大豆ミートでパスタを楽しむ!美味しい大豆ミートの麺レシピ8選
さまざまなアレンジに使える大豆ミートですが、なかでも麺類の材料として使うのはおすすめです。大豆ミートはヘルシーな素材なので、糖質が気になる麺類に使うことでカロリーをコントロールすることができるからです。ここでは大豆ミートを使って作る美味しい麺類のレシピ紹介、そして麺と大豆ミートを組み合わせるメリットについて詳しく紹介します。
Contents
大豆ミートは麺類と相性が良い
麺類にはさまざまな種類があります。日本人にはお馴染みのそばやうどん、そしてパスタやラーメン、ビーフンなど、数えるとキリがないほど麺の種類は豊富です。
そして、和洋中多くの味付けにアレンジできる大豆ミートなら、どの麺料理とも相性が良いです。麺のトッピングに加えるものがない、そんなときは大豆ミートがあればとても便利です。まずは麺料理に大豆ミートを使うメリットについてみていきましょう。
麺類はカロリーが高いが大豆ミートなら安心
麺類と聞くと、気になるのがそのカロリーです。多くの麺類には糖質が含まれているため、1人分のカロリーは100㎉を超えます。以下はうどん、そば、パスタで比較したカロリーや含まれる炭水化物の量です。
カロリー | タンパク質 | 炭水化物 | 食物繊維 | |
うどん | 105㎉ | 2.6g | 21.6g | 0.8g |
そば | 132㎉ | 4.8g | 26g | 2g |
パスタ | 185㎉ | 5.4g | 32g | 1.7g |
カロリーだけを比較するとパスタが最も高いことが分かります。ただ、食物繊維の含有量パスタが最も高いので、一概にパスタだけが太りやすい麺類とはいえません。
ちなみに、これらの栄養素はあくまで麺のみを茹でたときのカロリーです。これに肉類などをトッピングするとさらに脂質が増え、総カロリーはさらに増えます。例えば、卵、生クリーム、ベーコンなどが入ったカルボナーラの1皿のカロリーはおよそ750㎉もあります。麺類はトッピングや味付けによって非常に太りやすい料理になってしまうのです。
大豆ミートならヘルシーに麺類が楽しめる!
麺類は種類によって製法に違いがあり、それぞれのカロリーにも違いがあります。またカルボナーラのように脂質や糖質の多いソースでパスタを食べてしまうと、カロリーアップは否めません。
しかし大豆ミートを使った麺料理なら、ヘルシーかつ満足感の高い1品ができます。例えばミートソースで使われる鶏そぼろ肉100gにおけるカロリーは、およそ161kcalです。それに対し、大豆ミートのそぼろ肉はおよそ100kcalであり、肉よりも食物繊維を豊富に含みます。しかも大豆ミートの味付けはアレンジが無限にあるので、パスタや中華、うどんやそうめんなど、どの麺類でもうまくアレンジすることが可能です。
麺の量を減らせばダイエットにも役立つ
人が太ってしまう理由はさまざまありますが、最も大きな原因は糖質の摂取です。例えばパスタは糖質が多い麺類ですが、それに生クリーム・ベーコン・チーズといったカルボナーラソースをかけるとたくさんの脂質がプラスされ、さらに太りやすくなります。
そこでダイエット中の人は、パスタソースを脂質の少ない大豆ミートで作ることがおすすめです。大豆ミートの原料は大豆です。そもそも大豆は糖質含有量が少なく低糖質であるため、ダイエットには最適な食材です。そのうえで麺の量を少量にすれば摂取する糖質の量も抑えられるため、緩やかなダイエット効果に期待できます。
現在色んなメーカーから大豆ミートが販売されています。スーパーで取り扱っている物からネット通販で手に入る物まで種類も様々。こちらの記事ではネット通販で販売されている大豆ミートを中心にご紹介しているので、お近くのスーパーで手に入らないという方はぜひ参考にしてみて下さい。
大豆ミートで作る麺レシピ8選を紹介
ここからは、大豆ミートを使って作る麺料理のレシピを紹介します。大豆ミートの原料である大豆には現代人が積極的に摂りたい、食物繊維やカルシウム、鉄分や葉酸などが豊富に含まれています。麺料理を作る際はぜひ大豆ミートを活用し、栄養たっぷりな1皿に仕上げてください。
大豆ミートの肉味噌
まずは大豆ミートの肉味噌が味の決め手となる、美味しい肉味噌うどんの紹介です。ミンチタイプの大豆ミートを使えば、簡単にそぼろ肉が完成します。今回はうどんとよくマッチした風味豊かなショウガ入りの肉味噌を用意しました。肉味噌はうどんに限らず、とうふやごはんといった食材にも 良く合うので、ぜひいろいろな食材と一緒にお召し上がりください。
材料
- 大豆ミート 100g
- 長ネギ 10cm
- おろししょうが 1片分
- 植物油 大さじ1
- うどん 人数分
- 大葉 4枚
- 水溶き片栗粉 大さじ1~2
<調味料>
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 水 100ml
素麺deチリトマトヌードル☆
白菜や人参、ピーマンなどたくさんの野菜と大豆ミートをたっぷり使ったチリトマトヌードルの紹介です。チリパウダーや豆板醤が効いているので、冷えた体をしっかりと温めてくれますよ。冬の寒い時期はもちろん、夏のエアコンで冷えた体にもぴったりの一皿です。ピリッとした辛みのある素麺をお楽しみください。
材料
- 素麺 1束
- 水 400ml
- ホールトマト 150g
- ☆チリパウダー 小さじ2
- ☆豆板醤 小さじ1
- ☆おろしにんにく 1片分
- ☆顆粒昆布だし 4g
- ☆塩 2つまみ
- 乾燥大豆ミート 10g
- 白菜 40g
- 人参 30g
- ピーマン 1/2個
- オリーブオイル 小さじ1
大豆ミートの和風パッタイ
タイ料理で有名なパッタイですが、ここでは日本人の口に合うようアレンジされた和風焼きそばに仕上がっています。コレステロールを下げる作用のあるお酢を加え、よりヘルシーかつ美味しく仕上がっています。
今回使われている米麺はライスヌードルと呼ばれる平たい半透明の麺です。ビーフンで代用することもできるので、お好みの麺でアレンジしてみてください。
材料
- 米麺 100g
- キャベツ 50g
- もやし 70g
- 大豆ミート 大さじ1
- 青ネギ 4~5本
- パプリカ 小1/6個
<下味>
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 塩 2g~
- 酢 小さじ1
- コショウ 適量
- 油 適量
<その他>
- 厚揚げ 1パック
- ターメリック 適量
- 塩 少々
大豆ミートのジャージャー麵
大豆ミートを使って作るお手軽なジャージャー麺の紹介です。今回は蒸し麺を使うことで時短で完成するお手軽レシピになっています。 大豆ミートを茹でて戻しつつ調味料を加えるので、しっかり味が付いたジューシーな肉みそが完成します。使う野菜はお好みでアレンジしてもOK。お好みで豆板醤を加えれば、食欲のアップする辛みの効いた1皿が完成します。
材料
- 大豆ミート 大さじ2~3
- きゅうり 1/2本
- ネギ 適量
- 市販の蒸し麺 1袋
<A>
- ☆醤油 大さじ2
- ☆味噌 大さじ2
- ☆酒 大さじ1
- ☆きび砂糖 小さじ2
—————————
- 水 適量
- ごま油 適量
- 豆板醬 お好み量
大豆ミートとキャベツたっぷりのチャプチェ
チャプチェは、ゴマの香りが効いた野菜と春雨の炒めものです。韓国料理ではお馴染みであり、ヘルシーかつ多くの栄養が摂れるレシピとして日本でも人気があります。ここでのメインメニューは大豆ミートとキャベツと春雨です。ピリ辛に炒めた春雨が美味しく、そぼろ大豆ミートの味ととてもマッチします。ごはんやおつまみにもぴったりの一品です!
材料
- 大豆ミート 50g
- 春雨 40g
- キャベツ 1/4玉
- ねぎ 1本
- パクチー 適量
- 昆布出汁 200ml
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 塩 適量
- コショウ 適量
<漬けダレ>
- 醤油 小さじ1
- 酒 小さじ1
- ニンニク すりおろし少々
- コチュジャン 小さじ1/2
大豆ミートとしめじのキムチパスタ
フィレかブロックタイプの大豆ミートをたっぷり使い、食べ応えのあるパスタを完成させました。キムチをたっぷり加えることで辛みと酸味が増し、食べやすい辛さのパスタに仕上がっています。
しめじや昆布だしの旨味も効いた味わい深いパスタです。お腹いっぱいパスタが食べたいといときも、こちらのレシピはおすすめです。
材料
- 水 1リットル
- 塩 大さじ1
- 大豆ミート 30g
- スパゲティ 80g
- オリーブオイル 小さじ2
- キムチ 120g
- しめじ 1/2株
- 昆布だし醤油 小さじ1
貧血予防!大豆ミートと黒きくらげ和風パスタ
大豆ミートときくらげを使った健康効果に期待できる和風パスタです。とくに黒きくらげを使うと水溶性食物繊維、鉄、カリウムなどの栄養がたっぷり摂れるので、美容作用や貧血改善に期待できます。
大豆ミートを使ってタンパク質を摂り、薬膳でも使われることの多い黒きくらげを使って貧血改善やアンチエイジング効果を目指しましょう。
材料
- 黒キクラゲ 1パック
- 大豆ミート 大さじ2
- 茗荷 1個
- すり生姜 少々
- ズッキーニ 適量
- 刻み納豆 適量
- パスタ 120g~
<調味料>
- 醤油 大さじ1~
- 酒 大さじ1
- 水 400cc~
<その他>
- クコの実 少々
- 松の実 少々
- オリーブオイル 適量
- 塩 適量
- 薄口醤油 適量
栄養たっぷり!時短パスタ
最後は忙しいときにパパっと作れる時短パスタの紹介です。パスタを茹でると同時に大豆ミートも水で戻しておけば手間なく下処理ができますよ。しめじやトマト、キャベツやコーンといった彩り豊かな食材を使うので見た目もキレイな1皿が完成します。ヘルシーなパスタですが大豆ミートを加えることでボリュームがアップします。
材料
- しめじ 1/2パック
- プチトマト 5個
- キャベツ 4枚
- コーン缶 適量
- 大豆ミート 30g
- オリーブオイル 小さじ1
- ポン酢 大さじ1
- 醤油 少々
- パスタ 50g
まとめ 大豆ミートでヘルシーな麵料理を楽しもう
いろいろな味付けでアレンジができる大豆ミートは、麺料理との相性がとっても良いです。とくに麺料理を食べたいけれどちょっとカロリーが気になる…といった人には、大豆ミートでのアレンジがおすすめです。カロリーが少ないうえにタンパク質や食物繊維が豊富な大豆ミートなら、麺料理にトッピングしても太りにくくヘルシーに食べられます。ぜひ大豆ミートを多くの麺料理にアレンジし、美味しく食べていきましょう。