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~我が家の新鮮な野菜たち~正しい野菜の保管方法

共働きも増え、忙しさの余り、まとめて食材の買い出しをする方も、たくさんいるのではないでしょうか。できるだけ新鮮な状態で、食材を長期間持たせたいですよね。

ちょっとした工夫で、新鮮な状態を維持し、いつもより少し長く持たせる事もできますよ。

冷蔵庫の秘密

常温保存のものを除いた食材を保管する時、ほとんどの食材を、冷蔵庫に入れますよね。一般的な冷蔵庫の内には、冷蔵室、チルド室、野菜室、冷凍室、製氷室があります。簡単に言えば、冷蔵庫は、温度の違う部屋が幾つかに分かれているのです。

【冷蔵庫内の温度】

冷蔵室2~6℃
チルド室0℃
野菜室3~7℃
冷凍室-18℃
製氷室-20~-18℃

メーカーや機種によっても誤差はありますが、野菜室が、冷蔵庫よりも微妙に高い温度設定になっているのが、分かるかと思います。さらに、野菜室は冷蔵室よりも、若干、湿度が高くなっているのが特徴です。野菜は種類が多い為、常温や冷蔵、それぞれの特徴に合った方法で保存します。野菜の保存は、収穫の時期や、育った環境の温度に合わせる事が基本です。

夏野菜は寒さに弱い為、常温が適温。しかし、真夏の常温保存は危険である為、野菜室に入れた方が良いでしょう。逆に、冬野菜は、暖かい場所が苦手な為、やはり、野菜室に保管します。となると、全てが野菜室の保管になりますが、野菜室がいっぱいの時は、

葉もの→実野菜→根菜の順番で、冷蔵室に移しても構いません。

主な野菜の保管方法と賞味期限の目安

  • 玉ネギ・・・冷暗所で常温保存
    常温で1カ月半
  • キャベツ・・芯をくり抜き、濡らしたペーパーを詰めて袋に入れ冷蔵保存
    冷蔵で1~2週間
  • 人参・・・・新聞紙に包んで冷蔵保存
    冷蔵で1週間
  • トマト・・・ヘタを下にしてペーパーに包み、袋に入れて冷蔵保存
    冷蔵で1週間
  • ネギ・・・・新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存
    根付きで1カ月
  • 白菜・・・・新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存
    常温で2週間
  • 大根・・・・切り口をラップで包み冷蔵保存(冷凍保存も可能)
    冷蔵で5日
  • なす・・・・ラップに包んで冷蔵保存
    冷蔵で3~4日
  • アスパラ・・濡らした新聞紙を根元に巻き、立てて冷蔵保存
    冷蔵で4~5日

野菜は居心地の良い環境で

基本的に、全ての野菜は冷蔵保存、若しくは、冷暗所で保存すれば、ある程度、鮮度を保つ事ができます。育った環境を調べてみると、ヒントが隠されていますね。


葉ものは、土から空に向かって生えているので、葉先を上にして、立てて保存します。じゃがいもやカボチャなどの暑い地域で育つものは、常温保存ですが、日光に直接当たらない環境で育っているので、直射日光を避け、風通しの良いところで保存します。大根のように葉が付いているものは、なぜ、葉に栄養が多いかというと、葉に栄養を持っていかれるからです。つまり、保存する際は、葉を切り落として、別々にします。

キャベツやレタスのように、芯がある野菜は、栄養も痛みも芯からきます。くり抜いて、濡らしたペーパーを詰め、袋に入れて冷蔵保存して下さい。

また、一度カットした野菜は、傷みが早い為、ラップで包んで老化を防ぎ、早めに食べるようにして下さい。

最後に

そして、冷蔵庫内の整理整頓は必須です。

どの野菜がどんな状態で冷蔵庫に入っているのか、しっかり把握しておかないと、使い忘れや二度買いが発生します。100均などに様々な収納グッズがあるので、この機会に、是非、冷蔵庫内の整理整頓をしてみてはいかがでしょうか。

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