甘くてビタミンCもたっぷり!イチゴを使ったヴィーガンメニューを紹介
イチゴはフルーツの中でも人気があります。甘酸っぱくて手軽に食べられるイチゴは、多くの人から人気がありますよね。
そんなイチゴはビタミンCの含有量が豊富で、ヴィーガンメニューとしても大いに活用してほしいフルーツです。今日はイチゴの栄養や種類、そして手軽に作ることができるヴィーガンレシピを7選紹介します。
Contents
イチゴは栄養豊富な果物
イチゴに含まれる主な栄養は次の2つです。
- ビタミンC
- アントシアニン
イチゴの種類にもよるものの、イチゴ100gに含まれているビタミンCの含有量は、およそ68mgです。これは他の果物に比べても高く、1日7~8粒のいちごを食べれば、その日に必要なビタミンCを摂取できます。
またイチゴの赤い色はアントシアニンというポリフェノールから作られています。アントシアニンは眼精疲労に効果があり、活性酸素を減らすことからガン予防としても注目されています。
たくさんある!イチゴの種類と特徴
旬の時期を迎えると店頭に並ぶたくさんのイチゴ。粒の大きさや色合いも違い、どの種類を選べば良いか迷うこともあるでしょう。以下はスーパーで見かけることの多いイチゴの種類とその特徴です。
あまおう | 福岡生まれのオリジナル品種。球円に近い形をしており、大粒サイズであることも多い。甘みが強く絶妙な酸味とのバランスが美味しい。 |
章姫(あきひめ) | 長めの円錐形が特長的なイチゴ。酸味が少なく甘くて柔らかいため、そのまま食べるのがおススメ。 |
とちおとめ | 東日本を代表する品種。栃木県で育成され、小粒なイチゴがたくさん入っていることも多い。手軽に購入できるのでジャムなどにも向いている。日持ちも長い。 |
さちのか | 品種改良されて生まれたブランド。糖度とビタミンC含有量が高いうえに、味も良いため、高級品として並んでいることも多い。13年の年月をかけて2000年に品種登録された。 |
さがほのか | 日持ちがよく、外見と色も良いので、ケーキなどの装飾にも向いている。完熟したさがほのかは特に美味しい。 |
このほかにもイチゴにはたくさんの種類があり、その数は何と300種にも及びます。生食かジャム用か、用途に合わせてイチゴを選びましょう。
選び方のポイントは?
イチゴは色艶で選ぶのも大切ですが、ヘタの部分に注目してみましょう。ヘタの緑が鮮やかでピンと先が立っているものほど、新鮮な証拠です。反対にヘタがしなびて茶色くなっているものは、イチゴの鮮度が落ちています。
そしてイチゴの旬は3月~4月の春後半です。近年ではハウス栽培により12月あたりから購入できますが、本当に甘みが増したイチゴは春のものです。イチゴ本来の甘みを楽しみたい場合は、ぜひ旬を迎えたイチゴを購入しましょう。
イチゴの美味しい保存方法
イチゴは鮮度が落ちると傷みやすくなるので、なるべく買ったその日に食べましょう。それが難しい場合は、乾燥しないようパックごとポリ袋に入れ冷蔵庫で保存し、3日を目安に食べきります。
また、イチゴは冷凍保存もできます。
- ヘタを取ったイチゴを洗い、水けをしっかり拭き取る
- イチゴ全体に砂糖をまぶす
- 2~3個ずつラップに包み保存袋へいれる
- なるべく空気を抜いて冷凍する。1カ月は保存できる。
イチゴの冷凍保存は、水分を保つために砂糖をまぶすのがポイントです。そのままシャーベットのように食べられる他、凍ったまま鍋で加熱して砂糖を加えれば、簡単なジャムも作ることができます。
旬のイチゴを美味しく食べよう!イチゴを使ったヴィーガンレシピ7選
ここからは、イチゴを使ったレシピを7選紹介します。デザートレシピが中心ですが、イチゴは彩り豊かなサラダとしても活用できます。またヴィーガン対応レシピなので、紹介するデザートはすべてカロリー控えめですよ。
ヴィーガンピンチョスとイチゴの彩りサラダ
イチゴをサラダにトッピングすれば、パーティーメニューに大活躍の豪華なサラダが完成します。そしてイチゴをメインに使ったドレッシングは、甘みとコクがあってどの野菜にも合いますよ。
今回ははアスパラガスや生湯葉といった材料を使っていますが、彩りのキレイな野菜があればそれを代用しても構いません。テーブルに並べるだけで、食卓を華やかに演出できます。
材料
- ミニトマト 6~8個
- ホワイトアスパラガス3~4本
- アスパラガス 3~4本
- 生湯葉 1/2パック
- オリーブ(種無し) 6個分
- <生オニオンソース>
- 玉ねぎ 少々
- パセリ 少々
- ワインビネガー 1小さじ
- 塩 少々
- こしょう 少々
- オリーブオイル 小さじ1~1.5
- <彩りサラダ>
- いちご 1パック
- カリフラワー 1/4房
- エディブルフラワー 2つかみ
- かぶ 1株
- マッシュルー 小1パック
- 白菜 2~3枚
- リーフ(ベビーリーフやサラダ菜)適量
- <いちごのドレッシング>
- いちご 1/2パック
- ビートグラニュー糖 小さじ1~
- バルサミコ酢 大さじ2弱
- EXバージンオリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
- 白胡椒 少々
- マカダミアナッツ 1つかみ
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/italian/49868/ |
いちごの豆乳寒天
こちらはひと煮立ちさせた豆乳に、イチゴと寒天を加えて冷蔵庫で冷やし固めるだけの簡単デザート。作り方はとっても簡単なのに、見た目の可愛らしさとインパクトが大きいイチゴのデザートになっています。
イソフラボンを豊富に含む豆乳と、ビタミンCたっぷりのいちごを、食物繊維の寒天で固めてあります。美味しいだけでなく、お通じ改善やアンチエイジング効果にも期待できる一皿です。
材料
- いちご お好みで
- <A>
- 豆乳 600g
- きび砂糖 60g
- 粉寒天 1袋(4g)
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/14741/ |
グルテンフリー!いちごミルクの蒸しパン
こちらはフォークでつぶしたイチゴを豆乳に混ぜ、やさしい甘さに仕上げた蒸しパンです。混ぜ合わせた生地をお好みのカップに入れて蒸すだけなので、手軽な朝食メニューにもなりますよ。また小麦粉を使用しないレシピなので、グルテンフリーにも対応しています。小麦アレルギーの方はもちろん、カロリー控えめの蒸しパンが食べたい人にもおススメです。
材料
- いちご 5〜7個
- 豆乳 100g
- <A>
- 米粉 90g
- アーモンドパウダー30g
- きび砂糖 40g
- ベーキングパウダー大さじ1/2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/65610/ |
オイルで作る!いちごのスノーボール
色鮮やかなイチゴの特徴を生かし、カラフルなスノーボールを作ってみました。このレシピでは生食用のイチゴを使うのではなく、フリーズドライで売られているイチゴパウダーを使っています。植物性オイルと薄力粉をベースに、可愛らしいボールをたくさん作りました。自宅で楽しむのはもちろん、プレゼント用のお菓子としても活用できますよ。
材料
- 薄力粉 60g
- アーモンドプードル 25g
- 5gいちごパウダー 5g
- 25gてんさい糖 25g
- 30gお好きな植物油(ココナッツオイルなど)30g
- 10gアーモンドダイス 10g
- 粉糖 大さじ2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/9110/ |
豆乳といちごのブラマンジェ
ヴィーガンでも安心できる植物性のアガーを使い、つるんとしたのど越しを楽しめるイチゴのブランマンジェを作りました。まろやかな豆乳と甘酸っぱいいちごが絡み合い、思わず一気に食べたくなるようなデザートです。いちごミルク液と、プレーンミルク液を交互に入れることにより、見た目も華やかなデザートになりますよ。
材料
- 豆乳 350㏄
- 豆乳生クリーム 50㏄
- きび糖 大さじ2
- アガー 5g
- 無添加いちごジャム 大さじ3
- お湯 大さじ1
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/2357/ |
ココアプリン
ココアはポリフェノールがたっぷり含まれており、抗酸化作用や腸内環境を整える効果が高いです。そんなココアをたっぷりと使ったプリンには、見た目を華やかにするためのイチゴをたっぷり添えてください。
食物繊維や、カルシウム、マグネシウムなどの微量ミネラル類も含んだココアと、ビタミンCがたっぷりのイチゴを合わせることで、美容効果も高い健康的なプリンが完成しますよ。
材料
- アーモンドミルク 200g
- テン菜糖 40g
- ココアパウダー 20g
- アガー 3g
- ブルーベリー お好みで
- いちご お好みで
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/30563/ |
手軽に2品も!イチゴのクリスマスデザート-イチゴとベリーのゼリーとイチゴのソイクリーム-
最後はイチゴを豪華に使って2品できるデザートを紹介します。
イチゴとベリーのゼリーは、粉寒天とイチゴの果汁を加えて混ぜ合わせて作るだけ。そしてイチゴのソイクリームも、豆乳ヨーグルトをベースに、必要な材料を混ぜて器に添えるだけです。
一見難しく見える2品ですが、二品を同時進行で作ることができる簡単レシピです。今回は6人分なので、使ったイチゴはなんど4パック以上。イチゴや安く手に入る時期に、ぜひ挑戦してほしいデザートです。
材料
<いちごとベリーのゼリー>
- いちご 3~4パック
- ベリー 150~200g
- ビートグラニュー糖60~70g
- ミント 適量
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- 粉寒天 5g
- 水 1リットル
<いちごのソイクリーム>
- いちご 1パック
- アマレット 1~2大さじ
- 豆乳ヨーグルト 400g
- 豆乳クリーム 50~100cc
- ビートグラニュー糖 35~50g
- ココナッツファイン適量
- アラザン 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/49863/ |
まとめ 旬のイチゴを美味しくアレンジしよう
イチゴはそのまま食べても美味しいですが、今日紹介したレシピのように、さまざまなデザートへアレンジするとさらに美味しく食べられます。
特に少し甘みが足りないイチゴや、やや鮮度が落ちて安くなったイチゴを使えば、甘みが増した美味しいデザートに変身しますよ。ぜひ旬のイチゴをアレンジし、カロリー控えめのヴィーガンメニューを楽しんでくださいね。