1袋あるととっても便利!有機大豆ミートブロックタイプの活用方法!
大豆ミートは各企業から出されており、その種類もだいぶ増えてきました。初めて大豆ミートを選ぶ人にとっては、何をどう選んで良いかわかりにくいこともあるでしょう。
そんなときにまずおススメしたいのが「ブロックタイプ」の大豆ミートです。また安心安全な大豆ミートを口にするためには、有機大豆を選ぶことも大切です。今日は有機大豆ミートのブロックタイプの特徴や使い方などを、詳しく紹介します。
Contents
大豆ミートのブロックタイプとは?
大豆ミートにはさまざまな形状があり、使う用途によって選ぶことができます。
形状 | 特徴 |
ミンチタイプ | ひき肉のような形。ハンバーグやそぼろ肉に使う |
フィレタイプ | バラ肉のような形。炒め物や煮物に使いやすい |
ブロックタイプ | ブロック肉のような形。唐揚げやカレーにおすすめ |
ブロックタイプの大豆ミートは、水で戻しても型崩れしにくく、初心者にとっても扱いやすいです。大豆の肉としてお土産屋さんなどで売られているのも、このブロックタイプであることが多いです。
乾燥ブロックミートの戻し方
大豆ミートには「レトルト」「冷凍」「乾燥」タイプがあります。レトルトと冷凍タイプは袋から出してすぐに使えるメリットがありますが、乾燥タイプに比べると入っている量が少ないです。
たくさんお得に大豆ミートを使うのなら、乾燥タイプのブロックを選びましょう。乾燥タイプは水で戻す必要があります。
【乾燥ブロックミート 基本的な戻し方】
- ボウルに大豆ミートを入れ水を注ぎ、柔らかくなるまで15~30分ほどひたしておく
- ザルに大豆ミートをあげ、流水でよくあらう
- 手でぎゅっと水気を絞り、再び流水であらう、これを3回ほど繰り返す
- 水けを絞って完成
美味しく食べるには、芯が残らないようしっかりと吸水させ、その後臭みが残らないよう何度か流水で洗っては絞ることが大切です。このひと手間を加えることで、大豆ミートが美味しくなります。
唐揚げを中心に大活躍
ブロックタイプの大豆ミートは、唐揚げに使うことができます。唐揚げは大豆ミートのなかでももっとも作られるレシピです。
【大豆ミートで作る唐揚げレシピ】
- 乾燥大豆ミート ブロックタイプ 70g
- 水 適量
- 合わせ調味料
- ☆しょうゆ 大さじ3
- ☆料理酒 大さじ1
- ☆みりん 大さじ1
- ☆すりおろし生姜 小さじ1
- ☆すりおろしニンニク 小さじ1
- 薄力粉 50g
- 揚げ油 適量
【作り方】
- ボウルに大豆ミートを入れ水を注ぎ、柔らかくなるまで20分ほどひたしておく
- 流水で大豆ミートを洗い、水気を軽く絞る。
- ボウルに☆の調味料を入れ混ぜ合わせておく
- 2を調味料のボールに加え、よく和えたら、ラップをかけ、10分ほど漬け込んでおく。
- 汁気を切らずに、薄力粉を入れ、馴染むまで和える。
- 170℃の油できつね色になるまで揚げて完成
大豆ミートの戻し方は商品によって異なります。基本的にお湯や水にひたし、その後よく洗って水けを絞ることが大切です。
選ぶなら有機大豆がおすすめ
大豆ミートには「有機大豆」と表示されているものもあります。なんとなく体に良さそうなイメージのある有機大豆ですが、それは以下のような条件を満たしたものをいいます。
- 2年以上、有機肥料で土地作りをした畑でうまれた大豆である
- 禁止された化学薬品や農薬は使用していない
- 遺伝子組み換え技術ではない
これらの厳しいきまりを通ったものが有機大豆です。そのため一般的な大豆よりも安全性が高く、体にやさしいといえます。
大豆ミートに関しては、有機大豆ではない商品の方が多いです。必ずしも有機大豆の大豆ミートを選ぶ必要はないものの、それ以外のものは添加物などに動物性由来の食材が含まれているものもあります。そのため、厳格なヴィーガンを実践しているのなら、有機大豆でできた大豆ミートを選んだ方が良いでしょう。
有機大豆ミート ブロックタイプの使い方
大豆ミートのブロックタイプは唐揚げのレシピが代表的ですが、それ以外にも多くの料理を作ることができます。ここからは、ブロックタイプを使うと美味しい、酢豚とモツ煮のレシピを紹介します。
有機大豆ミートで作る酢豚
【材料】
- 大豆ミートブロックタイプ(乾燥) 80g
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/3本
- ピーマン 2個
- 合わせ調味料
- 片栗粉 適宜
(a)
- 濃口しょうゆ 大さじ2
- ケチャップ 大さじ3
- みりん 大さじ1
- 酢 大さじ2~3
- 片栗粉 小さじ1
- ごま油 大さじ2
【作り方】
- 大豆ミートブロックタイプは水で戻し、流水で洗ってよく絞っておく
- 1に片栗粉をまぶしておく
- 合わせ調味料を混ぜ合わせておく
- フライパンに油を熱し、2を入れて焼き色をつける
- 4に野菜を加えて火が通るまで炒める
- 最後に合わせ調味料をまわしかけ、軽く炒めて完成
ブロックタイプで作る もつ煮風煮込み
【材料(3人分)】
- 大豆ミートブロックタイプ 100g
- 玉蒟蒻 大一袋
- 豆板醤 大1
- 豆味噌 大1と1/2
- みりん 大1/2
- 黒糖 大1
- 醤油 小さじ1
- ニンニクすり下ろし ひとかけ
- コチュジャン お好みで少々
- お酒 大1
- 出汁 適量
- ごま油 大2
- 水 適量
【作り方】
- 大豆ミートは水で戻し、よく水けをきっておく
- 豆板醤、豆味噌、みりん、黒糖、醤油、にんにくすりおろし、コチュジャン、酒、出汁、ごま油をすべて混ぜ合わせる
- 大豆ミートと玉こんにゃくを鍋にいれ、2を入れてよく混ぜあわせる
- 全体がかぶるくらいの水を少々足し、弱火で60分ほど煮込んで完成
有機大豆ミートブロックタイプのメリット
大豆ミートのブロックタイプを常備しておけば、次のようなメリットがあります。
- 肉の代わりにいつでも使うことができる
- 長期保存が可能
- かさましの材料としても便利
大豆ミートはヴィーガンのように肉を食べられない人にとって便利です。また、ヴィーガンのようなベジタリアンを実践していなくても、大豆ミートを常備しておくのはおすすめです。例えばちょっと肉が足りないときにかさまし用として使えたり、サラダやスープのトッピングにしても使えます。
また、大豆ミートは肉と比べても栄養価が高いです。次からは栄養面のメリットについて見てみましょう。
飽和脂肪酸が少ない
大豆ミートの脂質量は100gあたりたったの9.8gです。これは脂質量が少ないと言われている鶏むね肉に比べても、およそ半分しかありません。
飽和脂肪酸はとりすぎてしまうと、血中総コレステロールが増加します。これにより、心筋梗塞や脳卒中といったリスクが高まってしまいます。日本人の飽和脂肪酸の取り過ぎは近年問題視されており、肉をはじめとする欧米化した食事を控えるよう提唱されています。普段の肉を大豆ミートにすることで、飽和脂肪酸の量を抑えられ、健康効果にもつながるでしょう。
食物繊維も豊富
どの肉であれ、食物繊維はほとんど含まれていません。しかし大豆でできている大豆ミートなら食物繊維がたっぷりと含まれています。その含有量は100gあたりおよそ8.5gです。大人の1日に必要な食物繊維は21gなので、100gの大豆ミートでその半分近い量を補うことができます。
このほかにも、大豆ミートはカルシウムや鉄分、植物性たんぱく質など、肉では補うことができない栄養がたくさん含まれています。カロリーは抑えつつ栄養を取りたいと考える現代人にとって、大豆ミートはまさに救世主ともいえる食材です。
まとめ
ついつい食べてしまう唐揚げをはじめとした肉料理。たくさん食べ過ぎた日には後悔する人も多いのではないでしょうか。
ヴィーガンはもちろん、そろそろ自分の食生活を変えたいと考えている人にも、ブロックタイプの大豆ミートはおすすめです。購入する際はぜひ有機大豆の商品を選び、毎日の食卓に役立てていきましょう。
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