大豆ミート餃子はダイエット効果あり!その作り方と人気商品を紹介
大豆ミートは本物の肉と変わらないおいしさで楽しめる人気商品です。大豆ミートで作る料理といえばハンバーグや唐揚げが有名ですが、最近「餃子」レシピも話題になっています。
大豆ミートで作る餃子は、ひき肉で作るものより低カロリーで高たんぱく質です。餃子は好きだけど太ってしまう、とお悩みの方にも、大豆ミートで作る餃子はおすすめです。今回は、大豆ミートで作る餃子のレシピや、市販されている大豆ミート餃子をご紹介します。
Contents
大豆ミート餃子と普通の餃子を比較してみる
なんとなく体に良さそうな大豆ミート餃子ですが、一般的な餃子と比較すると、確かに低カロリーで、高タンパク質ということが分かりました。
以下は味の素の冷凍餃子と、マルシンフーズから販売されている「お豆習慣 大豆ミート餃子」の1個あたりの栄養成分を比較した表です。
1個およそ20g | 味の素冷凍餃子 | お豆習慣 大豆ミート餃子 |
カロリー | 40kcal | 30kcal |
たんぱく質 | 1.6g | 1.5g |
脂質 | 2.1g | 0.79g |
炭水化物 | 3.7g | 4.28g |
炭水化物は大豆ミート餃子のほうが高いものの、これは餃子の皮に含まれる小麦が原因と考えられます。カロリーや脂質は大豆ミート餃子のほうが低く、タンパク質は両方ともさほど変わらないことが分かりました。
大豆ミート餃子ならダイエット中にもおすすめ!
大豆ミート餃子ならダイエット中の方にもおすすめできます。
一般的な餃子はやや太りやすいと言われており、その理由は餃子の餡にあります。普通の餃子には牛ひき肉や豚ひき肉が使われ、牛ひき肉は100gあたりおよそ224kcal、豚ひき肉でもおよそ221kcalあります。
しかし大豆ミートミンチタイプの100gにおけるカロリーはおよそ120kcalなので、肉に比べるとおよそ半分です。しかも肉とは違い動物性脂質が含まれないので、たくさん食べても体に脂肪がつきにくいです。
ちなみに餃子で太る原因は、皮に炭水化物が含まれていることもあります。ダイエット目的で大豆ミート餃子を手作りする場合は、皮は小さいサイズで作りましょう。
味は本物の餃子そのもの!
大豆ミートの餃子は、市販品も手作りも、本物の肉で作る餃子とさほど味は変わりません。カロリーや脂質は低いのに、普通の餃子と変わらない美味しさが楽しめるのです。
普通、大豆ミート餃子で使われる大豆ミートはミンチタイプであり、おいしく作るには、餡を作るときに下味をしっかりつけるのがポイントです。ショウガやニンニクといった風味の良い下味をつけることで味に抵抗がなくなり、食感も肉そのものなので、美味しい餃子が完成します。
大豆ミートで作る餃子レシピ3選
ここからは、大豆ミートを使って作る美味しい餃子のレシピをご紹介します。ミンチタイプの大豆ミートがあれば簡単にできるので、ぜひ今日の献立メニューに役立ててください。
ヴィーガン餃子
大豆ミートをたっぷり使い、ヘルシーな餃子に仕上げました。フードプロセッサーを使って材料を一気に撹拌させれば、それだけで餡は完成します。時間がないときも手早くできるレシピです。加える材料はお好みで変えても構いません。お酒のおつまみにしても美味しいですよ。
<餃子のタネ>
- タケノコ 150g
- れんこん 150g
- 長ネギ 1/2本
- 干し椎茸 15g
- 大豆ミート 120g
- 塩 小さじ1
- 醤油 小さじ2
- しょうが(すりおろし)小さじ1
- フラクトオリゴ糖 大さじ1
- ブラックペッパー 少々
- ごま油 大さじ1
<その他>
- 餃子の皮 お好みの数
- 水溶き片栗粉 100g
- ごま油 大さじ1
体に嬉しい成分がたくさん入った ニラ餃子
にらをたっぷり使い、夏バテや疲労を防いでいきましょう。こちらのレシピはたっぷりの大豆ミートとシイタケを使い、ボリュームも満足の餃子です。ポイントは大豆ミートを水で戻したらきつく絞ること。余計な水分を取ることで、餡が形成しやすくなります。包み終えた餃子に片栗粉をまぶすとパリパリ感が出るので、ぜひお試しください。
材料
- 餃子の皮 30枚
- 大豆ミート(ミンチ状) 30g
- ニラ 1袋(100g)
- キャベツ 100g
- 椎茸 2枚(30g)
- 生姜 1片
- 片栗粉(タネ用) 大さじ2
- ごま油 大さじ1
- ☆醤油 大さじ1
- ☆酒 大さじ1
- 熱湯 200㏄
- 油 適量
- 片栗粉(くっつき防止用) 大さじ2
<餃子のたれ>
- 酢 適量
- 醤油 適量
- ラー油 適量
大豆ミートと切り干し大根の水餃子
水餃子は、噛んだ時にある程度の食感があると美味しいです。こちらは切り干し大根の旨味と歯ごたえをいかした水餃子です。野菜をたっぷり加えるので、大豆ミートの量は少なくてもOK。また、大豆ミートの代わりに水切りした豆腐でも代用出来ます。お好みで黒酢と醤油をかけて召し上がってください。
材料
- 大豆ミート 大さじ2
- 切り干し大根(戻し) 60g
- 赤玉ねぎ 1/4個
- もやし 40g
- 米粉 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- 餃子の皮 15枚くらい
<下味用>
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
大豆ミート餃子は購入できる
大豆ミートを手作りするのはちょっと大変、そうお考えの方は市販品の大豆ミート餃子をお試しください。昔は珍しかった大豆ミート餃子ですが、近年では各メーカーが大豆ミート餃子に参入しています。ここで紹介するのは、主にAmazonで購入できる大豆ミート餃子ですが、なかにはスーパーで販売されている商品もあります。
MUSCLE GYOZA SOY ~ マッスルギョーザソイ
マッスルギョーザソイは、動物性食品や科学調味料を使っていない植物性タンパク質が豊富な餃子です。糖質や脂質も徹底的にカットされているので、ダイエット中でも餃子をたくさん食べたいという方におすすめですよ。にんにく不使用なので、外出前の食事でも気兼ねなく食べることができます。
MUSCLE GYOZA Veggie ~ マッスルギョーザ ベジ ~ 大豆ミート 使用
MUSCLE GYOZA Veggie ~ マッスルギョーザ ベジ ~ 大豆ミート 使用
こちらは上記のマッスルギョーザソイと同じ、大豆ミートで作った餃子です。こちらはヴィーガン対応食品なので、動物性食品を控えている方にもピッタリです。
一般的な餃子に比べ、カロリー34%オフ、糖質50%オフ、脂質40%オフ。このほかにもマッスルギョーザには、高たんぱくで低糖質、低カロリーなシソ風味味も販売されています。
大豆ミート 餃子 40個入
こちらは国産野菜と大豆ミートをたっぷり使った、ベジタリアン対応の大豆ミート餃子です。大豆ミートは独特の豆臭さがありますが、この商品は独自の手法で豆の風味や臭いを徹底的にカットしています。食物繊維が豊富で、こちらの餃子6つ食べると1日の食物繊維摂取量のおよそ半分を取ることができます。
マルコメ ダイズラボ 【大豆ミート】 大豆のお肉のぎょうざミックス
マルコメ ダイズラボ 【大豆ミート】 大豆のお肉のぎょうざミックス
こちらは大豆ミートで作る餃子の餡がたっぷり入った商品です。手作り餃子を作りたいけれど、材料を一から揃えるのは手間がかかる、そんなときにぴったりの餃子ミックスです。
お好みの野菜を入れてパッケージの上からよく材料をもみこみ、あとは餃子の皮に包むだけ。 あんを包む時は絞り出して使えるので手が汚れることもありません 。
アリサン もちもち皮のジャンボ餃子
こちらはプラントベースで有名なオムニミートをたっぷり使用した、植物性の餃子です。主な原料は大豆なのに、お肉のようなジューシーさも実感できます。冷凍食品なので食べたい時に食べる分量だけ焼くと、焼きたての熱い餃子が召し上がれます。1つのサイズがかなり大き目なので、1個食べるだけでも満足感がありますよ。
マルシンフーズ 大豆ミート餃子
マルシンフーズでは「お豆習慣シリーズ」を展開しており、こちらは肉の代わりに大豆ミートで作った美味しい餃子です。大豆ミートの粒サイズを食べやすい食感にして、より肉粒感をだしてあります。
キャベツをたっぷり加えてあるので、野菜の甘みも楽しめます。大きなスーパーで販売されていることもあるので、お店のほうもチェックしてみましょう。
まとめ
餃子は中華料理のなかでも日本人に人気があり、食べるとつい箸が止まらなくなる、という方も多いでしょう。しかし薄力粉や強力粉を使って作る餃子の皮は、どうしてもカロリーが高めです。そこで餃子の中身を大豆ミートにして、脂質やカロリーを控えるのがおすすめです。
しかも大豆ミートで作る餃子は肉で作る餃子とほとんど味が変わらないのもポイントです。カロリーや脂質を大きく抑えつつ、美味しさはそのままの大豆ミート餃子を、ぜひお試しください。
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