ファスティングは食事内容が大切!断食中に食べて良いものとは?

ファスティングは一定期間食事を取ることをやめる断食です。しかし、その断食期間が終わったあとに、何でも好きなものを食べ続けるとファスティングをした意味がありません。

ファスティングは一定期間胃の中を空っぽにすることにより、体内の毒素を排出する効果があります。それまで摂取していた食品添加物や脂肪酸などもデトックスで排出できるため、体の内外からキレイになるのです。

その作用を高めるためには、ファスティング中と、それが終わったあとのの食生活に気を付ける必要があります。今日は、ファスティング中に食べて良いものや、終わった後の食事における注意点などを見ていきましょう。

ファスティング中に食べて良いものとは?

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ファスティングを行っている間は、基本的に断食なので、固形物を食べることはできません。その代わり次のような水分補給は可能です。

 

  • 常温の水
  • 白湯
  • ノンカフェインのお茶(麦茶など)

そしてどうしてもお腹が空いて仕方がない時は、次のような形で栄養補給をしても良いでしょう 。

  • ファスティングジュース(酵素ジュース)
  • 豆乳
  • 少量のフルーツ
  • ナッツ類

断食中に固形物を食べるのは NG ですが、朝食を抜くだけの半日ファスティングにおいては、小腹が空いたときに「フルーツ」や「ナッツ類」を食べるのはOKです。いずれも少量であれば血糖値を上げる心配がなく、カロリーも少ないことからフルーツの場合は水分補給にもなります。ただ、半日ファスティングであっても、断食中はフルーツとナッツ以外のものは食べてはいけません。

ファスティングは断食前後の食事が重要

ファスティングを実践する人の多くはダイエット目的でしょう。しかしファスティングによるダイエットは、断食以外の食事が原因で失敗してしまうことが多いのです。

例えば、朝食を抜かして16時間の空腹時間を作る半日ファスティングでは、反対に言えば「1日のうち8時間以内であれば好きなものを食べて良い」というように見えます。 これにより「朝食を抜かしたから昼と夜はガッツリ食べよう!」といった行動してしまうと、体重はなかなか減りません。16時間空腹時間を作ったからこそ、その後は胃に優しくてカロリーの低いものを取らないと、ファスティング効果は出ないのです。

糖質は病気の原因に

ファスティング前後の食事で取ってほしくないものとして「糖質」があります。糖質というと、甘いお菓子やフルーツをイメージするかもしれませんが、実際にたくさん糖質が入っているのは「ごはん」や「ラーメン」といった炭水化物です。

私たちの脳は、糖質を取れば取るほど毎日糖質を求めるようになっています。例えば一度大盛りのラーメンを平らげることができると、その次からも大盛りラーメンを食べないと気が済まなくなってしまうのです。こうして体が求めるがまま糖質を食べる生活を送ると、体重は年々増え続け、体にも毒素が溜まり病気になりやすくなります。ファスティングの断食では、終わったあとにごはんを食べることは禁止されていないものの、やはり量を守らないと効果がなくなってしまいます。糖質はある程度考えながら取る必要があるでしょう。

ファスティングに特におすすめしたい食材

healthy or unhealthy food. Concept photo of healthy and unhealthy food. Fruits and vegetables vs donuts and fast food

ファスティングにおける食事は、断食が終わったあとの食事が何より重要です。断食後にお腹が空いたからといって、たくさんの炭水化物やハイカロリーなものをとると、ファスティング効果はほとんどなくなってしまいます。

そこで、おすすめなのが胃に優しくてローカロリーな食事です。それはスープや雑炊などがありますが、なかでも次に紹介する食材は体の毒素を排出するのに役立ちます。ファスティング中はぜひ次の食材を意識してとるようにしましょう。

食物繊維が豊富「玄米」

玄米は、一般的な白米に比べると食物繊維が豊富に含まれています。そのためファスティング後の食事を玄米にすると、腸内環境が整い、デトックス効果が高まります。また、玄米に含まれているイノシトールやガンマオリザノールは、体の解毒器官とも呼ばれている肝臓の働きをサポートしてくれます。主食を白米から玄米に変えるだけで、ダイエットやデトックス効果が高まるできるでしょう。 

梅流しと呼ばれるデトックス効果「梅干し」

梅干しは、古くからファスティングに作用する栄養食品として注目されてきました。とくに2日間断食をした後、大根とともに梅干しを入れて煮詰め、つぶした「梅湯」を飲むことにより大きなデトックス効果があるといわれています。これを「梅流し」といい、腸内環境を整える効果が高い健康方法として有名です。また、梅干しには豊富な天然由来のクエン酸が含まれており、元々解毒効果が高い食べ物として注目されています。空腹時にいきなり梅干しを食べるのは胃に刺激を与えて塩分過多になってしまうので、おかゆと一緒に少量ずつ食べるのがおすすめです。

乳酸菌が豊富な「ぬか漬け」

ぬか漬けは、日本古来の伝統食品です。ぬかで漬けた野菜は乳酸菌が豊富に含まれており、ファスティング後の腸内環境を整えるのに役立ちます。また、いろいろな野菜をぬか漬けにして食べることにより、たくさんのビタミンやミネラルが摂れるのも魅力です。無農薬のぬか床と、天然塩を使ったぬか漬けであれば、さらに体の解毒作用が高まるでしょう。回復食として食べる際は、20回以上噛んで胃に負担をかけないよう気を付けましょう。

腸内環境を整える「納豆」

納豆にはナットウキナーゼという、腸内細菌の働きを高める納豆菌が含まれています。ファスティング後に積極的に納豆は食べることにより、便秘の解消やデトックス作用が促され、ファスティング効果を高めることができるでしょう。また、納豆は大豆を煮てできる食品です。ファスティング後の体に大豆は重要な栄養素となるので、積極的に食べていきましょう。

旬の野菜を中心に取り入れよう

Man farmer with homemade vegetables in his hands. Selective focus.

スティング後の食事において、中心となって支えてくれるのが野菜です。野菜はカロリーを気にすることなく、食べることでビタミンやミネラルを豊富に摂取できるので、積極的に体に取り入れていきましょう。

旬の野菜は栄養価が高い

ただ、1つ覚えておいてほしいのが「旬の野菜」を取り入れることです。東洋医学において、夏の野菜には体を冷やす作用があり、冬の野菜には体を温める作用があるといわれています。例えば寒い冬に、ビニールハウスで作られたキュウリやトマトを食べてしまうと、体が冷えてしまうのです。その季節に育った野菜を食べる事こそ、野菜の栄養価を高めることにつながります。

発酵食品もファスティングに最適

ファスティング前後には胃に優しいものを意識してとることが大切です。そのなかでも、日本古来からある発酵食品は、腸内環境を整える作用が高くおススメです。

  • 味噌
  • 醤油
  • 塩こうじ
  • ぬか漬け
  • 納豆

これらの発酵食品には乳酸菌や麹菌などがたくさん含まれており、微生物の働きによってうまみが引き出されています。私たち日本人の胃腸は、これらの古来からある発酵食品を積極的に摂ることにより、腸内環境が整い、健康になれます。スープであってもコンソメやカレーなどの化学調味料を使ったものより、味噌を使った味噌汁が体に合っているのです。ファスティング後の食事を何にしようか迷ったときは、これら発酵食品を思い出し、ぜひ食卓に添えてみてください。

 まとめ

 

ファスティングは断食を続けることよりも、断食後の食事に気を付けることが大切です。繰り返しになりますが、断食期間が終わったあとにドカ食いをしてしまうと、せっかく頑張ったファスティングの意味がありません。ファスティング後の食事は

  • 日本古来の発酵食品
  • 旬の野菜
  • 玄米や梅干しなどデトックス効果が高いもの

この3つを念頭に入れて、まずは胃に優しい味噌汁などを中心にとっていきましょう。

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