【レシピ10選】赤ちゃんにも安心のヴィーガンレシピ!「取り分け離乳食」の作り方を紹介
ヴィーガンレシピは動物性食品を使うことがないので、余計な脂質を摂ることがありません。また、植物性食品を中心にとる食生活は、ガンや糖尿病といった生活習慣病の発症リスクが低く、 BMI の値も低いことが分かっています。
こうしたヴィーガンのレシピは、乳幼児向けの離乳食にも最適です。ヴィーガンレシピは調味料にも動物性食品を使うことがないので、余計な添加物や保存料などをとるリスクも減らすことができます。そこで今回は、大人も子供もおいしい、取り分けができるヴィーガンレシピをたくさん紹介します。
ヴィーガンレシピを離乳食にするメリット
動物性食品は多くの調味料にも含まれており、その調味料を保存するための化学保存料や添加物が多く含まれいていることもあります。
ご紹介しているように、ヴィーガンレシピは動物性食材を使うことがないので、余計な脂質や添加物を摂ることがありません。離乳食はこれから子供が成長していくのをサポートしてくれる食事です。安心で安全なヴィーガンレシピを活用し、ぜひ離乳食に役立てましょう。
アレルギーの心配がある子供にもおすすめ
そしてヴィーガンレシピを離乳食に取り入れることは、アレルギーのあるお子様にも安心です 。
乳幼児に発症しやすいアレルギーといえば牛乳や卵があります。これらを使えないと調理が大変なイメージもありますが、牛乳は豆乳で代用すれば良いですし、卵のふんわりとした食感は豆腐でも楽しめます。子供のアレルギーを考慮すれば、親がヴィーガンでなくても、ヴィーガンレシピを覚えておいて損はないのです。
素材そのもの味を楽しめる
そして離乳食にビーガンレシピを取り入れることは、素材の味そのものを楽しめます。
例えばインスタントラーメンや焼き肉といった動物性食品には、たくさんのリンが含まれています。リンは脳内のエンドルフィンを過剰に発生し、強烈な麻薬的陶酔状態を引き起こすことで問題になっています。つまりこうした味の濃い肉料理や加工食品ばかりとっていると、その味でしか満足ができなくなり、将来生活習慣病になるリスクを高めてしまうのです。
反対に肉の加工食品や肉そのものを取らないヴィーガン料理は、リンを過剰摂取することがありません。そのため、偏った食事を好む事なく素材そのものの味やうまみがしっかりとおいしく感じられ、好き嫌いの少ない子供として成長できるのです。
取り分けることで料理も簡単
今回紹介する離乳食は、大人の分と子供の分を取り分けて作ることができ、とても便利です。
子供だけの離乳食をはじめから作るとなると、手間がかかって大変です。その点ヴィーガンレシピなら、子供が食べても安心安全な素材だけで作られていることが多く、大人用に調理したものを離乳食として取り分けることができます。家族全員で楽しめるレシピなので、わざわざ別で子供用に作るといった手間が無く、時短レシピとしても活用できます。
ヴィーガン食材だけで子供は成長できるのか?
ヴィーガンレシピを離乳食に活用するのは、安心安全な食材を子供に食べてもらえるためおすすめです。しかしこれから成長する子供の体に、肉や魚を与えなくて良いのかといえば、その点はやはり不安があります。
日本ではあまり例がないものの、海外ではヴィーガンの食事中心にして育った子供の体重や身長は、平均より少ないというデータがあります。また、周りの子供たちが肉や魚を食べているのに、自分だけ食べられないというのもかわいそう、という意見もあるでしょう。
ヴィーガンレシピを子育てに取り入れるのは良いのですが、長期にわたってそれだけを与えるのはおすすめしません。例えば給食では肉や魚も食べさせ、おやつもほかの子と同じようなものをあげるなど、臨機応変な食事を取り入れていきましょう。
親子で楽しめるヴィーガン調理 取り分け離乳食を10選紹介
さっそくここからは、家族全員で楽しめる取り分け離乳食を実践紹介します。離乳食として使えるメニューですが、実は大人がそのまま食べても十分楽しめるレシピです。また赤ちゃん向けに作られているので、とても柔らかく、介護食として取り入れるのもおすすめです。
取り分け離乳食・クリームコーンとかぼちゃのポタージュ
まずはスープメニューからの紹介です。こちらは赤ちゃんや幼児が大好きな、ほっこり甘いクリームコーンとかぼちゃを使ったポタージュスープです。かぼちゃを舌でつぶせるぐらいの固さにすることで、まだ歯が生えていない赤ちゃんも安心して食べることができます。
材料
- クリームコーン缶 425g
- 無調整豆乳 200g
- 野菜ブイヨン(ヴィーガン用) 1個
- 冷凍かぼちゃ 100g
- 粉末パセリ 少々
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/89200/ |
取り分け離乳食・具だくさん野菜のトマト煮
たまねぎやナス、ジャガイモといった食べ応えのある野菜をたっぷりと使った、トマトスープの紹介です。赤ちゃんの柔らかい歯茎でもしっかりと潰せるよう、しっかりと煮込んであります。離乳食と大人用で味付けを分けているので、それぞれの家族がおいしくいただけます。
材料
- トマト缶 400g
- 水 300cc
- 人参 50g
- 玉ねぎ 70g
- なす 60g
- じゃがいも 110g
- 大根 70g
- 野菜ブイヨン 2個
- 塩コショウ 少々
- 砂糖 小さじ1
- 乾燥パセリ 少々
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/87114/ |
取り分け離乳食・クリームポテト
こちらは乳幼児でも楽しめる、やさしい甘さをプラスしたクリームポテトです。そのままで食べるのはもちろん、多めに作っておけばマッシュポテトのようにして色々な料理にアレンジができます。大人向けの味付にはマスタードを加えればピリッとした風味が楽しめます。
材料
- じゃがいも 250g
- 人参 20g
- 粒マスタード 少々
- 無調整豆乳 100cc
- 塩こしょう 少々
- 粉末パセリ 少々
詳しい作り方はこちら▼ |
離乳食取り分けレシピ・かぶとわかめのトロッとあんかけ
カブは煮込むとトロッと柔らかくなるので、離乳食に最適な野菜です。今回はわかめと煮込むことで、水溶性食物繊維もしっかりと取れる栄養たっぷりなあんかけになっています 。じっくり煮込むことで旨味と甘味が出るので、好き嫌いが多い子どもにもおすすめしたい1皿です。
材料
- かぶ 4個
- 乾燥わかめ 5g
- 昆布だし 500ml
- ☆日本酒 小さじ1
- ☆塩 少々
- ☆薄口醤油 小さじ1
- ☆きび砂糖 1つまみ
- 水溶き片栗粉 大さじ2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/43193/ |
取り分け離乳食・優しい甘さのマーボー豆腐
麻婆豆腐といえば大人が食べるイメージがありますが、味付けを工夫することで赤ちゃんの離乳食にも活用できます。今回は野菜を柔らかく煮込み、まだ歯が生えていない赤ちゃんでもおいしく食べられるよう工夫しました。大人用と赤ちゃん用に調整してお作りください。
材料
- 絹ごし豆腐 160g
- 人参 7g
- 玉ねぎ 30g
- オリーブオイル 小さじ1
- 味噌 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- みりん 小さじ1.5
- 豆板醤 小さじ1/2
- 片栗粉 小さじ1.5
- 水 小さじ3
- にんにく 少々
- 生姜 少々
- 水 100cc
- 茹でキャベツ 適量
- 白ネギ 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/chinese/84207/ |
取り分け離乳食・高野豆腐とじゃがいもの煮物
たっぷりと味が染み込んだ高野豆腐は、乳幼児からも人気の食材です。またカルシウムがしっかりと含まれている食材なので、是非お子様の骨のサポートに活用しましょう。歯が生え始めた一歳半程度の乳幼児に向いているレシピです。適度な噛み応えがあるので、歯やあごの成長にも役立ちます。
材料
- 高野豆腐(乾) 20g
- 人参 50g
- じゃがいも 100g
- かぶ 120g
- 醤油 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 小さじ1/4
- 水 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/86259/ |
昆布だしが美味しい☆からだ温まる「大根の雑炊」
ここからはごはんを使った主食メニューの紹介です。こちらは昆布出汁が香る優しい味付けの和風雑炊です。大根とその葉っぱも使うことで、しっかりとカルシウムやビタミンもとることができます。まずは味付けを薄めにして赤ちゃん用に取り分け、その後少し調味料を足して大人向けの味に仕上げましょう。
材料
- 大根 2cm
- 大根の葉 5cm
- ご飯 1/2膳
- 水 300㏄
<調味料>
- 白だし 大さじ1
- ビーガン用めんつゆ 大さじ1
- 昆布だし顆粒 小さじ1/2
- 小さじ塩 1つまみ
<その他>
- とろろ昆布 適量
- たくあん 適量
- 花あられ 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/82870/ |
取り分け離乳食・トマトリゾット
お米を柔らかく煮込んだリゾットは赤ちゃんにも向いているメニューです。一般的なトマトリゾットは味付けが濃いため、あまり離乳食には向いていません。しかしこちらのレシピなら、塩分は控えめなうえ、豆乳を加えることでマイルドな味付けになっています。しかもお米から作る本格的なリゾットなので、大人も十分楽しめますよ。
材料
- 米 1合
- 玉ねぎ 80g
- すりおろしニンニク 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 200cc
- トマト缶 400g
- 野菜ブイヨン 1個
- ローリエ 1枚
- 無調整豆乳 100cc
- 乾燥バジル 少々
- 人参 30g
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/90466/ |
取り分け離乳食・ひじきと野菜のチャーハン
離乳食の後期になったら是非栄養たっぷりなチャーハンを作ってあげましょう。こちらは幼児から大人まで楽しめる、海藻や野菜がたっぷりと取れるチャーハンです。そろそろ歯ごたえのある離乳食をあげたい、そんな時にもぴったりのメニューです。
材料
- 乾燥ひじき 0.5g
- ご飯(炊きあがり) 250g
- ピーマン 10g
- 人参 20g
- 玉ねぎ 25g
- 高野豆腐(乾燥) 4g
- 刻みねぎ 少々
- すりおろしニンニク 少々
- 塩コショウ 少々
- 醤油 小さじ1/2
- 塩麹 小さじ1/2
- ごま油 小さじ1
- 水(茹でる用) 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/chinese/89848/ |
離乳食取り分けレシピ・りんごとさつま芋のコンポート
最後は家族全員で楽しめる離乳食のデザートメニューをご紹介。こちらはりんごとさつまいもを使った自然な甘みがおいしいコンポートです。砂糖はほとんど使っていないので、余分な糖分を摂ることもなく安心です。そのまま食べても十分美味しいですが、パンにのせたりホットケーキなどの具材に加えたりと、いろいろなアレンジができます。
材料
- さつま芋 150g
- りんご 1個
- 水 600ml
- ☆きび砂糖 大さじ1
- ☆白ワイン 小さじ1
- ☆バニラエッセンス 3滴位
- ☆塩 少々
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/43214/ |
離乳食と大人のレシピを一緒に作って楽しもう
手作り離乳食を食べさせてあげたいけれど、なかなかそれだけを作るのは難しい…。そんな悩みを持つ親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし今日紹介したレシピなら、大人も子供も一緒に楽しめるメニューなので、時間をかけずにあっという間に離乳食が完成します。安心で安全なヴィーガンレシピを活用し、ぜひお子様の健やかな成長をサポートしていきましょう。
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