【レシピ10選】かぶは根にも葉にも栄養たっぷり!かぶで作る絶品レシピを紹介
かぶは昔から日本人に愛されてきた野菜の一つです。七草粥の「すずな」としても有名な野菜であり、年間を通して出回っているためいろいろな料理に使えます。
またかぶと聞くと白い実の方が料理に使うイメージがありますが、実は葉っぱの方にも豊富な栄養が凝縮されています。今日はそんなかぶを使った絶品レシピを10品紹介します!
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かぶは何にでも使える万能野菜
かぶは野菜の中でも味にくせがなく、サラダやスープ、和食や洋食、中華料理など多くの料理に使えます。強い苦みや風味がないので、あまりかぶが苦手という人は聞かないでしょう。
ちなみにかぶの由来は朝鮮半島で作られ、それが日本に伝わり東日本を中心に根付いたと言われています。国によって味や形には少々違いがありますが、ロシア童話の「大きなかぶ」は有名であり、世界中で親しまれている野菜です。
とくに葉っぱは栄養が豊富
かぶには根と葉の両方にカリウムやカルシウムビタミン B 1などが含まれています。中でも栄養が豊富なのがビタミン C です。特に葉っぱには根より4倍ものビタミン C が含まれており、ほうれん草に比べてもおよそ2倍の含有量があります。
またかぶの葉っぱには鉄分や葉酸が豊富に含まれています。これらの栄養はぜひ妊婦さんにも摂取して欲しいものです。鉄分や葉酸はへその緒を通して赤ちゃんに必要な赤血球を供給し、貧血を予防する効果も高いことから、女性や妊婦さんにかぶの葉はとくにおすすめです。
美味しいかぶの選び方
美味しいかぶを選ぶポイントは次の通りです。
- 葉がみずみずしくピンと張っているもの
- 根の部分に傷がなく表面にツヤがあるもの
- 根の部分にヒビが入っているかぶは古いため避ける
- 根と茎の付け根部分が淡い緑色をしているものほど新鮮
かぶは生でも食べれるためサラダや浅漬けにしても美味しいです。ただ古いかぶだと水分が抜けて旨味が減っているため、なるべく新鮮なものを選びましょう。
かぶを美味しく保存するポイント
かぶには色々な保存方法がありますが重要なのは根と葉を切り分けて保存することです。葉がついたまま保存すると根の水分が抜けやすくなり、葉の方も黄色く変色していきます。
根の方は一つずつキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。
また葉は傷みやすいので、なるべく買ってきたその日か、次の日には調理するのがオススメです。
そしてかぶは冷凍保存をすることもできます。根も葉も食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーで水気を切って、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。冷凍すると火が通りやすい状態になるので時短レシピにも活躍します。
手軽に楽しめるかぶレシピ10選の紹介
かぶは煮たり焼いたり様々な調理法でおいしく食べることができます。根の部分だけでなく葉っぱも使って栄養をとっていきましょう。ここからは、簡単に作ることができるかぶレシピを10選紹介します。
トマトとかぶのマスタードマリネ
株はマリネにしても美味しいです。こちらはトマトと株の簡単マリネ。基本的に混ぜるだけで完成するので、時間がないときのレシピやあと1品欲しい時にぴったりです。大葉がアクセントになりさっぱりとした味わいが楽しめます。
材料
- トマト 1個
- かぶ 1個
- 大葉 3枚
<A>
- オリーブオイル 大さじ2
- 白ワインビネガー 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1
- マスタード 小さじ1
- ブラックペッパー 少々
かぶときゅうりのさっぱり和え
かぶときゅうりは昔から定番の組み合わせ。和食のイメージがありますが、中華料理など味付けの濃いメニューに添えても、胃腸にやさしい箸休めになります。サッと作ることができるので、あともうひと品ほしい時にぴったりです。
材料
- かぶ(大きめ) 1個
- きゅうり 1本
<A>
- 酢 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- ごま油 大さじ1
- 塩昆布 大さじ2
カブとジャガイモのポタージュ
かぶはスープにすると優しい甘味が出て美味しくなります。こちらはかぶと玉ねぎをベースにしたくちどけの良いポタージュスープです。ジャガイモも入っているのでとろみがあり、本格的なレストランにも負けない美味しいスープが完成します。
材料
- カブ 大2個
- ジャガイモ 1/2個
- 玉ねぎ 1/2個
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
<その他>
- 水 350ml
- ローリエ 1枚
- 塩 小さじ1/2
- 塩・胡椒 適量
- パセリ 適量
かぶとリンゴの酵素ジュース
おやつ替わりにもなるかぶの酵素ジュースを紹介します。かぶにはアミラーゼという消化酵素をサポートする栄養が含まれており、生ジュースにすると胃腸を整える作用に効果的です。ダイエットに効果的なファスティングにもぜひ取り入れてほしいドリンクです。
材料
- りんご 1個
- かぶ 1個
- レモン 1個
- 水 80cc
かぶの葉っぱのふりかけ
かぶの葉は使い道がなくて困る、ということもありますよね。そんな時に覚えて欲しいのがこちらのレシピ。材料はたったの3つで簡単なので、常備菜として作っておくと大変便利です。少し苦味のあるかぶの葉っぱは、加熱してすりごまと和えるとコクが増しておいしいふりかけになります。
材料
- かぶの葉っぱ 1束
<A>
- 塩 小さじ1~
- すりごま 大さじ3
常備菜かぶの葉炒め
こちらもかぶの葉が主食になる絶品メニュー。かぶの葉は昆布やゴマとの相性が良く、炒めることでコクが増してごはんのお供にピッタリです。ふりかけのようにして使うのはもちろん、パスタの具材やスープのトッピングにもおすすめです。
材料
- カブの葉 4株分
- しょうゆ 大さじ1.5
- 顆粒昆布だし 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 仕上げ用ごま油 大さじ1
- いりごま 大さじ1
かぶのマッシュルームカルパッチョ
かぶを使って豪華なカルパッチョを作りましょう。一般的なカルパッチョは魚介類や牛肉が使われますが、ここではかぶとブラウンマッシュルームを使い、植物由来の豪華なメニューに仕上げています。 見た目も華やかなので、ぜひパーティーメニューにも作ってみてくださいね。
材料
- かぶ(大) 1個
- ミニトマト 2個
- ブラウンマッシュルーム 2個
- おろしにんにく 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- ブラックペッパー 適量
- 乾燥パセリ 適量
かぶとキノコの豆乳味噌グラタン
かぶはシチューやグラタンなどホワイトソースととっても相性が良いです。こちらは豆乳味噌ソースでほっこり煮込んだかぶときのこのグラタンです。マカロニを入れなくても食べ応えが十分であり、寒い日にぜひ食べてほしい絶品メニューです。
材料
- かぶ 2個(300g)
- かぶの葉(有れば) 3~4本
- ブナピー 1/2パック
- えのき 50g
- 白ネギ 1/4本
- ミックスビーンズ 40g
- 水 大さじ2
- 顆粒野菜ブイヨン 小さじ1/4
- オリーブオイル 大さじ1
【豆乳味噌ソース】
- 豆乳 300㏄
- 白みそ 大さじ1
- 米粉 大さじ2
- 顆粒野菜ブイヨン 小さじ1
- 塩 適量
- 胡椒 適量
高野豆腐と根菜の和風ポトフ
ポトフにかぶは欠かせない野菜です。一般的な洋風のポトフはもちろん、昆布だしで味付けした和風ポトフも美味しくできます。かぶのほかにも人参やレンコン、キャベツやマッシュルームなど多くの野菜が入るので、野菜のうまみと栄養が凝縮されたボリュームメニューになります。
材料
- ニンジン 1本
- カブ 1~2個
- れんこん 5cm分
- ブロッコリー 1つかみ
- キャベツ 1/10個
- マッシュルーム 1つかみ
- 油揚げ 1枚
- 高野豆腐 2丁
- 昆布出汁 800cc~
<調味料(下味用)>
- 醤油 大さじ2.5
- みりん 小さじ1
- コショウ 適量
<調味料(味付け用)>
- 醤油 20cc
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ2
かぶの葉が大活躍!カレーパスタ
かぶの根はパスタソースに使われることが多いですが、実は葉っぱを使っても美味しいいパスタが完成します。少し苦味のある株の葉はカレー味との相性が良く、お子様でもパクパク食べられます。お好みでいろいろな野菜を加え、食べ応えのあるパスタを完成させてくださいね。
材料
- スパゲティー 200g
- かぶの葉 4個分
- ブラウンマッシュルーム 2個
- 人参 1/4本
- 植物油 適量
<調味料>
- パスタのゆで汁 150g
- カレー粉 小さじ2
- 野菜コンソメ顆粒 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- 片栗粉 大さじ1/2
- ブラックペッパー 適量
かぶは葉も根も栄養たっぷり!余すところなく美味しく食べよう
かぶは昔から世界中で食べられているスタンダードな野菜であり、根の部分はもちろん、葉っぱにもたくさん栄養が詰まっています。新鮮なかぶなら生食でも美味しく、サッと火を通すだけで手軽に食べられるのもうれしいポイントです。ぜひ今日紹介したレシピを参考に、たくさんのかぶ料理に挑戦してください。
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