「ゆるマクロビ」はストレスなし!簡単手軽な健康法とは

最近、マクロビオティックの中でも「ゆるマクロビ」、つまりあまり厳格に考えないで楽しんでマクロビしようという考え方が流行っています。

 

本来のマクロビオティックとは?ゆるマクロビの考え方とは?

詳しく解説しましょう。

本来のマクロビオティックとは

マクロビオティックは、初期は「玄米正食」と呼ばれ、その名の通り玄米をメインに食べるものでした。

これは、玄米が白米と比べ非常に栄養価が高いからです。

また、「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」の三原則があります。

身土不二(地産地消)、一物全体(食材を丸ごと食べる)、陰陽調和(身体の状態に合わせ、身体を温めるものと冷やすものでバランスを取る)をしっかり守ることが大切でした。

 

さらに、初期は動物である人間が動物性食品を摂るのは「共食い」という考え方もあり、動物性食品はせいぜい小魚程度で、後は野菜や豆類だけ。

病気治療の時には玄米とゴマ塩や梅干しだけ、というハードな方法も取られました。

 

その他、添加物NG、白砂糖のみならず甘味料はほとんど使わずせいぜい甘酒やリンゴジュース、玄米水飴などを煮詰めて使うだけ。

野菜は有機のもの、味噌や醤油も国産大豆を使って熟成させたものなど、かなり厳格だったのです。

さらには調理法も決まっており、野菜の切り方、かき混ぜる時の回転の向き、炒め方まで法則がありました。

 

もちろん、この方法によって心身の健康を取り戻した人は多く、正しい指導の元で行なえば素晴らしい治療法といえます。

例えば筆者の知人はひどいアトピーから厳格なマクロビを行ない、スベスベの肌を取り戻しています。

 

しかし、これを日常に組み込もうとすると、かなり無理がでてきます。

そこで考えられたのが、「ゆるマクロビ」なのです。

 

ゆるマクロビでできるだけ守ってほしい7つのこと

ゆるマクロビには決まりはありません。

しかし、できるだけ守ってほしいことがあります。

以下にご紹介するうちの最低1つは取り入れるようにしましょう。

 

①野菜は旬のものをメインにする

旬の野菜は安く、しかも栄養価がとても高くなっています。

採れた地域が分かる場合は、できるだけ住んでいるところから近いものを選び、皮も捨てずに活用しましょう。

②玄米や胚芽米などを食べる

白米に比べ栄養価が高く、食物繊維も多いので便秘解消効果もあります。

また少量で満腹感が得られるので、ダイエットやメタボ予防・改善にも最適です。

なお、玄米も栽培地域によってかなり味や食感が違います。

まずは近くで採れたものを食べてみて、合わないようなら別の地域のものを試してみましょう。

③おかゆより粒がしっかり残っているものを

食べにくい場合玄米をおかゆで食べることを勧める人もいますが、合わない人もいます。

おかゆにすると噛まないため、唾液に含まれる消化酵素が使われず、いくら柔らかく炊いても胃腸の負担になるのです。

普通の硬さで炊いたものをできるだけよく噛んで食べるほうが、栄養を吸収しやすくなります。

④味噌や醤油を積極的に使う

大豆は身体を冷やす作用がありますが、発酵した味噌や醤油は身体を温め、デトックス効果もあります。

一度に使用するのは少量なので、できれば国産の添加物不使用のものを使いましょう。

⑤動物性食品を食べる時はその3倍の野菜を摂る

この野菜というのは、サラダのことではありません。

マクロビでは生野菜は身体を冷やすものとしており、さらに見た目はたっぷりでもその9割は水分だといわれています。

野菜の煮物や温野菜を中心に、たっぷり食べましょう。

⑥意識して海藻を食べる

玄米や野菜には、動物性食品に多く含まれるビタミンB12がほとんどありません。

ビタミンB12には細胞分裂や神経の正常な働きを促進する働きがあり、不足すると健康を害してしまいます。

植物性食品では例外的に海藻に多く含まれているため、毎日食べるようにしましょう。

⑦砂糖も人工甘味料もできるだけ避けて

白砂糖はもちろん、キビ砂糖や黒砂糖、はちみつなども身体を冷やす作用があります。

また、人工甘味料は胃が消化できないため、身体の負担になります。

市販のものを食べる時は少量に抑え、自宅では比較的陰性度が低めのてんさい糖やメイプルシロップを使いましょう。

 

ゆるマクロビに法則なし!自由にマクロビを取り入れよう

ゆるマクロビに法則はありませんから、上記の7項目を頭の隅に置いて、自分の出来る範囲で行ないましょう。

例えば、

・野菜は近くの激安スーパーで買うけれど、調味料だけは国産の良いものを使う

・月に数回だけ肉を思い切り食べて、それ以外は玄米と野菜を中心にする

・玄米は食べにくいので、白米と半々で炊く

・コーヒーや果物、香辛料など暑い地方で採れたものは身体を冷やす力が強いので、秋冬はできるだけ摂らない

・野菜の皮はまとめてお湯で煮て、味噌汁やスープのベースにする

 

などなど、マクロビの基本を取り入れながら、自由に考えて料理したり外食したりしましょう。

そして食べた後に体調が悪くなるようなら、そのやり方は合っていなかったということなので、見直せば良いのです。

 

まとめ

最近マクロビオティックが身近になってきました。

マクロビは「食事法」ではなく、「健康と長寿のための生き方」です。

「動物性食品は悪!」「白米は栄養ゼロ!」といった凝り固まった考え方より、「美味しく食べて身も心も喜ぶ」ことが大切なのです。

あなたに合った「ゆるマクロビ」を見つけてくださいね。

 

関連記事