人気のマクロビオティック資格、どれがおすすめ?種類別に徹底比較
「マクロビに興味があるから、詳しく勉強したい」
「マクロビ大好き、人に教えられるくらいになりたい!」
そんな人におすすめなのが、マクロビの資格です。基礎からしっかり勉強できる上に資格まで取れたら、嬉しいですよね。今回は、代表的なマクロビ資格をご紹介します。
Contents
マクロビオティックとは
玄米食べたらとっても美味しくてマクロビに興味を持った、そんな方にまずマクロビオティックについて簡単にご説明しましょう。
マクロビオティックは東洋の思想を取り入れた健康法
マクロビオティックは「マクロ=大きい・長い」「ビオ=生命」「ティック=学・術」、つまり健康で長寿でいるための方法です。
マクロビには原則が3つあります。
・身土不二…その地で採れた旬のものを食べる
・一物全体…食材を皮も実も全部食べる
・陰陽調和…身体を冷やすもの(陰)と温めるもの(陽)をバランス良く食べる
この3つは、実は日本で古くから自然に行なわれていたことです。
しかし近年世界中の食べものが簡単に手に入るようになったため、日本で採れたものでないもの、旬でないもの、食材のごく一部だけ使ったものが溢れてしまいました。
温故知新、伝統的な食べ方をよく知り、現代に活かそうというのが「マクロビオティック」なのです。
マクロビオティックの資格は種類がたくさん
マクロビオティックの資格は民間資格なので認定団体が複数あり、種類もたくさんあります。
大きく分けると、基本から勉強した上で受験するタイプと、すでに知識がある人が受けるタイプがあります。
基礎知識から学べるマクロビ資格
①クシマクロビオティックス・コンシェルジュ
マクロビオティックの創始者大沢如一氏の元で学び、米国でマクロビを広めた久司道夫氏が主宰する「クシマクロビオティックス」を基礎から学びます。
クシ式は現在日本で最も広まっているマクロビで、大沢氏の「玄米正食」に彼独自の理論を加えており、特に欧米式の食事が中心の人に向きます。
<資格概要>
・所定の全国会場でマクロビの知識を基礎から学ぶ養成講義を10時間受ける。
(マクロビオティック理論、陰陽の基礎、久司式マクロビの考え方など)
・講義終了後1時間の検定試験を受ける。講義内容の理解度を問い、8割以上の正解で認定書がもらえる。
<費用>
受講料 60,000円
検定受験料 16,000円
認定料 20,000円
登録料 12,000円
※1年後、希望者のみ更新料・年会費 10,000円
②マクロビオティックコンサルタント
一般社団法人 日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する資格です。
クシと違い、パソコンやスマホで勉強・受験出来る点が大きなメリットです。
また、実践的な内容が多いため、自分に合ったマクロビを見つけることができるようになります。
<資格概要>
・Web教材を使い、マクロビの知識を基礎から学ぶ。
(陰陽論や宇宙の原則などマクロビオティックの根本となる考え方から、「健康」の定義や年齢に応じた食事の考え方まで)
・マイペースで勉強し、好きな時にWeb試験を受けられ、その場で結果を確認できる。
・受講中何度でもメールサポートが受けられる
・受講から合格まで1ヶ月程度が目安。
<費用>
・教材・認定証・検定・サポート費用込み 30,000円(税抜)
(クレジット分割払い可、3,000円/月×10回払い(税抜))
・申し込み後7日以内なら全額返金
※検定不合格で再受験する場合、別途受験料1,500円
③マクロビオティックセラピスト
一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格です。
まず同法人の資格取得講座(別料金)を学び、全カリキュラムを終了した人のみ受験できます。
資格取得講座では基礎知識から栄養学、美容効果、食材の効能、さらには調理技術まで学びます。
<資格概要>
・資格取得講座はテキストが郵送され、4ヶ月目安(最大700日)で基礎から応用まで学ぶ。
・資格取得講座修了後、セラピスト受験をネットで申し込むと、受験料支払い後試験問題が郵送され、自宅で受験する。
・得点率70%で合格、合否結果は答案返送後約1ヶ月で送付される。
<費用>
・資格取得講座(ネット申し込みの場合) 38,000円(税別)
(分割払い可 1,980円×24回)
・マクロビオティックセラピスト資格受験料 5,600円(税込)
この他、一般社団法人 国際食学協会が認定する資格もありますが、入門から上級資格までに60万円近くかかります。
また、マクロビオティックの総本山、日本CI協会ではクッキングスクールを開催しており、初級~師範科まで順を追って実際に調理しながら学びます。
特に資格はありませんが、師範科修了証は高い調理技術の証となります。
初級~師範科までで約40万円です。
既に知識がある人のためのマクロビ資格試験
①マクロビオティックマイスター
日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定する資格です。
受験資格は特にありませんが、試験内容はマクロビオティックの考え方や特徴、基礎知識、使用する食品とそのポイントなど、全般的に出題されます。
<資格概要>
・受験は年6回偶数月の6日間で、その間の都合の良い日に在宅受験。
・受験をネットで申し込み、代金引換で受験票、試験問題、解答用紙を受け取り、期日までに返送する。
・合否基準は70%以上の正解、合否発表は約1ヶ月後、ネット上で確認する。
<費用>
・受験料 10,000円(税込)
②マクロビソムリエ
日本インストラクター技術協会による認定資格です。
受験資格は特にありません。
試験内容はマクロビオティックの基礎知識の他、「ソムリエ」の名称通り玄米の炊き方やゴマ塩の作り方、油の選び方と使い方、各季節のレシピなどが出題されます。
マクロビ調理法をマスターし実践している人に向きます。
<資格概要>
・受験は年6回偶数月の6日間で、その間の都合の良い日に在宅受験。
・受験をネットで申し込み、代金引換で受験票、試験問題、解答用紙を受け取り、期日までに返送する。
・合否基準は70%以上の正解、合否発表は約1ヶ月後、ネット上で確認する。
<費用>
・受験料 10,000円(税込)
マクロビ資格で世界を広げましょう
資格を取得すれば、自宅で料理教室を開催したりカルチャースクールの講師として活躍したりと、活動の幅がぐっと広がります。
レストランのメニューを増やすことができ女性客が増えた、という経営者もいます。
また、自宅で料理する際にも理論をしっかり理解しているので、自分や家族の体調に合った調理をすることができます。
マクロビ資格を取って、世界を広げましょう!
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