【レシピ10選】まるで本物の魚介類!材料を工夫して「魚もどき料理」を楽しもう
魚介類は昔から健康に良い食材と言われていますが、近年ヴィーガンやベジタリアンが増えたことにより、魚介類を食べる人が減っています。
また魚を食べるとアレルギーを起こす人も増えており、最近では「魚もどき料理」を作る人も増えていきました。ここでは、ヴィーガン対応の魚もどき料理の紹介や、魚のもどき料理におけるメリットについて紹介します。
Contents
魚介類を食べない人が増えている!?
魚は肉に比べると健康に良いといわれていますが、次のような理由により魚介類を食べない人も増えています。
- 宗教上の理由により魚介類を食べられない
- そもそも魚介類が苦手で食べられない
- ヒスタミン中毒など、魚アレルギーがあって食べられない
- 環境破壊を懸念し、魚や肉を食べないヴィーガンが増えている
とくに最近増えているのが、環境汚染を心配して魚介類を控えるという動きです。世界の人口が増えるにつれ漁獲量は激減し、このままではあと30年で海の生物は絶滅するといわれています。とくに欧米では、地球環境を考慮して肉や魚を控える動きが増えています。
魚もどき料理のメリット
魚もどきの材料は、豆腐やイモ類、野菜などさまざまです。そのため魚に近い味を表現するのは難しいのですが、このような材料を使って魚もどき料理を作ると、次のようなメリットがあります。
- 魚介類が苦手な人も食べられる
- 海の資源を守ることができる
- アレルギーがある人でも楽しめる
- より多くの栄養を取れる場合もある
- 見た目に驚き家族で盛り上がる!
肉もどき料理の場合は大豆ミートを使うことが多いのですが、魚もどき料理の場合は、野菜やキノコ、豆類など、多くの材料が使われることも多いです。すると結果的に、1種類の魚を食べる以上に多くの栄養を取れることもあります。
また魚もどき料理はその見た目のクオリティに驚く人も多いです。ウナギだと思って食べてみたら実は…というインパクトがあるので、SNSでの話題作りにもなりますよ。
レシピ10選 ヴィーガン対応魚もどきレシピの紹介
さっそくここからは、ヴィーガンでも美味しく召し上がれる魚もどき料理を紹介します。魚だけではなく、エビやホタテ、うなぎといった魚介類のもどき料理を紹介するので、アレルギーがあって食べられない方もぜひ参考にしてください。
刺身こんにゃくのカルパッチョ
たまには新鮮なお刺身が食べたい!そんな時にぜひ試してほしいのがこちらのこんにゃくを使ったカルパッチョです。歯ごたえの良い刺身こんにゃくは、生で食べることにより十分な満足感を与えてくれます。ハーブの効いたドレッシングで和えれば、本格的なカルパッチョが楽しめます。
材料
- 刺身こんにゃく 100g
- アボカド 1/2個
- 玉ねぎ 30g
- 塩コショウ 適量
- ピンクペッパー 適量
<カルパッチョソース>
- オリーブオイル 大さじ1
- 白ワインビネガー 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
大和芋と焼き海苔のお魚風フライ
大和芋と豆腐を使い、白身のフライに近い味を再現しました。海苔をやや多めに加えることにより、磯の香りがしてますますお魚に近い味わいが楽しめます。しっとり柔らかい食感なので、お年寄りや小さなお子様でも安心して食べられますよ。
材料
- 大和芋 130g
- 絹豆腐 100g
- 焼き海苔 3切タイプ 3~4枚
- ☆米粉 大さじ1
- ☆塩 2つまみ
- ☆顆粒昆布だし 2g
- カレー粉 小さじ1
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
豆腐のかば焼き風
豆腐と生のおからを混ぜ合わせ、白身魚に似た食感を再現しました。甘辛いタレを絡めて焼きあげれば、まるで魚を食べているようなかば焼きに大変身。コストも非常に安く済みます。甘辛と海苔の風味が相まっているので、ごはんの上にのせて食べるのもおすすめですよ。
材料
- 豆腐 130g
- 生おから 40g
- 片栗粉 大さじ2
- のり 1枚
- オリーブオイル 適量
<タレ>
- 醤油 大さじ1.5
- みりん 大さじ1
- 砂糖 2g
- 昆布出汁 50cc
サクサク!ふんわり♪ヴィーガンカキフライ
こちらは山芋と木綿豆腐をベースにして作る、ヴィーガン対応のカキフライです。本物のカキフライと違ってクセがないので、カキが苦手な方にもピッタリですよ。お好みでレモンやタルタルソースを添えることにより、さらに本物のカキフライに近い味が楽しめます。
材料
- 芋(長芋) 150g
- 木綿豆腐 100g
- 米粉 大さじ2
- 塩 1g
- 顆粒昆布だし 2g
- 舞茸 1パック
- 乾燥ひじき 2g
- 青のり 大さじ3
- パン粉 適量
- 植物油 適量
ネギたっぷり!エビチリ風揚げ豆腐
水切りした木綿豆腐を使い、エビチリに近い味を再現したレシピです。一般的なエビチリとは違い、殻をむいたりワタを取ったりする手間がないので、あっという間に完成します。時間とコスパに優れたレシピ、ボリュームもあってごはんのお供にもピッタリです。
材料
- 木綿豆腐(または絹)300g
- 片栗粉(揚げる用) 適量
<調味料>
- ケチャップ 大さじ1
- 豆板醤 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1/2
- 酒 小さじ2
- お酢 小さじ2
- 砂糖 小さじ2
- ごま油 小さじ1
- 水 大さじ1
<トッピング>
- ネギ 40g
エビフライ風もどき料理
子供も喜ぶ、エビフライを真似したもどき料理をご紹介します。基本的な材料はエノキ。お湯に戻した湯葉に包んで揚げることで、見た目も食感もエビフライそっくりになりますよ。本物の海老に比べるとコストパフォーマンスも優れています。甲殻アレルギーの方でも安心してお召し上がり頂けます。
材料
- 玉ねぎ 1/2個
- えのき 1パック
- にんにく(みじん切り)1片
- 湯葉 3枚
- オリーブオイル 大さじ2
- ココナッツオイル 適量
- パン粉 適量
<溶き衣>
- 小麦粉 80g
- 水 100g
- 塩 1つまみ
にんじんでエビフライ風
もう少し簡単にエビフライもどき料理が作りたい、そんな方にはこちらの人参を使ったレシピをどうぞ。こちらはシンプルに人参をからりと揚げたエビフライもどき料理です。味はややエビとは違うものの、見た目はまるでエビフライ。人参を下ゆでしておけば食べるときにも柔らかく美味しいので、人参が苦手な人にもおススメです。
材料
- にんじん 2本
- 塩 小さじ1
- 揚げ油 適量
- 米粉のパン粉 適量
- 米粉(まぶす用) 適量
<水溶き米粉>
- 米粉 大さじ3
- 水 大さじ3
ホタテ風★究極のエリンギバターソテー
見た目もホタテにそっくりのこちらのレシピ。メイン材料は食感がホタテにそっくりなエリンギです。豆乳バターを使ってフライパンでしっかりと焼きあげれば、程よい焼き色が付いて豪華な一品になります。ホタテよりだいぶ安く調理できるのも魅力です。
材料
- エリンギ(軸の部分) 2本
- 玉ねぎ 1/4個
- ミニトマト 2個
- カイワレ大根 10g
<調味料>
- 豆乳バター 20g
- 塩コショウ 適量
- 醤油 適量
Vegan~帆立貝柱フライ
再現するのは難しそうなホタテも、えのきの根元付近を使えば、ホタテに似た食感が楽しめます。普段は捨ててしまいがちなえのきの根元部分ですが、衣をつけてあげることにより、ホタテフライにそっくりな豪華料理になります。エノキが多く手に入ったときにぜひ作ってほしいメニュー、お弁当やおつまみにも絶品です。
材料
- エノキ1袋(200g)の根元部分
- 昆布茶 適量
- 胡椒 適量
- 青のり 適量
- パン粉 適量
- 小麦粉 小さじ1~
- 小麦粉+水(バッター液) 1:1
- 米油 適量
大豆ミートのエスカベッシュ
エスカベッシュは、スペインで生まれた地中海料理です。 揚げたり茹でたりした白身魚を中心に、オイルやお酢で味付けして楽しみます。こちらは大豆ミートで作る本格的なエスカベッシュ、たんぱくな味の大豆ミートをマリネ液に漬け込むことで、マメアジやサーモンを食べているような満足感が得られます。
材料
- 大豆ミート 90g
- 片栗粉 大さじ4
- 揚げ油 適量
- アーリーレッド 小1個
- にんじん 1/3本
- ピーマン 1個
<大豆ミート下味>
- 酒 大さじ1.5
- 醤油 大さじ2
- ニンニク 1かけ
- 生姜 1かけ
<マリネ液>
- 水 200ml
- 白ワイン 100ml
- 酢 100ml
- きび砂糖 大さじ3
- 醤油 大さじ2
- 顆粒昆布だし 小さじ1
- 塩 小さじ1
まとめ お魚もどき料理は作るのも楽しい!
これまでここベジネスでは、さまざまなもどき料理をご紹介してきました。そんななかでも魚もどきレシピは見た目も華やかなうえ、いろいろな食材を使うため栄養バランスも整っています。普段魚を食べない人はもちろん、魚が苦手な人やアレルギーがある人にも魚もどきレシピはおススメです。ぜひ今夜のおかずに、今回紹介したレシピを作ってみてください。
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