒酢に、りんご果汁を加えて飲みやすくしている | 果汁をそのまま発酵させたお酢のドリンク |
| 飲み方 | ストレートから６倍希釈タイプまでさまざま。水で割って飲むのが一般的 | ３～５倍に割って飲む。水だけでなく、牛乳やアルコールで割っても美味しい |
| メリット・デメリット | 価格が美酢より安く、国産メーカーが多い。味のバリエーションが豊富。 砂糖が添加されていることが多く、飲み過ぎると太ることも | お酢の酸味が弱く飲みやすい。飲み方のアレンジが豊富。 その一方値段は高め、国産品はほとんどない。 |
美酢もりんご黒酢なども、お酢を使った健康飲料という点では同じ効果があります。長期間飲み続けることにより内臓脂肪の減少や腸内環境の改善などに期待ができるでしょう。
ただ両方とも砂糖が添加されているので、飲み過ぎには禁物です。ファスティングに取り入れる場合も、かなり薄めて少量ずつ飲むようにし、空腹を紛らわせる目的でゆっくり取り入れましょう。
おススメ美酢3選を紹介
美酢はスーパーやドラッグストアで購入できますが、取り扱っていない店も多いです。そのためネット通販を利用するのがおすすめです。ここからは、売れ行きの良い美酢を3選ご紹介します。
美酢 ミチョ 飲み比べ3本セット
ざくろ・マスカット・ももの3つの味が楽しめる3本セットです。100％果実を発酵したドリンク、酸っぱすぎず、お酢が苦手という方にもおすすめです。とても飲みやすいので、お子様にやご年配の方にも好評です。1本900ml入り、これだけで約20杯分の美酢が楽しめます。
果実酢 フルーツビネガー ホンチョ ざくろ 500ml
ホンチョとは、美酢と同じような効果のあるドリンクです。韓国で4人に1人は飲んだことがあるといわれる、紅酢の1種です。ザクロを発酵させて作ることが多く、こちらもダイエット効果や美容効果があります。
こちらもお酢ドリンクですが、ツンとせず、まろやかな飲み口が楽しめます。値段もリーズナブルなので、まずは韓国発祥のお酢ドリンクを試したい方にもおススメです。
飲むお酢 3本 選べる ホンチョ ミチョ
自分好みの味を選びたい！そんな人にはこちらの商品がおススメです。青リンゴやモモ、マスカットやグレープフルーツなど、全部で7種類の味があり、その中からお好きな味を3つ選ぶことができます。
やや酸味が強い味が好きなら、青りんごやグレープフルーツ、甘みを重視するのならモモやマスカットがおススメです。希少タイプなので1本でたっぷり楽しめます。水や牛乳でうすめたり、ヨーグルトやアイスクリーム、かき氷に使うのも美味しいですよ。
まとめ
美酢はファスティングの酵素ドリンクとして飲むことはできませんが、かなり薄めて飲めば空腹対策に使うことができます。薄めて飲むことにより酢が胃腸を荒らすことはなくなり、ほんのりフルーティーな香りと甘さが飢餓状態の体に満足感を与えてくれるでしょう。
また酢の健康効果を得られる美酢は、ファスティング中ではなく、ファスティングを終えた後のリバウンド対策にも有効です。効果を実感できるまでは3週間程度掛かるので、まずは少量ずつでも良いので美酢を飲み続けてみましょう。
」とは？ファスティングにも利用できる？&media=https://vegeness.com/wp-content/uploads/2022/05/pexels-markus-spiske-128242.jpg)
