続々登場!スーパーでも買える大手食品メーカーの大豆ミートを紹介
多くの食品メーカーで大豆ミートの開発が進められています。大豆ミートとはその名前の通り、豆から作られたお肉です。一般的な肉とは違い大豆が原材料であることから、栄養価が高く、地球環境を保護できる食材としても注目されています。今日はスーパーでも売られている大手食品メーカーの大豆ミートを8選紹介します。
Contents
大豆ミートの需要が高まっている
日本ではまださほどの話題になっていませんが、欧米では環境問題への関心などから大豆ミートの需要が非常に増えています。肉を食べるのをやめ、その代わりに大豆ミートを食べる動きが広がっているのです。なぜ肉が環境問題に影響を与えているのか、それは次のようなデメリットがあるからです。
- 畜肉を育てるには広大な牧場が必要なため、森林が破壊されている
- ウシのゲップによるメタンガスが地球温暖化を進める
- 地球上の人間が増えており、畜肉の生産がそれに追いついていけない
またこれ以外にも、肉をたくさん食べる欧米人のは健康が問題視されており、肉よりも大豆ミートを食べようという動きが増えています。日本の企業もその影響を受け、大手食品メーカーを中心に次々と代替肉が登場しています。
完全なヴィーガン向けではない商品も
ただちょっと注意したいのが、大手メーカーが手がける大豆ミートは、必ずしもヴィーガン専用に作られているものではありません。原材料は大豆を中心に作られていても、乳化剤などの乳製品が含まれているものもあります。厳格なヴィーガンを実践している場合は、ベジタリアン向けに開発された大豆ミートを選ぶようにしましょう。
大手食品メーカーの大豆ミートを8選紹介
ではさっそく、日本の大手食品メーカーが開発している大豆ミートを見ていきましょう。大豆ミートそのものを販売したり、麻婆豆腐などにアレンジしたりと、メーカーによって商品には違いがあります。いずれも実際に食べた人の意見は高評価であり、美味しくてカロリーの少ない食品として注目されています。ただし、一部商品には卵や乳製品が含まれている物もあるので、注意は必要です。
大塚食品ゼロミート
https://zeromeat-store.com/?mode=cate&cbid=2457660&csid=0
ボンカレーなどを提供している大塚食品は、2020年の9月から家庭向けの大豆ミート製品について規格化を始めました。「ゼロミート」というブランドで、大豆から作られているハムやハンバーグを展開しています。見た目も味も肉そのままといえるゼロミート。いずれもすぐに食べられる形成商品なので、まずは手軽に大豆ミートを試してみたい人にもおすすめです。(※一部に卵使用)
マルコメ大豆ラボ大豆のお肉
https://www.marukome-shop.jp/shop/c/c901020/
マルコメは味噌を中心とした有名食品メーカーです。大豆商品を多く手掛けるマルコメは、その技術ノウハウを生かして「大豆ラボ」という商品を2015年から販売しています。
昔はベジタブル専用店に行かないとなかなか買うことができなかった大豆ミート。しかしマルコメがダイズラボを販売したことにより、スーパーでも手軽に買うことができるようになりました。マルコメではミンチやフィレ、ブロックタイプの大豆ミートの他にも、麻婆豆腐など大豆ミートの惣菜も展開しています。
伊藤ハムまるでお肉
https://www.itoham.co.jp/product/product/
serieslist.html?catid=248
伊藤ハムでは「まるでお肉」というブランド名で、メンチカツやナゲットなど多くの大豆ミートが売られています。その名前の通り、まるで肉のようなおいしさや食感、味や香りにこだわっている商品です。そのため「肉を食べたいけれどカロリーが気になる」「大豆商品はちょっと苦手」といった方にもピッタリでしょう。しっかり味付けされているので、お弁当にも活用できますよ。 (※一部に卵、乳製品使用)
日本ハムナチュミート
https://www.nipponham.co.jp/products/
ham_sausages/other_ham_sausages/other/21588/
日本ハムでは2020年3月に「ナチュミートシリーズ」を開始しました。肉を使わず大豆を中心に作られたハンバーグやハム、キーマカレーなど5品を中心に展開しています。特に大豆ミートのハムは好評で、見た目はもちろん、味や食感も本来のハムにとても近いそうです。サンドイッチやサラダなど、多くの料理に使うことができます。(※一部に卵、乳製品使用)
丸大食品大豆ライフ
http://www.marudai.jp/CGI/products/item/list.cgi?category=brand&cd=0002-0028
燻製屋ウインナーで有名な丸大食品は「大豆ライフ」というシリーズで多くの大豆ミート商品を展開しています。ハンバーグや麻婆豆腐、タコスミートなど、豊富なラインナップが魅力です。特徴的なのは、商品裏のパッケージに「武庫川女子大学食物栄養学科」に在籍する学生が考案したアレンジレシピが載っていること。それを参考にすれば、多くの大豆ミートレシピが楽しめそうですね。(※一部に卵、乳製品使用)
キューピー 大豆ミートミックス
https://www.kewpie.co.jp/products/product/
saladclub/saladclub/4901577078934/
マヨネーズで有名なキューピーからは大豆ミートミックスという商品が開発されています。こちらは肉そぼろのような大豆ミートと、豆・穀物がブレンドされており、サラダにかけるトッピングとして人気があります。
大豆ミート以外にも大麦、あずき、えんどう、キヌア、レンズまめといった栄養豊富な雑穀が含まれています。乳製品不使用なので、ヴィーガンでも安心して食べることができますよ。
浜乙女 大豆のそぼろふりかけ
https://www.hamaotome.co.jp/products/furikake/
detail/index.html?id=62
ふりかけや海苔など、多くの乾物を提供している浜乙女。こちらの食品メーカーでは、肉を使用していない大豆蛋白を使ったそぼろふりかけが販売されています。
そぼろと言えば鶏肉や豚肉を使ったものが有名ですが、大豆のそぼろふりかけは肉不使用、カロリーも控えめなふりかけです。そのうえお肉のような食感や味も楽しめるので、満足感も高いです。こちらの商品は肉みそ風味のほか、キーマカレー風味のふりかけもあります。
アサヒコ もっちり豆腐の四川麻婆風
http://www.asahico.co.jp/product-2
豆腐を中心とした健康食品を多く手掛けているアサヒコは「おか豆(おかず)」シリーズとして多くの大豆ミート商品を手がけています。
大豆製品を使用したミールキットで、現在販売されている種類は全部で8種類。豆乳をベースにしたコーンスープや枝豆スープも人気がありますが、今回ご紹介するのは「もっちり豆腐の四川麻婆風」。キットの中には、豆腐と大豆ミートを使用した麻婆ソースが入っているので、材料を色々と揃える必要もありません。レンジで2分の簡単調理なうえ、食べ応えのある主菜として活用できます。忙しい方の食事作りにもおすすめです。
(※ただし、おか豆シリーズの他商品には一部動物性調味料が含まれているものもあります。)
まとめ
このように日本では、多くの食品メーカーから次々と大豆ミート商品が生まれています。
大豆ミート商品を食べたことのある人は、全体から見るとまだ少ないかもしれません。しかし味噌や納豆など昔から多くの大豆食品に馴染みのある日本人は、大豆ミートの味にも馴染みやすいといわれています。
大豆ミートは今後の食生活において貴重なたんぱく源になるかもしれません。今日紹介したなかで気になる商品があったら、ぜひ試してみてくださいね。
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