ファスティングに眠気はつきもの?眠気対策とさまざまな好転反応について

ファスティングを始めた人の中には「断食中に眠くなった」という声も多いです 。ただ眠気がするだけなのなら良いのですが、眠気とともに頭痛がしたり、吐き気やふらつきといったやや心配な症状が出る場合もあります。

こうした症状が出ているのに、ファスティングは続けても大丈夫なのでしょうか。 今日はファスティングと眠気の関係について詳しく見ていきましょう。

ファスティング中に眠くなることは多い

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ファスティングを始めると眠気に襲われることは多いです。これは断食により体がエネルギー消費を抑えるためです。

通常であれば私たちの体は食べ物を食べることにより、エネルギーを消費して活発に動こうとします。しかしファスティング中、つまり断食中は食べ物によるエネルギーを取ることができません。これにより自然と体はエネルギー消費を抑えるため、活発に動けなくなります。これにより眠気が出て、体のだるさを感じたりするのです。

また、ファスティング中は低血糖に陥りやすく、それによる眠気も考えられます。低血糖による眠気はふらつきや頭痛が生じることも多く、酵素ジュースなどで栄養を摂ることも大切です。

眠くなるのはファスティングが成功している証

ファスティング中の眠気は、体が必死に余計なエネルギーを放出させないようにしているといえます。つまりファスティング中に眠くなるのは、ファスティング自体が成功している証拠ともいえるでしょう。

またファスティングによる眠気を感じるのは、断食の後半が多いです。2日間に及ぶファスティングを実行すると、初日よりも2日目に眠気のピークがきます。これは、ファスティング2日目の方が体は余計にエネルギーをため込もうとして、省エネになるからです。 

眠気は好転反応の1つ

ファスティング中の眠気は好転反応の1つといえます。ファスティングは断食をすることにより体内に溜まった毒素を排出する効果があり、そのときに眠気や頭痛といった形でさまざまな症状が現れます。

【好転反応の種類】
・眠気
頭痛
寒気
下痢
集中力の低下 など

このような症状は、風邪の引き始めや体調を崩したときに現れるものと似ています。そのため、ファスティングをして眠気や頭痛が現れたら体に悪いと考え、やめてしまう人も多いのです 。

しかしそれは非常にもったいないです。好転反応が現れる時は、体の中の悪いものが排出されている証拠と考えましょう。無理は禁物ですが、眠気が出ても継続してファスティングを続けた方が成果が出るといえます。

ファスティング中の眠気対策

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ファスティング中に眠気が出てどうしようもないとき、いくつかの対策方法もあります。特に眠気があっても仕事や子育てなどで休めない場合は辛いですよね。ここらかは、ファスティング中の眠気対策について見ていきましょう。

可能ならそのまま眠るのが一番

ファスティングに眠気が起きたとき、可能であればそのまま眠ってしまうのが一番良いです。眠ることは空腹を紛らわせるのにも一番良いですし、省エネモードになった体をいたわることもできます。

ファスティングを実行するのは仕事が休みの日が良いといわれています。それは、このように眠気をはじめとした好転反応がさまざま出るので、家でゆっくりと休める時を狙って実行したほうが、辛くないからです。30分でも横になる時間があれば、眠気に任せてお昼寝しましょう。

酵素ジュースなどでエネルギー補給を

眠気があるけれど寝てはいられないとき。そんなときは酵素ジュースなどを少量飲んでエネルギーを補給しましょう。断食でエネルギーが補給されないと体は眠気に襲われますが、少量でもエネルギーを与えると体は活動的になり、眠気を抑えることができます。

また、酵素ジュース以外でも次のようなエネルギー補給をするのは可能です。

  • 黒砂糖
  • ナッツ類
  • フルーツ

ファスティング中は糖分を控えるのが鉄則ですが、黒砂糖に関しては別です。特に有機栽培で作られた添加物の含まれていない黒砂糖には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。少しかけらを口にするだけでもエネルギーが補給され、酵素ジュースと同じような効果があります。

ただ、どの食材にせよ食べ過ぎは禁物です。そして、口にするのと同時に水分もしっかりと補給しましょう。 

軽い運動もおすすめ

眠気で辛い時は体を動かすのもおすすめです。ただ、筋トレなどのハードな動きは低血糖を起こすため控えましょう。

眠気対策としての運動は有酸素運動があっています。ただ断食中のジョギングは熱中症などのリスクもあるため控えるべきですが、軽いウォーキングなら大丈夫です。眠気対策として少し散歩に行く、コンビニへ水を買いに行くなど、軽い運動は頭をスッキリさせてくれます。

また、わざわざ運動をしなくても、意識して家事をすることも眠気対策になります。掃除や洗濯などはもちろん、普段はなかなか行わない雑巾がけなどを取り入れてみてはどうでしょうか。眠気が飛ぶのと同時に、部屋がキレイになるというメリットもあります。

コーヒーなどのカフェインはNG

眠気対策に有効なカフェインですが、ファスティング中にカフェインを摂るのはNGです。

カフェインは食事をしている時であれば問題ないのですが、断食中にカフェインを取ってしまうと胃や腸を刺激してしまうからです。

空腹時にカフェインを摂ると、消化機能を休ませている内臓に負担がかかり、刺激を与えてしまいます。そのため眠いからといってコーヒーや緑茶、紅茶といったカフェインの含有量が多い飲み物を取るのはやめましょう。ちなみに水分を多くとることも、眠気対策には有効です。カフェインが含まれていない麦茶やほうじ茶なども、ファスティング中には飲んでも構いません。

こんな眠気には要注意

ファスティングで眠気に襲われるのは多いのですが、断食を終え回復食を食べた後に激しい眠気に襲われる場合は要注意です。またファスティングの眠気は好転反応の一つですが、その後に絶対眠ってはいけない場面がある場合は、ファスティングを中断した方が良いです。これらは一体どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。 

回復食でやたら眠くなる

回復食でやたら眠くなるのは糖質の摂り過ぎによる血糖値の上昇が考えられます。本来であれば、回復食は野菜スープやおかゆなど、血糖値の上昇を抑えるメニューにしなくてはなりません。しかし、次のような食事を回復食で一気に食べると、血糖値スパイクが起き、激しい眠気に襲われることがあります。

【回復食で食べてはいけないもの】
・定食や丼ぶりなど、いきなり普段の食事の量に戻す
揚げ物や肉類など糖質が多いもの
大量のごはんやパスタなど、たくさんの炭水化物

ファスティングにおいて回復食は非常に大切なものです。断食を終えた後の胃腸を優しく保護するためにも、胃に優しいものを食べなくてはなりません。また回復食でいきなりたくさんのものを食べると激しい眠気が起きることも多く、危険です。回復食は断食の続きと考え、以下のようなレシピを参考に少量ずつ食べるようにしましょう。

ニラとしめじのあっさり中華スープ

むくみや疲労回復の効果がある、ニラとしめじのあっさりしたスープです。糸寒天をひとつまみ入れて食物繊維をプラスし、さらに免疫力アップです。

作り方はこちら→https://vegeness.com/recipe/chinese/22275/

運転の予定がある場合は中断を

ファスティングによる眠気は、交通事故を起こすほど眠いというケースは少ないです。しかし好転反応により、眠気以外にも判断力の低下やだるさが生じるため、運転をする予定があるのなら、ファスティングは控えましょう。

ちなみにイスラム教で行う断食のラマダンでは、断食によって注意散漫や眠気が生じ、交通事故が普段より多く発生してしまうそうです。運転に限らず、何かに集中しなくてはならないときや大切な用事があるときなどは、ファスティングを控えた方が良いでしょう。 

まとめ

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ファスティング中の眠気は好転反応の一種であり、正しくファスティングが行われている証拠とも言えます。始めた頃は辛いかもしれませんが、ファスティングの後は反対に頭がすっきりし、深い睡眠が取れるというケースも多いのです。

どうしても眠気が収まらない時は酵素ジュースなどを少量ずつ飲み、エネルギーを補給することが大切です。うまく好転反応と向き合い、ぜひファスティングを成功させましょう。

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