定番の大豆ミートハンバーグ 市販品はどれが美味しいか、徹底調査!
大豆ミートでできた定番の料理といえばハンバーグです。手作りをすることもできますが近年ではスーパーの売り場に大豆ミートでできたハンバーグが増えてきました。
メーカーによって味の特徴や柔らかさ、大きさなどにも違いがあるようです。そこで今回は市販の大豆ミートハンバーグはどのような特徴があるのか、それぞれのメーカーを比べてみました。
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スーパーでは大豆ミートハンバーグが人気
一昔前では、大豆ミートでできたハンバーグというのはあまり馴染みがありませんでした。しかし近年では各種スーパーを始め、大手のハンバーガーチェーンでも大豆ミートハンバーグが売られています。一体なぜ大豆ミートのハンバーグがここまで注目されているのでしょうか。
大豆ミートハンバーグ売り場を拡充しているスーパーが増えている理由
例えば欧米の場合、大豆ミートハンバーグの需要が高い理由は、ヴィーガンを始めとした食生活に制限がある人が多いからです。ヒンドゥー教をはじめとした宗教の関係でも、肉を口にできないことがあります。
ただ日本の場合、そうした内容とは違う理由で大豆ミートの需要が増えています。
- 肉よりも大豆の方がヘルシーであり、健康志向の人から人気がある
- ダイエット食品として大豆ミートが注目されている
- 環境問題を改善する意味でも大豆ミートが注目されている
とくに「健康志向の人が増えている」ということは多く、肉よりも高たんぱくで低カロリー、脂質や糖質の少ない大豆ミートは注目されています。
大豆ミートハンバーグは本物の肉よりいずれ売れるという試算も
日本では、まだまだ大豆ミートより本物の肉の方が供給量は多いです。 しかしいずれは、大豆ミートの供給量の方が本物の肉より上回る可能性も指摘されています。それは以下のような理由があるからです。
- 地球温暖化により畜産業は減少することが考えられる
- 人口爆発により肉の供給量が足りなくなる
- 環境を守るためにも大豆ミートを食べる動きが加速する
すでに各国では人口増加によって肉の価格が高騰し、加工肉を大豆ミートに切り替えるメーカーが増えています。また畜産業では多くの水が必要なうえ森林伐採も進むので、食事を牛肉から大豆ミートに変えようという動きが加速しています。諸外国のこうした動きにより、日本の食品メーカーも大豆ミートへの参入が進んでおり、将来は畜肉と同等、もしくはそれ上回る勢いで大豆ミートの需要と供給が進むことが考えられています。
市販の大豆ミートハンバーグを比較
ここからは、すでに販売されている大豆ミートハンバーグを紹介します。ちなみに今回紹介する大豆ミートハンバーグは動物性食品が使われていることが多いため、残念ながらヴィーガン向けではありません。
ただ、いまは動物性食品が使われていても、いずれヴィーガン向けに改良されることも考えられます。そのためどのメーカーの大豆ミートハンバーグにはどのような特徴があるのか、ヴィーガンの人もそうでない人もぜひチェックしてみてください。
セブンイレブンの大豆ミートハンバーグ
大豆ミートと牛肉のハンバーグ
☆口コミ☆
近所のセブンには大豆ミートのハンバーグも売ってたよそっちは卵とか乳製品入ってるみたいだけど、お手軽にプラントベース増やしたい人にはとても良さそう…
セブン&アイ・ホールディングスでは、「大豆ミートと牛肉のハンバーグ」シリーズを2020年から販売しています。ただこちらの商品は、大豆ミートと牛肉の両方を使用しているため、100%大豆ミートで作られているわけではありません。
それでも両方を使用することで、大豆ミートにちょっと抵抗のある人でも食べやすい味になっています。鉄板でジューシーに焼き上げているため、香ばしい味を好む人におすすめです。
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大豆ミートと牛肉のハンバーグ
イオンの大豆ミートハンバーグ
大豆からつくったハンバーグ
☆口コミ☆
トップバリュのvegetiveシリーズ大豆からつくったハンバーグ!! 大豆ミートも以前は乾燥タイプしかなかったのがレトルトタイプもあった! こういった商品が増えてうれしい…!
イオングループでは「もっと“植物由来”」をテーマにVegetive(ベジティブ)という独自ブランドを開設。このブランドから作られている加工品は肉や乳製品、白米、小麦などを植物性の素材に置き換えて作られています。
こちらの大豆からつくったハンバーグシリーズも、肉ではなく大豆原料から作られています。ヴィーガン向けではないものの、価格、味とも納得する商品として大豆ミートハンバーグのなかでは人気があります。
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大豆から作ったハンバーグ
伊藤ハムの大豆ミートハンバーグ
まるでお肉!大豆ミートのハンバーグ
☆口コミ☆
伊藤ハムの「まるでお肉」と書かれた大豆ミートの唐揚げ、ハムカツ、ハンバーグ、全部かなり美味しい。
伊藤ハムは以前から大豆ミートシリーズを展開しており、こちらの商品は改良を重ね、さらに低コレステロールにリニューアルしたものです。一般的な大豆ミートではやや大豆臭が残ることもあるのですが、伊藤ハムでは赤ワインを使って独自の旨味のあるデミグラスソースで煮込んでおり、食感・味・香りにこだわったハンバーグに仕上げています。伊藤ハムはハンバーグのほかにも大豆ミートのサラダチキンなど、続々新商品も展開しています。
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まるでお肉!大豆ミートのハンバーグ
ニチレイフーズの大豆ミートハンバーグ
大豆ミートのハンバーグ
☆口コミ☆
ニチレイフーズさんが、植物肉原料の開発・生産を手がけるDAIZさんと共同開発した大豆ミートのハンバーグを3月から発売するみたい 大豆肉加工は元々臭いが強かったんだけど、今回の肉は臭いも薄くて抵抗がある人でも食べやすいみたい 体にも優しいし、食べてみたいよね
ニチレイフーズからは冷凍食品の大豆ミートハンバーグがあります。こちらの商品は大豆ミートを数種類組み合わせて作ったヘルシーな冷凍ハンバーグです。パッケージには「ハンバーグ1個あたりイソフラボン約25mg摂取可能」「通常ハンバーグに比べコレステロールを約95%抑えることができる」と紹介されています。ちなみに冷凍でもお弁当のようなミニサイズではなく、計2個入り140gのたっぷりサイズなので、食卓のおかずとして便利な1袋です。
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ニチレイ大豆ミートのハンバーグ
日本ハムの大豆ミートハンバーグ
ナチュミート 大豆ミートハンバーグ
☆口コミ☆
日本ハムのナチュミート『お肉を使用しないハンバーグ』を食べました とてもおいしいです!レトルトのベジハンバーグはいくつか食べましたが、味付けも食感も良くてダントツでおいしい
日本ハムは「ナチュミート」という独自ブランドを開発しており、ハンバーグの他にも、大豆ミートでできたハムやミートボールなどが展開されています。
こちらの大豆ミートハンバーグは1食でレタス約1個分の食物繊維が入っているという健康志向のハンバーグ。袋を開けずに立てて電子レンジで温めることにより、簡単に食べられるのも魅力です。
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ナチュミート 大豆ミートハンバーグ
大塚食品の大豆ミートハンバーグ
ゼロミートハンバーグ
☆口コミ☆
近所で #ゼロミート を初めて見掛けて応援のため夫に試してもらったところ、「ライトなお肉のよう。普通に美味しい」とのことでした
大塚食品は「ゼロミート」というブランドがあり「お肉みたいで美味しい大豆」をコンセプトにさまざまな商品があります。
こちらのゼロミートハンバーグは、通常のハンバーグに比べるとカロリーが低いうえに脂質も少ないのが特徴です。それでいてお肉本来の味が味わえるよう、歯ごたえやボリューム感はしっかりとあるのがポイントです。定番のデミグラスタイプのほかにも、豆乳チーズをはさんだチーズインデミグラスタイプもあります。
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ゼロミートハンバーグ
プリマハムの大豆ミートハンバーグ
Try Veggie(トライベジ)大豆のお肉で作ったハンバーグ
☆口コミ☆
「ダイズラボ」とプリマハムとのコラボレーションにより開発された脱脂大豆加工食品「ダイズラボ 大豆のお肉」です。「Try Veggie(トライベジ)大豆のお肉で作ったハンバーグ」は電子レンジで約1分位、簡単に出来上がりました。
プリマハムはTry Veggie(トライベジ)というブランドを展開。大豆ミートで有名なマルコメ社の「ダイズラボ」とコラボし、畜肉を使用しない食品を開発しています。こちらのハンバーグは冷めても美味しく、お弁当にもピッタリなミニサイズの商品です。やや小ぶりなサイズでありながら、手に取りやすい価格帯も魅力です。まずは大豆ミートのハンバーグに挑戦してみたい、そんなときにピッタリの食べきりサイズです。
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Try Veggie(トライベジ)大豆のお肉で作ったハンバーグ
まとめ
加工食品として売られている大豆ミートは、ハンバーグが人気です。ちなみに今回紹介したハンバーグはどれも口コミ評価が高く、肉で作られたハンバーグと比べてもさほど違いは分からない、という意見が多く見られました。
また以前は大豆ミートのハンバーグのほうが価格は高い傾向にありましたが、いまでは一般的なハンバーグと値段がさほど変わらないのもにも注目です。今日紹介したハンバーグはスーパーで購入できることもあるので、見かけた際はぜひ手に取ってみてください。
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