恵方巻を食べて良い年に!ヴィーガン向け節分メニューを8選紹介!
今年も節分の季節がやってきました!ぜひ縁起の良い恵方巻を食べて病気の鬼を撃退したいですね。
節分に食べるものといえば、恵方巻や炒り豆が有名ですが、実は「こんにゃく」や「けんちん汁」なども節分に食べると縁起が良いといわれています。今日はヴィーガンでも食べられる節分メニューを、恵方巻を中心に8つ紹介します!
Contents
そもそもなぜ節分に恵方巻を食べるのか
節分メニューとしていまではすっかり馴染みの深い恵方巻。なぜ恵方巻が食べられるようになったのか、それは主に次の3つの理由があるとされています。
- 江戸時代に節分の時期に香の物を巻いた海苔巻きを食べたことがきっかけ。恵方を向いて切らずに食べたと言われている
- 無病息災、家内安全祈願を願って幕末の大阪船場商人が食べ始めた
- 船場の女性たちが働きながら階段の中段で太巻きを丸かじりし、願いごとをしたといわれている
他にも諸説あるものの、基本的にはその年の恵方を向いて、丸かじりして食べることが良いとされています。
ちなみに現代で恵方巻が流行ったのはコンビニエンスストアがきっかけです。90年代初頭に「節分には恵方巻を食べよう」と宣伝したのがもとになりました。
具材を工夫した恵方巻きならヴィーガンも食べられる!
一般的な恵方巻には、あなごやうなぎのかば焼き、卵焼きや伊達巻きなどが入っています。しかし、恵方巻は特に具材が決まっているわけではありません。動物性食品や卵焼きをやめて、その代わりに野菜や高野豆腐、シイタケなどを入れることで、ヴィーガンでも安心して恵方巻を食べることができます。
ヴィーガン向けの恵方巻 ここがポイント
米や海苔はヴィーガンでも食べることができます。そのため、ヴィーガン向けの恵方巻は中に入れる具材や調味料がポイントになります。
具材の一例
- 大豆ミートのそぼろ肉
- 味付けシイタケ
- 車麩
- アボカド
- キュウリ、にんじん、しそ、レタスなど野菜全般
すし飯を作る場合は、米酢とてんさい糖や、きび砂糖を使いましょう。また、すし飯は雑穀米を使っても美味しくできます。ベースとなるお米に雑穀米を加えて栄養価をアップさせることにより、恵方巻1本あれば十分な食事になりますよ。
ヴィーガンでも楽しめる!恵方巻をはじめとした節分メニュー
ではさっそく、ヴィーガンにおススメしたい節分メニューを7選紹介します!恵方巻はもちろんのこと、節分に食べると縁起が良いとされるメニューも3つ紹介します。節分にはこれらのメニューを手作りし、無病息災を願ってくださいね。
ベジ太巻きの丸かぶり寿司
こちらは野菜ベースにしたヘルシーな恵方巻です。大根やニンジン、ゴボウといった体を温めてくれる根菜を中心に入れるので、寒い節分のときにピッタリです。また、味付けした油揚げが入っているため、ヘルシーとはいえ食べ応えも十分にありますよ。
具材は煮込む必要なく、すべてレンジ調理可能です。巻きやすいように材料を切ってそろえれば、あっという間に縁起の良い恵方巻の完成です。
材料
<酢飯>
- 白ごはん 1合
- 酢 大さじ2
- きび砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
<A(洗って水切りの具)>
- 水菜 200g
- 大葉 8枚
<B(レンチンの具)>
- 大根 20g
- ごぼう 20g
- にんじん 20g
- 油揚げ 1枚
<Bのタレ>
- 精進だし 1/4カップ
- しょうゆ 大さじ1
- きび砂糖 大さじ1/2
- みりん 大さじ1/2
- 海苔 2枚
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/10919/ |
節分におすすめ☆ベジ恵方巻
節分に食べる恵方巻は、7種類の具材を使用した太巻きが一般的とされています。ヴィーガンの恵方巻に使う材料に迷ったら、ぜひこちらのレシピを参考にして7種類の具材を用意してくださいね。かぼちゃを使って厚焼き玉子風の具材も入れているので、見た目も栄養バランスも抜群の恵方巻となっています。
材料
- 米 1合
- 酢 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
【具材】
- 人参 1/8本
- 小松菜 1束
- フリルレタス 適量
- 赤パプリカ 適量
<高野豆腐>
- 高野豆腐 1個
- 水 150ml
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1/2
<椎茸>
- 干し椎茸 10g
- 椎茸の戻し汁 適量
- 砂糖 小さじ1
- みりん 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1
<厚焼き玉子風>
- かぼちゃ 1/8個
- 豆腐 60g
- 山芋 20g
- てんさい糖 10g
- 葛粉または片栗粉 小さじ1
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/52348/ |
簡単!アボカドの巻き寿司
アボカドはビタミンEをはじめとする栄養や良質なオイルがたっぷりと含まれており、ヴィーガンにとって優秀な素材です。ごはんにもマッチするアボカドをたっぷり使って、ぜひ巻きずしを作ってくださいね。
今回のレシピでは海苔を使っていませんが、恵方巻用に海苔を巻いて作っても美味しいです。アボカドと塩昆布の味がマッチした食べ応えのある1品です。普段の海苔巻きに飽きたという人にもおすすめですよ。
材料
- アボカド 1個
- キュウリ 1/2本
- 塩昆布 適量
- わさび 適量
- いり胡麻 適量
- 1合米
- いつもより硬めの水量(下記詳細あり)
- 水 適量
- だし昆布 適量
- ★米酢 大さじ2
- ★キビ砂糖 大さじ1
- ★塩 小さじ1/2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/10893/ |
福豆とフルーツトマト・セロリのサラダ
節分といえば福豆も忘れてはいけません。
そのまま食べる事が多いと思いますが、こちらのレシピではトマトやセロリなどと一緒にサラダに入れて食べるレシピです。福豆の食感がアクセントとなり、他の野菜との相性もバッチリな一品です。今回入れたサラダの他にも色んなサラダに合うので、お好みのサラダにぜひ足してみて下さい。
材料
<サラダ>
・福豆 約20粒
・ミニフルーツトマト 6個
・セロリ 1/2本
・赤キャベツスプラウト 適量
・塩 少々
・黒胡椒 少々
<ドレッシング>
・すりごま 大さじ2
・酢 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・砂糖 小さじ2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/12355/ |
炒り豆は手作りすると絶品!
節分では恵方巻と同じく「炒り豆」も食べられます。鬼は外、と投げられることで有名な炒り豆ですが、実は炒り豆は手作りすると驚くほど美味しいのです。一般的な白い大豆で炒り豆を作ることもできますが、ここでは栄養価と美味しさに定評のある「炒り黒豆」を紹介します。
炒り黒豆のレシピ
材料
- 黒豆 好きな分量
- 水 黒豆が浸る程度の量
作り方
- 黒豆を洗い水に15分程つける。(1時間以上つけないこと)
- 黒豆水切りし、レンジで3分ほど温め水分を飛ばす
- フライパンに2の黒豆を並べ中火で炒める
- 途中焦げないようにゆっくり炒める。火加減を調節し黒豆がはじけてつやつやするまで炒める
- 黒豆が弾けてこんがりしてきたら炒めるのを止めレンジで1分ずつ加熱する
- レンジで加熱しても湯気が出てこなくなったら完成
炒り豆は水分をしっかりと飛ばすことがポイントです。レンジを使うことにより素早く水分が抜け、フライパンだけで炒るより美味しく仕上がります。炒った豆はそのまま食べても十分美味しいですが、塩気が欲しい場合は食べる際に軽く塩を振りましょう。
実は節分に食べると縁起が良いメニュー3選
ここからはあまり知られていないが、実は節分に食べると良いとされるメニューを3つ紹介します。節分のための料理はもちろん、恵方巻のサイドメニューとして活用しても便利です。また馴染みの深いレシピなので、節分以外の普段の料理にも活用してくださいね。
コンニャクの甘辛煮
四国ではこんにゃくを節分に食べる地域があります。そもそもこんにゃくは 「腸の砂おろし」と呼ばれ、昔から腸内環境を整える作用があるものとして有名でした。そのため節分や大晦日、大掃除を行った日に食べられることもあり、体にたまった砂を出すという理由で、縁起の良い食べ物として知られています。
こんにゃくのレシピはたくさんありますが、今回紹介するのはこんにゃくだけで楽しめる1品です。 甘辛味がよく染み込むよう、煮汁がなくなるまでしっかりと煮詰めましょう。節分にはもちろん、お弁当やふだんのおつまみにもおススメです。
材料
- 板コンニャク 1枚
- ☆水 200ml
- ☆顆粒昆布だし 小さじ1
- ☆きび砂糖 大さじ2
- ☆醤油 大さじ2
- ☆酒 大さじ1
- 白いりごま 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/46146/ |
けんちん汁
たくさんの野菜を味噌で煮込んだけんちん汁。昔から冬の行事に食べられることは多く、主に関東を中心に節分の時期にも食べられています。けんちん汁に大豆を入れる地域もあり、まさに寒い時期の縁起の良いヴィーガンメニューといえそうです。
今回のけんちん汁は出汁にもこだわり、体に優しい精進だしに仕上げてあります。豊富な種類の野菜が使われているので、健康効果だけでなく美容効果も高いものになっています。
材料
〈具〉
- 豆腐 30g
- 油揚げ 1/2枚
- 大根 20g
- にんじん 20g
- 生芋こんにゃく 20g
- 精進だしのしいたけ 1枚
〈だし〉
- 精進だし 400g
- しょうゆ 大さじ1
〈炒め用油〉
- ごま油 小さじ1
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/11151/ |
とろろとわかめのお蕎麦
そばと言えば年越しそばをイメージするかもしれません。しかし、昔は節分(立春の前日)が年越しと考えられていたため、節分にそばを食べることは多かったのです。今でも出雲地方では、節分にそばを食べる習慣が残っています。
今回紹介するそばメニューは、温かいそばにとろろをかけて食べる定番メニューです。わかめを加えることで水溶性食物繊維がアップし、便通改善にも役立ちます。麺類の中でもGI値が低いそばを節分に食べ、今年の健康に役立てていきましょう。
材料
- 蕎麦(乾麺) 70g
- 長芋 70g
- わかめ 適量
- みょうが 適量
- 白ネギ 適量
<A>
- 水(干し椎茸の戻し汁)350cc
- 昆布顆粒だし 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 酒 小さじ1
<トッピング>
- 小ねぎ 少々
- お好みで切りのり
- お好みで七味
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/41716/ |
2023年の恵方は南南東!
2023年の恵方は南南東です!節分は、暦の上では春が来るとされる立春の前日とされていますが、実際はまだまだ寒さが厳しい季節。恵方巻を手作りした際は、無病息災を願って、ぜひ南の方角を向いて一気に食べてくださいね。
今日はヴィーガンのための節分メニューを紹介しました。昔から寒い時期に食べると縁起が良いとされているメニューなので、節分以外のお祝い事にもぜひ活用してください。
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