回復食が感動するほど美味しい!ファスティング後の食事は何を食べるべき?

ファスティングが成功するかどうかは、断食後の「回復食」で決まります。ファスティングは断食というイメージが強く、何も食べない間が辛いように見えますが、実は断食後の復食の方が辛いという人も多いのです。抑えきれない食欲と向き合い、復食をどう食べるかにより、成果には大きな違いが出ます。

今回は、ファスティング後の回復食はどのようなものを食べれば良いのか、その具体的なレシピや材料について詳しく紹介します。

回復食とは断食後に摂る食事のこと

ファスティングでは、短いものであれば1食、長いと3日間以上におよぶ断食をします。すっかりお腹が空いたところで食べられるのが「回復食」です。「断食をしたのだから何を食べても良い!」そう考えて回復食は好きなものをたくさん食べてしまう人もいるでしょう。しかし、そこで急激に栄養を摂ってしまうと、胃腸がビックリしてトラブルを起こし、飢餓状態になった体は栄養を急激に吸収し、太ってしまうこともあるのです。

復食は遭難後の食事ともいえる

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断食をした後の回復食は、遭難して何も食べらず、救助されてやっと何かを口にできた状況に似ています。例えば、遭難して1週間何も食べられずに発見された場合、まずは病院で点滴などを行うでしょう。その後メディカルチェックをして体に異常がなければ、重湯といった流動食から徐々に食べられるようになります。

ファスティングにおいても体の状態は遭難者に近いともいえ、特に長期間にわたるファスティング後にいきなり固形物を大量に食べることは厳禁です。基本的には体に支障が生じないよう、重湯から少量ずつ摂ることが大切です。

ファスティング後の回復食はびっくりするほど美味しい

ファスティングは瞑想の一種ともいえ、一定期間食事を摂らないことにより五感がさえわたります。食べないことで味覚は研ぎ澄まされ、復食で食べるひと口目のおかゆは、これまで食べたことがないような美味しさを感じるでしょう。瞑想のなかには断食をすることにより本来の味覚を取り戻し、普段何気なく食べている食事のありがたみを感じるためのプログラムもあります。

断食をしたあとの食事は、何であれビックリするほど美味しいです。ただ注意したいのは、その美味しさにつられてドカ食いをしないようにすることです。

ヴィーガンを実践している人なら安心

回復食はヴィーガン料理として活用されていることも多いです。

ファスティングにおける回復食のレシピはさまざまありますが、基本的に「野菜・豆類・キノコ類・穀物類・海藻類・納豆などの発酵食品」であれば回復食に適しています。これらの食材は胃に負担をかけることなく、断食後の空っぽな胃に入っても胃腸トラブルが起きることは少ないのです。

また、回復食に肉や魚はおススメできません。これらのことから、普段から植物性食品を中心に摂るヴィーガンの食事は、回復食に適しています。

復食は水分からスタート

ファスティングにおける回復食は、水分が多いものからスタートすることが大切です。特に3日以上における長期間の断食では、胃腸の機能がほとんど働いていないため、いきなり固形物を食べると胃腸が驚いてします。

まずはおかゆの一番水分が多いものである重湯や、味噌汁のうわずみなどをゆっくりと食べるようにしましょう。以下は、回復食の一例です。

回復食は断食後およそ3日間にわたって胃腸にやさしいものを摂る必要があります。表を見ると、はじめは水分中心の回復食ですが、食事の回数を重ねるごとに一般的な食事に戻っていくことがわかります。また回復食の基本は和を中心にしたものが良いでしょう 。

味噌汁や野菜スープがあると便利

回復食として、具沢山のお味噌汁や、野菜スープなどをあらかじめ用意しておくと便利です。最初の回復食は、味噌汁の上澄みや、野菜スープの具なしエキスなどを食べると良いでしょう。そして次からは、具だくさんのお味噌汁や、野菜スープも徐々に食べることができます。

回復食で失敗しがちなのは「食欲が勝ってつい食べ過ぎてしまった」ということです。これは料理を作る過程でも起きてしまうので、あらかじめスープや味噌汁を多めに作り「今日はこの味噌汁しか食べない」 と決めておくと、回復食を作るのも便利です。

おすすめの野菜スープはこちら

炊飯器で作る♪ごろごろ野菜と大麦のカレーポトフ

大きめにカットした野菜と大麦を炊飯器に入れてカレー風味のポトフにしました。

炊飯器で調理することで火加減を気にせず、煮崩れしにくいポトフが作れます。大きめの野菜も柔らかくなり、とても食べやすくなるんですヨ。

カレー粉と生姜のおかげもあって体がぽかぽか温まる優しい味わいのスープ煮です。お好みでパンとご一緒にお召し上がりください☆

作り方はこちら→https://vegeness.com/recipe/western-food/15793/

豆腐は復食にピッタリ

回復食の材料としておススメしたいのが豆腐です。豆腐はたんぱく質がたっぷりと含まれており、消化が良いため空っぽの胃腸を刺激することもありません。また、ローカロリー―なのに食べ応えもあるので「もっと食べたい!」という気持ちを抑えてくれます。ちなみに豆腐に含まれている栄養は

  • たんぱく質
  • カルシウム
  • レシチン…脂質代謝をサポートする
  • サポニン…脂肪の蓄積、活性酸素の働きなどを防ぐ効果がある

といった栄養が凝縮されています。また、豆腐は和洋中といろいろなレシピがあるのも魅力ですね。回復食として作りやすい豆腐レシピはこちらがおすすめです。

しょうがネギダレ焼き豆腐

ネギとしょうがで、さっぱりしたい夏向け焼き豆腐です。

ネギと豆腐に焼き目をつけることで香ばしさがアップし、より食欲をそそります。

作り方→https://vegeness.com/recipe/japanese/31504/

回復食における注意点

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最後に回復食における注意点を紹介します。これまで何度も述べているように、お腹が空いているからといって回復食を一気に食べてしまうと、それまでのファスティング効果が無駄になってしまいます。特にダイエット目的でファスティングをした場合、回復食で食欲に任せるままドカ食いしてしまうと、かえって体重を増加させてしまうのです。まずは水分を中心とした回復食を少量ずつ食べていきましょう。そして、回復食は次の点においても注意が必要です。

いきなりの大食いは腸閉塞などのリスクも

ファスティングは回復食がいかに重大であるか、これまでも何度も説明してきました。リバウンドや体重増加につながるのはもちろんですが、最も恐ろしいのは「腸閉塞」といった病気です。

長期間に及ぶファスティングの場合、3日以上胃腸が働いていないといったケースもあります。ほとんど胃腸が働いていないのに、そこに大量の食べ物が入ってくると、胃腸は消化吸収の働きに対応することができません。最悪の場合、腸の中で食べ物や消化液などの内容物は流れが止まってしまうのです。こうしたリスクもあることから、回復食は慎重に少量ずつ摂取しなくてはなりません。

家族がいる人は協力してもらう

回復食の失敗とは、いきなり普通の食事をたくさん食べてしまうことです。そうなってしまう原因の1つに「家族の存在」があります。

まず、子どもとして親に料理を作ってもらう場合「断食が済んだから親が用意してくれた食事をしっかりと食べたい!」ということがあるでしょう。そして、親がファスティングをしている場合「子どものごはんはしっかりと作らなくてはならない」という責任感があります。そのためたくさん料理を作り、自分も家族と一緒にたくさん食事をしてしまうのです。

ファスティングにおいては、家族の存在が原因でドカ食いをしてしまうことも多いです。そうならないためには「自分の食事は1週間別メニューにする」などと宣言し、自分の分の食事は自分で用意してもらうなど、家族にも協力してもらいましょう。

まとめ

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ファスティングの回復食は、まずは水分を中心とした味噌汁などからはじめ、徐々に普通の食事に戻すことが大切です。はじめの回復食で急激な食欲に襲われることもありますが、それに負けず、少量ずつ食べることも意識しましょう。

ファスティングが成功するかどうかは回復食がカギを握っています。あらかじめ回復食用のスープなどをたくさん作り、本格的な断食と同じように計画性を持って食べるようにしましょう。

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