大豆ミートフィレタイプのレシピを紹介!フィレミートで料理の幅を広げよう
最近よくお店で見かける大豆ミートには、形状に違いがあります。ひき肉の代わりに使うミンチタイプや、唐揚げなどに使われるブロックタイプが多いですが、多くの肉料理の代わりに使える「フィレタイプ」も便利です。
今回はフィレタイプの大豆ミートのレシピや、アマゾンで人気のフィレタイプの大豆ミートを3種類ご紹介します。
Contents
大豆ミートのフィレタイプとは
大豆ミートのフィレタイプとは薄切りの形状になっている大豆ミートです。唐揚げなどに使うブロックタイプとは違い、薄い形状なので、味が染み込みやすく、水戻し時間も短いという特徴があります。
お肉を購入する時、多くの人はブロックタイプより、小間切れといった薄切りの肉を買うことが多いのではないでしょうか。フィレタイプはそのような肉の代わりに使うことができ、一般的な肉料理レシピに使えます。
味が染み込みやすく初心者にもおススメ
フィレタイプの大豆ミートは、下味をしっかりと吸い込むため、大豆ミート初心者にもおすすめです。
形状の大きいブロックタイプの場合、下味調味料をうまく吸い込まず、出来上がりの味がイマイチのこともあります。しかしフィレタイプならそのような失敗例は少なく、手順通りに作ることで肉のような味わいが楽しめます。
まずは、下味をつけるまえに、水戻しをうまく行いましょう。大豆ミートのフィレタイプも、水戻し方法は一般的な乾燥大豆ミートと同じです。水かお湯に大豆ミートを入れ、芯がなくなるまでおよそ30分ほど漬けておきます。その後流水で大豆臭がなくなるまで、しっかりと揉み洗いしてください。
ちなみに、フィレタイプの大豆ミートは「水戻し不要」の商品も多いです。時間がない、水戻しの手間をかけたくないといった方は、水戻し不要タイプのフィレ商品を選ぶと良いでしょう。
フィレタイプ 下味をつけるときのポイント
フィレタイプの大豆ミートを美味しく食べるには、味付けがポイントです。フィレタイプの大豆ミートの場合、一枚の形状が薄いため、そのまま醤油などに漬け込むと味が濃すぎてしまいます。
そこで大事なのは、薄味にした多めの下味調味料を用意すること。例えば和風味にする場合「醤油 +酒+しょうが」といった下味を準備しますが、フィレタイプの場合は、これに水を加えて薄めの調味料を多めに用意し、ここに大豆ミートを加えます。
乾燥代大豆ミートフィレタイプ50g 下味の一例
醤油大さじ1、酒大さじ1、ショウガ少々、水100㏄を用意し、これに10分ほど漬け込む |
まんべんなく大豆ミートに味をしみ込ませるためには、多めの調味料が必要です。顆粒コンソメなどを使うときも、水100ccくらいで調味料を溶き、すべての大豆ミートが下味を吸うように薄めの調味料を用意しましょう。
大豆ミートフィレタイプのレシピを紹介
ここからは、フィレタイプの大豆ミートで出来る、人気のレシピを紹介します。薄切り肉を使った料理の定番を紹介するので、ぜひ食卓に並べ、本物の肉と違いがあるのかを確認してください。きっと多くの方がその微妙な違いには気づかず、肉よりも健康的な大豆ミートを美味しく食べることができるでしょう。
甘長とうがらしと大豆ミートのチンジャオロース
まずはフィレタイプの大豆ミートで作って欲しい、チンジャオロースの紹介です。今回のレシピは甘長唐辛子を使いピリッと大人味に仕上げましたが、唐辛子がない場合はピーマンを使っても構いません。具材にはもやしもたっぷり入っているのでシャキシャキした歯ごたえが楽しめます。 甘辛い大豆ミートが美味しい一皿、ご飯の上にかけても絶品です。
材料
- 大豆ミート(フィレタイプ) 50g
- ★甘長とうがらし 4本
- ★もやし 1袋
- ☆生姜 1片
- ☆ニンニク 1片
- ☆ごま油 大さじ1
- 片栗粉 大さじ2
<大豆ミート下味>
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 中華だし(ヴィーガン仕様) 小さじ1
- ごま油 小さじ1
<合わせ調味料>
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- きび砂糖 小さじ1
- 塩胡椒 適量
大豆ミートのカレー炒め
時間がない時にサッと作れる一品をご紹介します。大豆ミートは下味をしっかりつけて、片栗粉をまぶすことで肉のジューシーさを楽しめます。しっかり火を通すことで大豆ミートの周りがカリカリとして美味しいレシピです。今回の野菜に限らず、冷蔵庫にある余った野菜で仕上げることもできますよ。
材料
- 大豆ミート(フィレタイプ) 25g
- じゃがいも 1/2個(50g)
- しめじ 1/4パック(25g)
- 玉ねぎ 1/4個(30g)
- ブロッコリー 30g
<下味・調味料>
- カレー粉 小さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 水 大さじ1
- 野菜コンソメ 小さじ1
- 片栗粉 大さじ1
- オリーブ油 小さじ1
- にんにく(みじん切り) 小さじ1/2
無限ピーマン
こちらはフィレタイプの大豆ミートとピーマンだけを使ったシンプルなレシピ。色合いも良いのでお弁当材料にもおすすめです。調味料にゴマを加えることで風味豊かに仕上げました。たくさん作ってメインメニューとして食べるのはもちろん、少量ならちょっとした箸休めにもなります。今回は水戻し不要のフィレタイプの大豆ミートを使い、時短料理に仕上げています。
材料
- ピーマン 120g
- 大豆ミート(フィレタイプ) 40g
<調味料>
- ごま油 小さじ1
- 酒 小さじ1
- しょうゆ 小さじ2
- みりん 小さじ1
- すりごま 大さじ1
大豆ミートの生姜焼き
フィレタイプの大豆ミートで作る定番レシピといえば、生姜焼きがあります。こちらは本物の豚肉に負けずとも劣らない生姜焼きです。醤油、みりん、生姜などの調味料にしっかり漬け込んだ大豆ミートは風味が良く、ごはんのうえに乗せても美味しく召し上がれます。コレステロール値が気になる方にもおススメのレシピです。
材料
- 大豆ミート 80g
- 米粉 適量
- 菜種油 大さじ1〜2
- ☆醤油 大さじ2
- ☆みりん 大さじ2
- ☆酒 大さじ1
- ☆きび砂糖 小さじ1
- ☆しょうが 1片
ヴィーガンハヤシライス
普通のハヤシライスは糖質や脂質が多いのですが、大豆ミートを使えば脂質の量がだいぶ抑え、手作りのルーで糖質も大きくカットされたレシピです。そのうえ赤ワインを使って作るソースはコクがあり、味は本格的です。たっぷりのキノコが入るので、ビタミンDや食物繊維の量も豊富です。
材料
- 玉ねぎ 1個
- ☆大豆ミート(フィレタイプ)50g
- ☆しめじ 1袋
- ☆ブラウンマッシュルーム 1パック
- ☆塩 小さじ1
- 菜種油 大さじ2
- ニンニク 1片
- 米粉 大さじ2
- ★赤ワイン 100ml
- ★水 400ml
- ローリエ 1枚
- ごはん 人数分
<調味料>
- トマト缶 1缶
- きび砂糖 大さじ2
- ウスターソース 大さじ2
- ケチャップ 大さじ2
- 顆粒昆布だし 小さじ2
- 味噌 大さじ1
アマゾンで人気の大豆ミートフィレタイプは?
フィレタイプの大豆ミートは様々な種類があります。最後に、初心者でも扱いやすいAmazonで人気のフィレ大豆ミートをご紹介します。
京都宇治ヤマサン大豆ミート 【乾燥・フィレタイプ】
こちらは京都宇治ヤマサンから販売されている、ヴィーガンの方も安心の乾燥大豆ミートです。たっぷり1キロ入っているので、肉料理をするときに使い分けて調理できます。水で戻せば大豆ミートは3倍に膨らむので、およそ3キロ分のお肉の代わりが調理できますよ。購入者からは、大豆本来の甘さが意外と美味しい、と好評です。
マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉レトルト
マルコメはダイズラボという大豆ミートシリーズを多く販売しています。中でもこちらのレトルトタイプは水戻し不要で調理ができる人気商品です。水で戻してあるとはいえ、お好みの味付けで調理できるので料理のレパートリーも増えます。まずは大豆ミートを試したい初心者にもおすすめ、パックを開けたらすぐに料理できるので、時短レシピにも大活躍です。
まめやのお肉(大豆ミート)フィレタイプ
植物性たん白からつくったヘルシーな大豆ミートです。しょうが焼き、フライ、焼肉用として使いやすいようカットされているので、常備しておくと便利です。たっぷり1㎏入り、お肉に近い味と食感が楽しめます。肉と違って消費期限も長く、たんぱく質や食物繊維の量も豊富でダイエットにも役立ちます。
フィレタイプの大豆ミートを美味しく食べよう
フィレタイプの大豆ミートは1袋常備しておくと大変便利です。生姜焼きや焼き肉、炒め物やフライなどにも使え、料理のレパートリーが増えます。また普通のお肉よりもコレステロールや脂質が大変少ないため、生活習慣病の予防やダイエットにも役立ちます。
フィレタイプの大豆ミートは水戻しも早く、調味料もしっかり吸い込むので、大豆ミート初心者の方にもおすすめです。ぜひまだ食べたことのない方はフィレタイプの大豆ミートを購入し、お好みの肉料理レシピに挑戦してみてください。
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