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~秋の美味しい野菜~

実りの秋。食欲の秋。寒い冬を超える為に、でんぷんやタンパク質を蓄えてきた山の野菜たちは、甘みを帯びて、とても美味しくなっています。秋は、食物繊維の多い根菜類が、代表的な野菜です。

秋野菜の豆知識

レンコン

栄養豊富なレンコンですが、野菜の中でも炭水化物が多く、少々、高カロリーなところがネックです。しかし、栄養価は高く、ビタミンCや食物繊維、カリウムを豊富に含んでいます。ちなみに、女性がしっかり摂りたいコラーゲンの生成に必要なビタミンCは、水に溶けやすく、熱や光に弱い性質を持っていますが、レンコンのビタミンCは、でんぷん質に保護されている為、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

レンコンの中にたくさんある穴。なんで穴が開いているのか、不思議ですよね。でも、ちゃんと意味があるのです。土の中で育つレンコンは、空気に触れられない為、葉にある酸素を送ってもらわなければなりません。その酸素を通す為に、あの“通り道”があるのです。そして、穴がたくさんある事で、美味しいシャキシャキ感が味わえるのです。

レンコンは、幾つかの節で分かれており、根元の方はシャキシャキ感が強く、上にいけばいく程、ホクホクとした食感が強くなります。シャキシャキ感を味わいたい場合は、丸くて小さい、先が細くなった根元を選ぶと良いでしょう。変色のない、ずんぐりとした、柔らかくないハリのあるものを選んで下さい。

秋の美味しいシャキシャキレンコンは、はさみ焼き、フライやきんぴらなどでどうぞ。

ごぼう

ごぼうと言えば、豊富な食物繊維が特徴です。水溶性の食物繊維であるイヌリンが多く含まれています。このイヌリンが、腸の運動を活発にし、善玉菌を増やす事で、話題の腸内フローラを改善してくれるのです。腸内フローラの改善は、肥満や便通の乱れ、精神的なものにも影響すると言われ、近年、たいへん注目されています。

とても乾燥しやすい野菜である為、できれば、泥付きを選ぶと良いでしょう。太さが均一で、ひげ根の少ないものがオススメです。

きんぴらやサラダ、煮物も美味しいですが、ごぼうのから揚げは、箸が止まりませんね。

さつまいも

秋の味覚と言えば、焼き芋。野菜の仲間ではなく、芋類に分類されますが、秋に向けて糖度を上げた甘いさつまいもは、毎年、是非食べたい食材の一つですね。

さつまいもには、ビタミンC、βカロテンなどの栄養を多く含みますが、便秘にもたいへん効果がある事が、よく知られています。皆さんご存じの、食物繊維を多く含んでいます。さつまいもは、糖質や脂質を絡めてくれる水溶性と、それを排除してくれる不溶性の、二種の食物繊維を含んでいる為、この食材一つで二役を担い、便秘を解消してくれます。さらに、ヤラピンという栄養素が、腸の老廃物排出を促してくれる為、しっかりと腸内環境を整えてくれる、優れた食材なのです。

表皮に、凸凹か傷、黒変のない色鮮やかでツヤのあるものを選びましょう。

焼き芋やふかし芋、少し手を加えて、大学芋やスイートポテトなどのデザートも人気ですね。

かぶ

白い部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類される、一つで二つの種類を持つ、興味深い野菜です。

白い部分は根にあたりますが、根よりも葉の部分の方が、何倍も栄養成分が多く、栄養価も優れています。

葉酸や鉄分が多く、妊婦さんにとっても嬉しい野菜の一つです。また、発がん物質の毒性を解毒する成分も含まれており、根から葉まで、まるごと食べてもらいたい野菜です。

葉がピンとして、変色のない緑色をしているもの、根にあたる白い部分は、ハリがあり、しっかり水分を含んで、ずっしりと重いものを選びましょう。

根と葉のゴマ油炒め、漬物や煮物、そぼろ餡かけにしても美味しいですね。

まとめ

実りの秋と言われる季節だけあって、栄養を蓄えた甘みのあるものが多いのが秋野菜の特徴です。

甘みを帯びた食物繊維たっぷりの根菜や芋類で、お腹も綺麗に、美味しい秋の味覚を堪能しましょう。

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