唐揚げ以外にもある!大豆ミートブロックを使った揚げないレシピ6選!
大豆ミートのなかでも定番といえる、ブロックタイプの乾燥大豆ミート。水で上手に戻せば見た目も味も本物の肉とそっくりになり、毎日の料理に活用している人も多いでしょう。
ただ、ブロックタイプの大豆ミートは唐揚げとして使うことが多く、唐揚げ以外ののレシピはあまり知らない、という人も多いようです。そこで今回は、唐揚げよりもよりヘルシーに楽しめる、大豆ミートブロックを使った揚げないレシピを紹介します。
Contents
ブロックタイプの大豆ミートは唐揚げが定番
見た目や味の質感も本物の肉に近いブロックタイプの大豆ミートは、唐揚げとして調理されることが多いです。理由は
- 揚げることで大豆臭が軽減され本物の肉に近くなる
- 単純に唐揚げとして食べると美味しい
- 唐揚げレシピしか知らない
といったことがあります。ちなみにブロックタイプの大豆ミートは唐揚げにすると本当に美味しいので、こちらの記事を参考にぜひ作ってみてくださいね。
唐揚げは美味しいがカロリーが気になる
大豆ミートの唐揚げは、一般的な唐揚げに比べるとカロリーはおよそ半分です。そのためダイエットをしている人や、これ以上カロリーを摂取したくないといった人にも、大豆ミートの唐揚げは好評です。
しかし加工品としてできている大豆ミートの唐揚げは、それほどカロリーは低くありません。例えばローソンでは「大豆ミートの唐揚げ」が売られていますが、そのカロリーは4個でおよそ246㎉。しかし、ローソンで販売されている「からあげくん」が220㎉なので、大豆ミートの唐揚げのほうがカロリーが高いのです。
これは大豆ミートの唐揚げのほうが分量はやや多めであること、ヴィーガン対応商品ではなく調味料が濃い、といった理由があります。やはり大豆ミートを油で揚げる調理法はカロリーが高めになる、ともいえるでしょう。本当にカロリー控えめの代替肉として大豆ミートを使う場合は、揚げないレシピも活用したほうが良いのです。
大豆ミートの揚げないレシピを紹介!
ここからは大豆ミートブロックタイプの揚げないレシピを紹介します。大豆ミートは煮込んだり焼いたりすることでも美味しく食べられますが、ポイントは正しい戻し方と下味をつけることです。それを失敗するとなかなかうまく食べることはできないので、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
それではさっそく、大豆ミートブロックの揚げないレシピを見ていきましょう。
大豆ミートの酢豚
酢豚は大豆ミートのブロックタイプで簡単に作ることができる、代表的なレシピです。大豆ミートを素揚げする方法もありますが、ここではあえて揚げず、カロリーを抑えたレシピを紹介します。
材料 (1人前)
- 大豆ミートブロックタイプ 100g
- 玉ねぎ 1/2個
- ニンジン 1/2本
- サラダ油 大さじ1
- 塩コショウ 少々
- 大豆ミート下味調味料 (醤油、おろし生姜、おろしにんにく、酒、適量)
- ■ 《合わせ調味料》
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ウスターソース 小さじ1
- ケチャップ 小さじ1
- ■ 《水溶き片栗粉》
- 片栗粉 小さじ2
- 水 大さじ2
作り方
- 乾燥大豆ミートは水で戻し、流水でよく洗い、水気を切っておく
- 醤油、おろし生姜、おろしにんにく、酒をよく混ぜ合わせ、1の大豆ミートに加え下味をつけておく
- 合わせ調味料を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作っておく。
- 玉ねぎと人参は食べやすい大きさにカットし、フライパンにサラダ油を敷いて炒める
- 玉ねぎと人参にある程度火が通ったら2の大豆ミートを加え、塩こしょうで味を調えながら炒める
- 合わせ調味料と水溶き片栗粉を加え、全体を馴染ませたら完成
大豆ミートに下味をつけておくと大豆臭さが消え、美味しい酢豚になります。揚げないことで料理も手間も減り、一般的な酢豚よりもだいぶカロリー控えめになりますよ。
大豆ミートと根菜のトマト煮
大豆ミートはトマトとの相性も良いです。こちらのレシピはおかずとしてそのまま食べても良いですし、カレーのように飯にかけても美味しいですよ。
材料1人分
- 大豆ミート(ブロックタイプ) 3個
- 小麦粉 適量
- 油 適量
- Aたまねぎ 1/4個
- Aにんにく 1/2片
- Aしょうが 1/2片
- かぶ 30g
- だいこん 30g
- にんじん 30g
- ブロッコリー 30g
- Bマッシュルーム 2個
- Bトマト缶 1/3缶
- B水 100ml
- B塩 小さじ1/4
- B粗挽き黒胡椒 小さじ¼
作り方
- 大豆ミートは水で戻し、小麦粉をつけて油でしっかりと焼いておく
- フライパンに油を熱してAを5分炒める
- 玉ねぎが透明になってきたら B を加えてさらに炒める
- 沸騰したら弱火で7~8分煮込む
- 野菜が柔らかくなったら完成
肉の代わりに大豆ミートを使うことで満足度の高いボリュームのある一品になります。ちなみにこのレシピはお湯で戻した高野豆腐でも作ることができますよ。
白菜豆乳スープ
ブロックタイプの大豆ミートはスープにアレンジしても美味しいです。
材料 (2人分)
- 乾燥大豆ミート(ブロック)3個
- 下味調味料 酒、醤油、ショウガなど適量
- 白菜 4枚
- しめじ 1/3株
- 豆乳 300cc
- 水 100cc
- 植物性ブイヨン(固形) 2かけ
- 塩コショウ 少々
作り方
- 大豆ミートは水で戻し、しっかりと水気を切って下味をつけておく
- 白菜はざく切り、しめじはほぐししておく
- 鍋に水、1の大豆ミート、白菜、しめじを入れて煮込む
- 白菜に八分ほど火が通ったら豆乳を入れる。
- さらに5分ほど煮てブイヨンを入れ、塩ショウで味を調えて完成
スープの場合も大豆ミートには下味をつけておくことがポイントです。下味の際、醤油の量が多いとしょっぱくなってしまうため、酒や水を使い、味を調節しましょう。
大豆のお肉とキノコ炒め
こちらはシンプルに大豆ミートとしめじだけを使ったレシピです。時短レシピとしても便利なので、ぜひ作り方を覚えておいてくださいね。
材料 (1人分)
- 乾燥大豆ミート(ブロック)3~4個
- 下味調味料 酒、醤油、ショウガなど適量
- しめじ 1袋
- 油 小さじ1
- 酒・みりん・醬油 各大さじ1
- 砂糖 こさじ1
- ごま油 少々
- ごま お好みで
作り方
- 大豆ミートは水で戻し、しっかりと水気を切って下味調味料で味つけておく
- フライパンに油をいれ、大豆ミートを炒める
- しめじを入れ、焼き色がつくまで炒める。
- 残りの調味料を豆乳し、全体をからめたら完成
しめじだけでなく、お好みのきのこを使って簡単に作ることができるメニューです。野菜を加えればさらにボリュームアップした1品になりますよ。
緑黄色野菜のスープカレー
ここからは、こちらVegeness(ベジネス)でも紹介している、ブロックタイプの揚げないレシピを2つ紹介します。まずはアーモンドミルクをたっぷりと使って作る、ヘルシーなスープカレーです。水は一切使っていないので、コクのあるカレーが楽しめます。主食として食べるのはもちろん、多めに作ってパーティーメニューとしても楽しんでくださいね。
材料
- アーモンドミルク(無糖) 200ml
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1片
- トマト 1/2個
- カレー粉 大さじ1
- 乾燥大豆ミート 5g
- 塩 1つまみ
- 顆粒野菜ブイヨン 2g
- きび砂糖 小さじ1
- ドライパセリ 適量
- オリーブオイル 適量
- かぼちゃ 20g
- 人参 15g
- ピーマン 1/2個
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/ethnic/43722/ |
大豆ミートの回鍋肉風
乾燥大豆ミートとたっぷりのキャベツを使えば食べ応えのある回鍋肉も完成します。今回はフィレタイプの大豆ミートを使っていますが、ブロックタイプのものでも代用可能です。味付けがしっかりされているので主食メニューとして大活躍し、お弁当のおかずにも便利です。キャベツの他には人参や玉ねぎも使っていますが、お好みできのこ類やピーマンを入れても美味しいでしょう。
材料
- 大豆ミート(フィレ) 80g
- キャベツ 1/4個
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- ☆ニンニク(すりおろし) 1片
- ☆しょうが(すりおろし) 1片
- ☆醤油 大さじ1
- ☆みりん 大さじ1
- 片栗粉 適量
- ごま油 大さじ1
- ★味噌 大さじ2
- ★きび砂糖 大さじ1
- ★みりん 大さじ1
- ★豆板醤 小さじ1/2
詳しい作り方はこちら▼ https://vegeness.com/recipe/chinese/49758/ |
まとめ 時間のないときは戻してある大豆ミートを
ブロックタイプの大豆ミートは、唐揚げ以外にもいろいろと使えます。今回は乾燥タイプの大豆ミートを使いましたが、戻す時間がないというときは、以下のようなレトルトタイプの大豆ミートを使うと便利です。
一袋で、ちょうど1人分のレシピが完成します。また戻し不要の大豆ミートには下味がついているので、自分で下味をつける手間も省けますよ。今日紹介したレシピを参考に、ぜひ揚げない大豆ミートの料理を作りヘルシーな食事を楽しんでいきましょう。
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