子どもの好きなレシピでお祝い!ヴィーガン対応、子供の日人気レシピを紹介
新緑の季節のお祝い行事として有名なのが、子供の日です。5月5日の子供の日はGWということもあり、通常であれば旅行などに行っておいしいものを食べることも多いでしょう。
しかし近年では新型コロナウィルスの影響もあり、GWでも出かけられないことがあります。
それならば、今年の子供の日は家で美味しい料理を作り、家族で子供の日をお祝いしてみてはどうでしょうか。今回は、ヴィーガン対応のおすすめ子供の日レシピを紹介します。
Contents
そもそも子供の日とは?
もそも5月5日は昔から「端午の節句」と言われており男の子の健やかな成長を願う日でした。それが戦争が終わって間もない1948年に「5月5日をこどもの日とし、子供の人格を重んじ子供の幸せを願うとともに、母に感謝する日」と定められたのです。これをきっかけに5月5日は男の子の日から、子供たちみんなをお祝いするという日に変わりました。
ただ3月3日がひな祭りで女の子をお祝いするため、やはり5月5日は男の子の日、というイメージはいまだ残っています。
なぜ「端午の節句」というのか
端午の節句は、奈良時代から続く古い行事です。名前の由来は、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、そもそも5月に限ったものではありませんでした。
しかし、午(ご)と五(ご)の音が同じことから、端午の節句はやがて5月5日のことになった、ともいわれています。
端午の節句は、もともとは病気や災いをさけるための行事だったそうです。菖蒲(しょうぶ)の花を薬草や酒にして飲んでいたところ、花や草の形が武士の言葉や道具に似ていることから、5月5日の端午の節句は男の子の日、というイメージが浸透していきました。
こいのぼりに込められた意味
こどもの日と聞くと、鯉のぼりをイメージする人も多いかもしれません。そもそもなぜこどもの日に鯉のぼりを飾るのでしょうか。
それはまだ子どもの生存率が低い頃、男児が誕生した場合「この子を守ってください」という願いを込め、神様に祈りを捧げる意味合いで、のぼりを立てたのがきっかけです。
そして「鯉」という魚は、強くて流れが速い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚です。たくましく元気に成長するよう、いまでは男の子がいる家庭の多くがこいのぼりを飾るようになりました。ちなみに五色の吹流しは、子どもの元気な成長を願い、悪いものを追い払うという意味が込められています。
子供の日に食べられるもの
子供の日に食べられるものとして、代表的なものは「柏餅」と「ちまき」です。
柏餅は、柏の葉でおもちを包んだものです。そもそも柏の葉には「新しい芽が出るまで落ちない」という縁起があり、たべることで「子孫繁栄」につながるという意味があります。
そして「ちまき」はたけのこの皮で包まれたおこわごはんなどを指します。これは中国で「無病息災」の縁起物としてちまきが食べられていたことから、日本にも縁起の良い食べ物として伝わってきました。
ただ、子供の日だからといって必ずしもこれら2つを食べた方が良い、ということはありません。お子さんの好きな料理を作って喜んでもらうことが、子供の日をお祝いするにはふさわしいでしょう。
子どもが喜ぶ!ヴィーガン対応、子供の日レシピ
ここからは、子供の日にぜひ作ってほしい、おススメのレシピを5つ紹介します。見た目が楽しめるものから、お子様と一緒に作れる簡単メニューもあるので、ぜひ5月5日に合わせて作ってみてください。
【端午の節句】お祝い兜飾り
まさに子供の日にふさわしい、かぶとの形をした見た目も華やかなレシピです。子どもの日に兜を飾るのは一般的でしたが、最近では兜を置くスペースがないことから五月人形を飾らない家庭も増えてきました。 ならば料理で兜を作ってみてはどうでしょうか。中身はポテトでできているので、栄養もたっぷりです。折り紙気分で料理ができるのも、このレシピならではのお楽しみです。
材料
- 春巻きの皮 3枚
- じゃがいも 1/2個
- にんじん 10g
- 植物油 適量
<A>
- ノンエッグマヨネーズ1大さじ
- 塩こしょう少々
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/20272/ |
あんころ餅
こちらは、ぜひ柏餅の中に入れて欲しい、手作りのあんこレシピを詳しく紹介しています。
あずきを炊くのは通常だと時間が掛かりますが、今回は炊飯器を使って手間や時間を省いています。自分好みの固さに練り上げられるので、お子様と一緒に作っても美味しいでしょう。焼いたお持ちにかけて食べるのもの良し、白玉団子を作って本格的な柏餅に仕上げるのも良いでしょう。子供の日のおやつにもピッタリです。
材料
- 小豆 200g
- 水1回目 600cc
- 水2回目 200cc
- ラカント 100〜140g
- 塩 少々
- 餅や白玉団子などお好みで
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/22533/ |
炊飯器で♪お豆入りさつま芋餡のおはぎ
おはぎは春のお彼岸で食べられることが多い、縁起の良い食べ物です。ご先祖様と自分たちの心を「合わせる」という意味もあることから、ぜひ端午の節句にも作ってほしいレシピです。今回はミックスビーンズとさつま芋で餡を作り、やさしい甘さに仕上げました。
黒米でほんのりと色付いたご飯のプチプチとした食感と、あっさりとしたさつま芋餡が楽しめる1品です。美味しいおはぎで、お子様の成長を、家族みんなでお祝いしましょう。
材料
- 白米 1/2合(75g)
- もち米 1/2合(75g)
- 黒米 大さじ2
- 水 適量
【豆入りさつま芋餡】
- ミックスビーンズ 1袋(70g)
- さつま芋 1本250g(正味:180g)
- ☆キビ砂糖 大さじ3
- ☆みりん 大さじ1
- ☆塩 1つまみ
- 水 適量
- ★きな粉 30g~
- ★キビ砂糖 小さじ1
- ★塩 1つまみ
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/sweets/35272/ |
飾りいなり(鯉のぼり)
こちらは、端午の節句のお祝いにぜひ作ってほしい、こいのぼりをイメージした飾りいなりです。一見難しそうに見えますが、薄く切ったキュウリやラディッシュを使えば、可愛らしいこいのぼりが簡単に作れます。デザインはお好みでアレンジできるので、ぜひお子様と一緒に作ってみてください。
一口サイズのかわいい鯉のぼりは、できあがった後に食べるのがもったいないほど。家族みんなで飾り付けを一緒に楽しみながら、お子様の成長をお祝いしましょう。
材料
- 白ごはん 1合分
- 油揚げ 3枚
- きゅうり 1/4本
- ラディッシュ 2個
- にんじん 20g
- 焼き海苔 少々
〈すし酢〉
- 米酢 大さじ4
- きび砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1
〈A〉
- 水 100cc
- 顆粒昆布だし 小さじ1/2
- きび砂糖 大さじ1
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/17288/ |
たけのこちらし寿司
たけのこは育ち方がまっすぐな為 、子供にもまっすぐ育ってほしいという意味が込められた食材です。端午の節句にはちまきの皮として使われることが多いですが、たけのこを主食としたちらし寿司もおすすめですよ。
子供の日と筍の旬は重なるので、美味しいたけのこ料理として楽しめるでしょう。 たけのこはちらし寿司でいただくと、たけのこごはんとはまた違った味わいを楽しめます。見た目も華やかな主食、ぜひ子供の日のパーティーメニューとして活用してください。
材料
- 米 2合
- 水 400ml
<寿司酢>
- 酢 50ml
- きび砂糖 大さじ1.5
- 塩 5g
<具材>
- たけのこ 80g
- にんじん 30g
- 干し椎茸 3枚
- かんぴょう(市販)30g
<煮汁>
- 干し椎茸の戻し汁 150ml
- 顆粒昆布だし 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- きび砂糖 大さじ1.5
<トッピング>
- 刻みのり 適量
- 絹さや 6枚
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/81739/ |
まとめ
子供の日は男の子の日というイメージもありますが、正確には男女を問わず子どもをお祝いする1日です。今回紹介したメニューはもちろん、ヴィーガン対応のカレーやピザなどのパーティーメニューを作り、華やかな食卓を楽しむのも良いでしょう。子供の健やかな成長を願う子供の日、ぜひお子さまの好きな料理を作り、家族みんなで楽しい時間をお過ごしてください。
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