【レシピ11選】食欲の秋に食べたいヴィーガンスイーツ特集♪
暑さが落ち着き、過ごしやすい時期になってきました。秋といえば食欲の秋、この時期は旬を迎える野菜やフルーツが多く、どの料理も美味しく食べることができます。
なかでも秋はスイーツが美味しい季節です。夏はついかき氷など体を冷やすものばかり食べがちですが、季節が落ち着いた秋には溶けやすいチョコレート菓子や、甘いホットドリンクも美味しく楽しめます。今日はヴィーガンおすすめ、秋にピッタリのヴィーガンスイーツレシピをたくさんお届けします!
Contents
秋のスイーツにピッタリの食材といえば
秋はスイーツが美味しく楽しめる季節です。それは暑さが落ち着き食欲が増すという理由もありますが、なんといっても秋は多くの食材が旬を迎えるからです。まずは、秋スイーツにピッタリの食材とその栄養、選び方のポイントなどをチェックしていきましょう。
さつまいも
まいもは秋の味覚として有名な野菜のひとつです。初秋~初冬が旬の時期であり、寒さに強い芋類としても知られ、昔からの多くの飢餓を救ってきた栄養豊富な食材です。
そんなさつまいもはビタミンCやビタミンEが豊富で細胞の老化防止に効果があります。また食物繊維も豊富なので「準完全食品」と呼ばれ、さつまいもだけでも主食として楽しめます。
さつまいもの美味しい見分け方は、皮の色が鮮やかでムラがなく、ふっくらとした形のものを選ぶのがポイントです。ひげが生えているものは筋っぽい繊維質なものが多いので、スイーツ作りに使用する際は避けましょう。
栗
栗も秋を代表する味覚の食材です。栗はスイーツだけでなく、栗ご飯や栗きんとんなど、多くの伝統的食材にも用いられています。
栗にはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質やアミノ酸の代謝に関わる栄養であり、疲労回復をサポートしてくれます。
また栗の渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれています。タンニンには老化防止やガンの予防にも効果があるため、渋皮煮などで皮ごと食べるのもおすすめです。
美味しい栗の見分け方は、ずっしりと重みがあるものを選んでください。収穫して時間がたったものほど乾燥し、実が痩せて美味しくありません。なるべく収穫して時間が経過していないものを選び、穴が空いている栗は虫がいるため避けましょう。
かぼちゃ
ハロウィンでもおなじみのかぼちゃには、ビタミンA、C、Eが多く含まれています。日本で流通しているかぼちゃは西洋かぼちゃが多く、完熟しているかぼちゃほど、甘みや旨味が濃厚で美味しいです。
美味しいかぼちゃの見分け方は、ヘタがよく乾いていて、完熟しているかぼちゃを選びましょう。皮がかたく締まって、ずっしりと重いかぼちゃほど、密度が高く美味しいです。かぼちゃのスイーツレシピはこの後もいくつか紹介しますが、ハロウィン用のレシピは以下の記事を参考にしてください。
ブドウや梨などのフルーツ
秋に美味しいスイーツは、旬を迎えたフルーツを使ってもおいしく出来上がります。りんごやイチジク、そしてブドウや梨があります。
ブドウはブドウ糖などの糖質が多く含まれており、そのまま体内のエネルギーになるため疲労回復効果が高いと言われています。またポリフェノールがたくさん含まれており、動脈硬化予防やがん予防にも役立ちます。
美味しいぶどうの選び方は、表面に白い粉のあるブルームが付いたものがおすすめ。切り口が新鮮で色が濃いものほど甘味が強いです。
そして梨は、夏バテをはじめとした疲労回復効果に役立つアスパラギン酸がたっぷり含まれています。また消化酵素のプロテアーゼも含まれているので、食後のデザートとして食べることにより消化吸収をサポートしてくれます。美味しい梨の選び方は、果実にハリがあって固く締まっているものがおすすめ。手に持った時にずっしりと重みを感じる梨を選びましょう。
秋に食べたい絶品デザートレシピ、11選を紹介!
ここからは、秋にピッタリの美味しいデザートレシピをたっぷり紹介します。どのレシピも秋に旬を迎える食材をたっぷり使っているので、夏バテを起こした体を優しくサポートしてくれます。簡単かつ見た目もおしゃれなレシピなので、プレゼントやパーティーなど、いろいろなシーンで作ってみてください。
マーマレード風味のスイートポテト
まずはさつまいもをたっぷり使った定番レシピ、スイートポテトの紹介です。一般的なスイートポテトは牛乳や生クリームを使うため、どうしても脂質やカロリーが多めになりがちです。しかしこのレシピならそれらを使わず、豆乳とオリーブオイルを使ってヘルシーに仕上げています。マーマレードジャムの風味が効いた、秋にピッタリのスイーツです。
材料
- さつまいも 1本
<A>
- シナモンパウダー 5振りくらい
- オリーブオイル 10g
- メープルシロップ 30g
- 豆乳 40g
————
- メープルシロップ 適量
- マーマレードジャム 適量
口あたりなめらか♪芋ようかん
さつまいもは和菓子の材料にもピッタリ。こちらはなめらかな口当たりが美味しい、見た目もきれいな芋ようかんです。
ようかんはなかなか手作りするのが難しそうに見えますが、フードプロセッサーがあれば簡単にできます。今回は厚めに皮をむいて中身だけ使いますが、残った皮の部分はきんぴらなどにすると無駄なく美味しく食べられます。
材料
- さつま芋 350g
- きび砂糖 55g
- 塩 1つまみ
- 粉寒天 3g
- 水 150cc
おから入り栗のココアパウンドケーキ
こちらはおからと剥き甘栗をたっぷり使った、糖質控えめのパウンドケーキです。一般的な小麦粉を使ったパウンドケーキよりも、脂質や糖質はかなり抑えられているので、ダイエット中の方にもピッタリです。基本的には材料を混ぜて焼くだけの簡単レシピなので、パウンドケーキ初心者の方にもおすすめです。
材料
- おからパウダー 20g
- 水 30g
- きび砂糖 60g
- アーモンドパウダー 30g
- こめ油 30g
- 無調整豆乳 120g
- 洋酒(ラム酒) 10g
- むき甘栗 100g
<粉類>
- 薄力粉 60g
- ココアパウダー 20g
- ベーキングパウダー 6g
<飾り>
- きび砂糖 適量
甘栗で簡単♪モンブランクリーム
こちらは剥き甘栗で作る、簡単美味しいモンブランクリームです。一般的にモンブランスイーツは非常に手間が掛かる印象がありますが、こちらはミキサーを使ってたった5分で完成するお手軽スイーツです。クラッカーに乗せるほかにも、ケーキやサンドイッチのトッピングに加えても美味しい一品です。
材料
【A】
- 無調整豆乳 50g
- ブランデー 小さじ1~2
- オリーブオイル 小さじ2
- アガベシロップ 小さじ2
- 有機むき甘栗 100g
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- お好きなクラッカー 適量
市販のむき栗で簡単!栗の塩キャラメリゼ
市販のむき栗は、そのまま食べてもおいしいですが、ひと手間を加えれば高級感漂うスイーツにも大変身します。こちらは加熱したきび砂糖と水に甘栗を絡めた、おしゃれなキャラメリゼです。甘いだけでなく、最後に少々塩を絡ませることで食べやすいスイーツになります。シナモンとメープルシロップの風味もたまらない、リッチな栗のデザートです。
材料
- むき栗 100g
- きび砂糖 大さじ3
- 水 大さじ1
- メープルシロップ 小さじ1
- メープルシロップ 適量
- 塩 少々
濃厚なめらか!かぼちゃのプリン
マッシャーで柔らかくつぶしたかぼちゃを、粉寒天と葛粉でなめらかに仕上げたヘルシーなかぼちゃのプリンです。普通のプリンには乳製品や砂糖がたっぷり含まれていますが、このレシピならヴィーガン対応でカロリーも控えめ。大人から子供まで安心して食べられます。ココナッツミルクでも豆乳でもどちらを使ってもできるので、お好みの方で試してみてください。
材料
- かぼちゃ 1/8個
- ☆ココナッツミルク or 豆乳 250g
- ☆メープルシロップ 大さじ3
- ☆粉寒天 小さじ1
- ☆葛粉 大さじ1
- ☆水 大さじ1
- ミントの葉(トッピング用) 適量
かぼちゃの皮ごといただく♪スイートパンプキン
こちらはかぼちゃの皮ごと全部使った、美味しいスイートパンプキンです。スイートポテトならぬスイートパンプキンは、大きめのかぼちゃが手に入ったらぜひ作ってほしい絶品レシピ。使う材料もたったの4つなので、時間がないときのおやつにもピッタリです。
材料
- かぼちゃ 1/4個
- 黒砂糖 大さじ3
- 豆乳 大さじ2~3
- かぼちゃの種 適宜
- アガベシロップ 適量
そば粉と洋ナシのケーキ
洋ナシはそのまま食べても美味しいですが、デザートにすると素材の滑らかさが生きて口当たりの良いお菓子になります。こちらはしっとりとした食感が美味しいそば粉と洋ナシのケーキです。手作りのチョコレートソースをかければ、見た目もゴージャスなリッチデザートに大変身しますよ。
材料
- そば粉 180g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 5g
- ココナッツオイル 大さじ2
- アガベシロップ 大さじ2
- アーモンドミルク 250ml
- 洋梨 2~3個
<チョコレートソース>
- 無糖カカオ 10g
- アガぺシロップ 10g
- お湯 20g
巨峰のビーガンシェーク
巨峰が安く手に入ったら、ぜひ作ってほしいのがこちらのドリンク。通常のシェークは氷を加えて作りますが、ここでは氷を加えず豆乳を加えるので、巨峰や豆乳の栄養をたっぷり摂ることができます。ちなみに巨峰は皮をむかず、丸ごと凍らせて作ります。ポリフェノールもたっぷり取れる、朝食にピッタリの1杯です。
材料
- 巨峰など赤系のぶどう 7粒
- 豆乳ヨーグルト(無糖) 100g
- 豆乳 100cc
- てんさい糖 小さじ1
- レモン果汁 小さじ2
さつまいも・りんご・レーズン煮
秋の味覚を丸ごと煮込んだお手軽スイーツの紹介です。さつまいも、りんご、レーズンに少々の塩を加えて煮れば、それだけで素材の甘味が引き立つ美味しいスイーツの完成です。ヨーグルトをトッピングしたり、オートミールに加えて食べたりするのもおすすめ、砂糖不使用のギルトフリースイーツです。
材料
- さつまいも 1本
- りんご 1個
- レーズン 50g
- 水 100ml
- 塩 1つまみ
- レモン汁 大さじ1
ノンシュガー!りんごの甘味だけのアップルパイ
最後は、砂糖を一切使わず、りんごの甘味だけで作ったヴィーガンアップルパイの紹介です。りんごが安く手に入る時期になったら、ぜひ作ってほしい豪華なパイです。パイ生地も手作りするので、アレルギーや添加物が心配な方にもおすすめです。素材の甘みだけでも十分に美味しいので、ぜひ家庭でお試しください。
材料
<パイ型21cm1台分>
- りんご 3〜4個
- 塩 2つまみ
- シナモンパウダー 適量
- レモン汁 大さじ1
- ☆薄力粉 200g
- ☆全粒強力粉 100g
- ☆塩 小さじ1/2
- 菜種油 80g
- リンゴジュース 80g
- 葛粉 小さじ1
旬の食材を使って美味しい秋のスイーツを食べよう
秋は年間を通じていろいろな食材が美味しくなる季節です。そんな食欲の秋にはぜひ旬の素材を使い、絶品スイーツを作りましょう。今回紹介したスイーツはどれも糖質控えめ、余計な添加物や保存料も使われていないので、子供から大人まで安心して楽しめます。ぜひお家でヘルシーなスイーツを作り、夏バテ気味の体を癒していきましょう。
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