各メーカーの大豆ミートを徹底比較!口コミ紹介と国内外メーカの違いとは
昔は専門店にいかないとなかなかな手に入らなかった大豆ミート。しかし最近では一般的なスーパーでも売られていることが多く、需要の高まりを感じます。
しかし、多くの大豆ミートが売られている半面、各メーカーによる大豆ミートの違いはよく分からなくなってきました。どのパッケージにも「健康的」とか「ヘルシー」とあるものの、果たしてそれが本当なのか疑わしいこともありますよね。今日は各メーカーにおける大豆ミートの違いや、各メーカーの味の特徴などについて紹介します。
Contents
大豆ミートはヴィーガン向けと、そうでないものに分かれる
まず、大豆ミートを大きく2つに分けると「ヴィーガン向けと、そうでないもの」に分けることができます。
ヴィーガン向けの大豆ミートとは「動物性食品、乳製品、卵は不使用」という商品です。ヴィーガンはこれらを口にすることができないため、ヴィーガン向けの大豆ミートはシンプルに大豆だけを原材料としているものが中心です。
一方、ヴィーガンが食べられない大豆ミートは、バターや卵、乳製品などが使われていることが多いです。これらはヴィーガンやベジタリアンに向けて商品開発されたものではなく「肉と同じような代替え肉を楽しみたい」といった人に向いています。
海外メーカーはヴィーガン向けが多い
世界で作られている大豆ミートは、ヴィーガン向けの商品が多いです。例えば代替肉を研究し世界的な技術が進むインポッシブルフーズの「インポッシブルバーガー」は、ヴィーガンでも食べられるよう、動物性食品は一切使われていません。
欧米をはじめとした先進国では、ヴィーガンを実践する人が増えています。特に若者を中心に地球環境に関心を持つ人が増えており、動物性食品は一切口にしたくないという人が増えているのです。こうした背景もあり、外国メーカーにおける大豆ミートはヴィーガン向けに開発されています。
国内の大手食品メーカーはベジタリアン向け
その一方、国内で製造されている加工品の大豆ミートはあまりヴィーガン向けではありません。特に日本ハムや大塚食品といった日本を代表する食品メーカーの大豆ミートには、卵や乳製品などが含まれています。基本的な材料は大豆が使われていますが、乳製品が含まれているためヴィーガンは食べることができません。
国内メーカーが手掛ける、ハンバーグなどの大豆ミートの加工品は、どちらかといえばベジタリアン向きです。ベジタリアンの場合肉を食べる事は出来ないが、牛乳や卵を口にする人は多いです。日本でも徐々にヴィーガン人口は増えているものの、欧米に比べると少数派です。そのため、ヴィーガン向けの商品を開発するニーズはまだ少なく、乳製品や卵を使ってより食肉に近い商品が開発されています。
ヴィーガン向けとそうでないもの、何が違う?
では、ヴィーガン向けとそうでないもの、味や栄養はどのような違いがあるのでしょうか。ここではヴィーガン向けに製造されたものと、卵や乳製品が使われたベジタリアン向けの大豆ミートを例に比べてみます。
ヴィーガン向け | ベジタリアン向け | |
特徴 | 動物性食品は一切不使用、調味料も植物性食品のみで作られている | 大豆ベースで作られているものの、卵や乳製品が含まれている |
味の特徴 | あっさりとしているものが多く、大豆の風味を感じる | より肉に近い味わい。さほど大豆の風味は感じられない |
メリット | 動物性食品不使用なのでカロリーが低い。添加物や着色料も不使用なので安心できる | 大豆でできているのにあまり肉と変わらない美味しさを楽しめる |
デメリット | 肉とは違い大豆のクセを感じることも | さほどカロリーは低くない、添加物が多く使われていることもある |
こうして両者を比較してみると、健康的な食品を食べたい人はヴィーガン向けの大豆ミートを、そしてとにかく肉の味にこだわりたい人は、ベジタリアン向けの大豆ミートを選んだ方が良さそうです。ちなみに値段で比べると、原材料にこだわっているヴィーガン向けの大豆ミートの方が、やや高い傾向にあります。
国内製造大豆ミート 味の違いを徹底比較
ここからは、スーパーなどでも手に入りやすい、国内で製造されている大豆ミートの味の違いを紹介します。大手食品メーカーが製造しているものやヴィーガン向けの商品、そして近年話題になっている代替肉を紹介します。ツイッターを中心に、実際に食べた人の味の口コミを見ていきましょう。
伊藤ハム まるでお肉
https://www.itoham.co.jp/product/product/serieslist.html?catid=248
伊藤ハムでは、メンチカツやチキンナゲットなど、多くの大豆ミート加工品が「まるでお肉」シリーズとして売られています。ヴィーガン向け商品ではないですが、評判は上々のようです。
一通り食い終わったんだけど、んまい!
然し応援は現時点では人に依り如何かと思う段階。
伊藤ハム まるでお肉!大豆ミートのソーセージ:ソーセージというより密度の高い厚揚げというか…(ぼそぼそ感も含め
美味しいけれど、完全な肉とまではいかない、という感じでしょうか。こちらの商品はスーパーなどで手軽に購入できるので、気軽に試してみると良いでしょう。
大塚食品ゼロミート
https://zeromeat-store.com/?mode=cate&cbid=2457660&csid=0
大塚食品は「ゼロミート」というブランドで、2020年から大豆ミート加工商品を開発しています。
近所で ゼロミート を初めて見掛けて応援のため夫に試してもらったところ、「ライトなお肉のよう。普通に美味しい」とのことでした
ランチで食べたローソンのゼロミート結構美味しかった。
個人的にはもうちょっと薄味がいいなぁ。
ゼロミートはコンビニやレストランで提供されていることも多く、調理された商品を食べることもできそうです。まだ商品化されたばかりで食べた人は少ないのですが、肉とさほど変わらないという意見が多いですね。ただし、こちらも材料の一部に卵が使用されているので、ヴィーガンを徹底されている方には注意が必要です。
KaRuNa 大豆まるごとミート
https://www.karuna.co.jp/cgi-bin/db_i/list.cgi?id=860
KaRuNa(かるなあ)はヴィーガンに向けた食品開発に特化しているメーカーです。こちらの商品は乳製品や卵が使われていないので、ヴィーガンでも安心して食べられる大豆ミートです。
麻婆豆腐と、お肉と混ぜたハンバーグを作りました。癖がなく家族からも全然わからないと好評でした。なので10個は消費出来そうです。
普通の生肉と違って大豆ミートは食中毒の危険が少ないし、乾物なので保存がきくし、熱湯ですぐ戻せるしで便利です。
実際に使った人の声はおおむね好評です。特に普段からヴィーガンを実践している人からは、かるなあの商品は人気があり、安心、安全な大豆ミートとして使えるという意見が多くみられました。
まめやのお肉(大豆ミート)ブロックタイプ
まめやのお肉も、ヴィーガンが安心して食べられる商品です。ネットで注文できる他、地方のお土産屋さんなどでもよく見かけます。
やはりそのまま茹でてしまうと少し豆臭さはありますね 私は気になりませんが、気になる人は、醤油や椎茸の煮汁なんかで戻すと良いんじゃないかな?
ちゃんとお肉の歯ごたえもあり、豚肉の代わりに役目を果たしてくれます。 水洗いしたらボールに油が浮いていたので、ダイエット目的なぬるま湯でしっかり絞りながら何度か洗うと余計な油を摂取しなくてすむとおもいます。
まめやのお肉は、豆製品におけるエキスパートの会社「アサヒ食品工業株式会社」から販売されています。やや大豆臭があるようにも見えますが、安心な国内産の大豆ミートを食べたいといった人にもおススメです。
ネクストミーツ
ネクストミーツは、「代替肉・植物肉・人工肉」の研究開発を行なっている企業です。「焼肉ライク」という焼肉店があり、都内の一部の店舗では、こちらの代替肉を本物の焼肉のように食べることができます。
なんとここには大豆ミートでできたNEXTカルビとNEXTハラミのヴィーガンメニューがあるのである。笑 やばいなぁ時代進化したなーーってかんじ!!!うれしいね 1皿ずつ食べた。味はめっちゃくちゃ美味しかった
焼肉ライクさん初挑戦してきた!バラカルビ&匠カルビにしてみた。全く期待せずだったので十分満足しました。ソイ焼肉というフェイクミートがあったので注文。大豆の香りが微かにしたけど十分美味しかったです。タレはコク生醤油も味噌もいい感じ。
焼肉ライクは、都内にある代替肉も食べられる話題の焼肉店です。食べた人からは「これが本物の肉ではないなんて、信じられない」という声が圧倒的に多いです。メニューには普通のお肉と代替肉があるので、食べ比べてみると良いでしょう。
味の好みは人それぞれ 手軽に大豆ミートを試そう
大豆ミートは大きく分けると、ヴィーガン用とそうでないものに分かれます。ヴィーガン向けの方がカロリーも低く、添加物なども含まれていない商品が多いです。そのため、安全性を求めるのならヴィーガン向け商品を選んだ方が良いでしょう。
ちなみに、国内ではさまざまな大豆ミートがいま現在でも開発されています。今日紹介した口コミを参考に、気になる大豆ミートがあればぜひ試してみてくださいね。
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