~卵の代替食材~

ヴィーガン食の卵の代替食材は、魚と同様、肉に比べると数少ない様です。

卵と言えば、タンパク質が豊富な上に、多種の栄養を含んでおり、実に、料理に使いやすい食材です。しかし、食物アレルギーを起こしやすい食べ物としても有名で、また、動物愛護の観点からヴィーガンでは口にしない食材です。そんな卵にはどういった栄養があるのでしょうか。卵の栄養について調べてみましょう。

日本で卵と言うと、鶏卵を思い浮かべますよね。他にも、ウズラの卵は、フライや日本そばの薬味として、一般家庭でもよく食べられています。しかし、世界中の国を見てみると、カモやガチョウ、ダチョウなど、他にも卵の種類があり、中国では、アヒルの卵であるピータンもよく食べられています。最も消費量の多い鶏卵の栄養価を見てみましょう。

 

鶏卵の栄養

アミノ酸(タンパク質)

人間の体内で作る事のできない必須アミノ酸がしっかり含まれており、アミノ酸のバランスを数値で表したアミノ酸スコアに関しては、100点満点中なんと100点!!タンパク質の質がとても良いところが鶏卵の特徴。

レシチン

アルツハイマーの予防や中性脂肪の量を調整する働きのある物質。生活習慣病やメタボにも効果がある。

コラーゲン

ツヤツヤの肌や若さを保つ為に必要不可欠な美容の有効成分。

ビタミン

ビタミンA・B6・Eが豊富に含まれており、活性酸素の発生抑制や除去する働きがある。

では、植物性食品の中で卵の代わりになる食材はどういった物があるのでしょうか。
栄養価が卵の代わりとなる食材を探すのは、たいへん難しいのですが、栄養価の近いものや形状が類似しているものなど、いくつかの代替食材があるので、ここで紹介致します。

卵の代替食材

ピューレ

果物や野菜を生のまま、もしくは加熱したものをすりつぶしたもの。半液体状で、卵黄の形状に近い。ソース類のベースや、タルトやパイなどの焼き菓子に使われる。

湯葉

大豆の伝統的な加工食品である。豆乳を加熱した時に表面にできる皮膜であり、タンパク質、脂質が多い。乾燥して保存されているものの他に、生湯葉も販売されている。乾燥湯葉の色は少し黄身がかっているので、ケチャップご飯にかければ、オムライス風に仕上がる。

絹豆腐

タンパク質が多く、ビタミンKや銅も多く含んでいる。豆腐を潰してターメリックと塩コショウで炒めると、スクランブルエッグの様になる。

アクアファバ

アクア=水、ファバ=豆で、豆のゆで汁という意味である。アクアファバは、泡だて器で泡立てると、メレンゲの状態になる。ひよこ豆の煮汁が最も泡立ちがよい。

①ゆで汁を4時間以上冷蔵庫で冷やす。
②ボールにゆで汁を入れて、ハンドミキサーで、途中、レモン汁を加えながら一気にかき混ぜる。(メレンゲ状になるまで10~15分程度かかります!)メープルシロップなどの甘味料を入れて、生クリームの代わりにも使える。マカロンやケーキ、ムースやアイスクリームなどのお菓子にもGOOD!

その他の代替品

他にも、潰したバナナや山芋、フラックスシードやチアシード、ココナッツオイルや豆乳ヨーグルトなどを代用します。また、最近は水で溶いて調理する”ヴィーガンエッグ”という物も販売されています。卵を使用しないマヨネーズも市販されていますが、上白糖や多少の添加物が含まれているので注意が必要です。

まとめ

卵は、栄養価や形状を近づける事が困難な食材です。代用できる食材も少ないので、栄養価や見た目の違う食材を使う事が多い様です。しかし、揚げ物のつなぎやスイーツの様に使われる卵は、今回紹介した食材でも十分代用できます。一度、これらの食材を使って美味しい卵風料理を作ってみましょう。

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