豆腐で作る大豆ミート!その簡単な作り方と活用方法を紹介!
肉の代わりに大豆ミートを使う人が増えています。大豆ミートは基本的に大豆たんぱくで作られており、水で戻すことによりしっかりと膨らみ、肉のような味が楽しめます。
しかし、そんな大豆ミートは豆腐から簡単に作ることもできます。豆腐はそもそも大豆から作られている健康食品。炒めたり凍らせたりすることで、手軽に大豆ミートを作ることが可能です。今日は豆腐で作る大豆ミートのメリットや、その詳しいレシピを紹介します!
Contents
大豆ミートは豆腐で手作りできる
大豆ミートの多くは大豆からできているように、豆腐も大豆から作られています。
豆腐の簡単な作り方は、まず大豆を水につけて柔らかくし、すりおろしてドロドロにします。このドロドロとした大豆に水を加えて火にかけ、布袋などに入れてこすと、白い液体が出てきます。これが豆乳です。そしてこの豆乳ににがりを加え、固まらせたものが豆腐です。
こうした作り方からもわかるとおり、豆腐は大豆の栄養が凝縮されてできているものです。わざわざ商品化されている大豆ミートを買わなくても、豆腐をアレンジすることにより、美味しい大豆ミートができるのです。
豆腐で大豆ミートを作るメリット
豆腐で作る大豆ミートには次のようなメリットがあります。
- 凍らせるだけで簡単に作ることができる
- カロリーが少ない
- 有機大豆の豆腐を選べば、食品添加物などの心配もない
- コストパフォーマンスに優れている
レシピはこの後詳しく紹介しますが、豆腐で作る大豆ミートは基本的に豆腐を凍らせるだけで完成します。簡単かつコストパフォーマンスにも優れているので、家に豆腐があるのならぜひ作ってみましょう。
さっそく挑戦!豆腐を凍らせて作る大豆ミート
ここからは豆腐から作る大豆ミートのレシピを紹介します。豆腐から作る大豆ミートは、基本的に豆腐を凍らせ手作ります。凍らせて豆腐に含まれている水分を絞りやすくし、大豆ミートにして活用します。
材料 作りやすい分量
- 豆腐 1丁(木綿でも絹でもどちらでも良い)
作り方
- 豆腐を水切りして8等分くらいにカットする
- バットなどに並べ冷凍庫で凍らせる
- 固まったら取り出しレンジで2分ほど加熱する
- 粗熱が取れたら出て握ってしっかりと水分を絞る
これで大豆ミートとなる豆腐の工程は完成です。ポロポロと形を崩して醤油とみりんで炒めたらそぼろ肉になりますし、水分を絞って一口大になった豆腐はナゲットや唐揚げなどに利用できます。
より肉に近づけるにはレンジの時間を工夫する
豆腐大豆ミートは、冷凍したものを手で絞り、水分を抜くだけでも活用できます。しかし、それだけではどうしてもまだ水分が残ってしまい、唐揚げなどにすると柔らかすぎることもあります。より肉に近づける場合は、豆腐を凍らせたあとにレンジをしっかりと使って水分を飛ばしましょう。
- 凍らせた豆腐を皿に乗せ、電子レンジで3分ほど加熱する
- 水を捨て、豆腐を裏返してさらに3分ほど加熱する
- 粗熱がとれたら手で水分を絞る
電子レンジを加えることで、手で水分を直接絞るよりもさらにしっかりと豆腐の繊維から水分を抜くことができます。豆腐を切らず一丁そのまま冷凍してレンジにかけても良いですが、やはり8等分くらいにカットしてから、冷凍、電子レンジ加熱をした方が水分を飛ばしやすいです。
時間がないときの レンジ大豆ミート
豆腐の大豆ミートは凍らせることが基本ですが、凍らせる時間がないときもあるでしょう。しかも、冷凍豆腐はないけれど、今すぐ大豆ミートを使いたい!というときはどうすればいいのでしょうか。そんなときは、電子レンジで作る豆腐大豆ミートがおススメです。
レンジで作る豆腐大豆ミートレシピ
材料 作りやすい分量
- 豆腐 1丁(木綿でも絹でもどちらでも良い)
- 合わせ調味料(酒、みりん、醤油 各大さじ1)
作り方
- 豆腐を耐熱皿に入れ、電子レンジ600 W で5分チンする
- 温めた豆腐は水分がたっぷり出ているので、それを捨てる
- フライパンに豆腐を入れ、中火で炒めながらつぶしていく
- 10分ほど炒めてると水分が抜けてパラパラになる
- 合わせ調味料を加えてよく炒めて完成
電子レンジで作る大豆ミートは、ひき肉のレシピになります。電子レンジだけではブロックタイプの豆腐大豆ミートを作るのは難しいので注意しましょう。
電子レンジで水分を飛ばしたあと、さらにフライパンで炒めるのがポイントです。水分があるうちは豆腐にプリプリとした弾力があるのですが、潰しながら炒めるうちにそぼろ肉のようなパサパサとした豆腐になります。合わせ調味料を加えた後も、水分がなくなるまでしっかりと炒めましょう。
豆腐大豆ミートのアレンジレシピ
豆腐大豆ミートは、肉の代わりとしてさまざまな料理に使うことができます。ただ、もちろん肉より柔らかいので、そぼろ肉として使うか、揚げたりハンバーグなどに形成させたりして使うのがポイントです。ここからは、豆腐大豆ミートでできるアレンジレシピを紹介します。
お肉の代用に!鶏そぼろ風☆冷凍豆腐のそぼろ丼
豆腐大豆ミートはフライパンでパラパラと炒めることにより、ひき肉として活用できます。ただ味付けをちょっと工夫するだけで、本物の鶏そぼろ肉と変わらない味が楽しめます。しかも、本当の鶏そぼろに比べると余分な脂やコレステロールは含まれていません。胃腸にも優しく、乳幼児からお年寄りの方まで安心して食べることができます。
材料
- 木綿豆腐 300g
- ☆酒 大さじ1
- ☆しょうゆ 大さじ1.5
- ☆甜菜糖 大さじ1.5
- ☆みりん 大さじ1
- ※白髪ねぎや海苔などトッピングしても◎
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/757/ |
冷凍豆腐の唐揚げ
冷凍した豆腐を使うレシピといえば唐揚げです。本物の鶏肉で作るよりも非常にヘルシーでコストパフォーマンスにも優れています。水分が残っていると揚げる際に油が飛び跳ねるので、冷凍した豆腐の水分はしっかりと切っておきましょう。下味をしっかりと漬けておくのも、美味しくなるポイントです。
材料
- 木綿豆腐 170g
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ1
- にんにく 少々
- 生姜 少々
- 揚げ油 適量
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/japanese/51319/ |
豆腐と野菜の栄養満点ミートボールのトマト煮
冷凍した豆腐はミートボールとしても活用できます。今回はレンコンや人参を合わせ、お子様でも楽しめる栄養満点のミートボール風トマト煮を作ってみました。こちらのレシピで豆腐のミートボールを覚えたら、酢豚などにも応用できます。
材料
- 豆腐 300g
- 蓮根 100g
- 人参 100g
- 押し麦 30g
- 玉ねぎ 1/2個
- さつまいも小1本
- エリンギ 3本
- ピーマン 3個
- <ミートボール用>
- 片栗粉 大さじ1
- 甘糀 20g
- 塩 小さじ1
- <調味料>
- ホールトマト缶 1缶
- 水 100cc
- 野菜ブイヨン 8g
- きび砂糖 大さじ1.5
- 塩コショウ 少々
- オリーブオイル 適宜
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/western-food/5181/ |
まとめ
大豆ミートは豆腐があれば簡単に手作りすることができます。豆腐が安く売られているときはたくさん購入し、一気に冷凍して大豆ミート用の豆腐として常備しておくのもおすすめです。
ちなみに手作りする大豆ミートは、豆腐以外にも煮豆やこんにゃくから作ることも可能です。
これらの情報を参考にし、ぜひ自分の口に合う大豆ミートを手作りしてみてくださいね。