大豆ミートの定番レシピ!ヘルシーで美味しい唐揚げを作ろう!
大豆ミートで作ることができるレシピはたくさんありますが、なかでも代表的な料理が「唐揚げ」です。もはや国民的人気料理といえる唐揚げですが、それを大豆ミートでも美味しく作ることができます。
しかし、大豆ミートでつくる唐揚げは、しっかりとコツを踏まえて作らないと失敗することもあり、注意が必要です。今日は大豆ミートで作る唐揚げのレシピやそのメリット、作るうえでのポイントなどについて詳しく紹介します。
Contents
大豆ミートで作る唐揚げのメリット
大豆ミートで作る唐揚げにはメリットがたくさんあります。それを紹介するまえに、まずは、一般的な鶏肉で作る唐揚げについて見てみましょう。
鶏肉で作る唐揚げのデメリット
- カロリーが高い
- 市販品はとくに値段が高い
- 油分や塩分が多い
- 食べ過ぎると胃がもたれることも
しかし、大豆ミートで作る唐揚げなら、こうした一般的な唐揚げのデメリットをカバーすることができます。大豆ミートならカロリーも低く、余計な塩分や油分も鶏肉に比べると少ないです。それはどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
カロリーが低い!
大豆ミートで作る唐揚げは、動物性食品ではないため余計な油分が含まれず、カロリーが低いです。以下は一般的な唐揚げ100gと、大豆ミートで作る唐揚げのカロリーを比べたものです。
鶏のから揚げ 100g(約3個) | 大豆ミートの唐揚げ100g(約3個) |
237㎉ | 110㎉ |
調理方法や味付けにもよるものの、大豆でできた唐揚げは一般的なものよりもおよそ半分のカロリーしかありません。
また鶏肉よりも火が通りやすいため、短時間でカラッと揚げることができます。火が通りやすいということは、少量の油でも調理できるため、カロリーも控えめに作ることができます。脂質の取り過ぎや食べ過ぎに気を使う人にとって、大豆ミートからできた唐揚げはありがたい料理といえそうです。
上手に作ればほとんど肉と変わらない!
そして大豆ミートで作る唐揚げが注目されたのは「鶏肉で作る唐揚げと美味しさが変わらない」ということです。作り方を失敗しなければ、どっちが本物の肉か分からないという声もあります。そうした意見はメディアでも多く取り上げられ、実際に本物の鶏肉と大豆ミートで作った唐揚げを食べ比べた結果、見分けがつかなった人もいました。
もちろん、作り方や材料によって味には違いがあります。例えば豆腐から作る唐揚げは大豆の味がしっかりと味わえるため、肉とは違う美味しさが楽しめます。そして肉に近い大豆ミートはどんどん研究開発が進んでおり、肉とほぼ変わらない味が楽しめると話題になっているのです。
栄養価が高い
大豆ミートにはたくさんの栄養が含まれています。
- コレステロール値ゼロ
- 食物繊維が豊富
- 大豆イソフラボンが多く女性ホルモンを安定させる
- カルシウム、カリウム、鉄分などのミネラルが豊富
- ビタミンB群が豊富
一般的な鶏のから揚げでも、タンパク質や炭水化物といった栄養は取れます。しかし、含まれている脂質は多く、たくさん食べることでコレステロール値を上げる原因にもなるでしょう。
それに比べ、大豆ミートで作る唐揚げはコレステロールがゼロであり、そのうえ食物繊維や各種ミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。もちろん揚げ物なので食べ過ぎるとカロリー過多になりますが、それでも鶏のから揚げよりは脂質が低く、安心して食べることができます。
大豆ミートで作る唐揚げのレシピ
さっそくここからは、大豆ミートで作る唐揚げのレシピについて見ていきましょう。ちなみに鶏肉の代替として作る場合は、市販の大豆ミートを使うほかにも、豆腐を利用して作る方法があります。どちらのレシピも美味しいので、両方の作り方について紹介します。
市販の大豆ミートで作る 唐揚げレシピ
- 乾燥大豆ミート ブロックタイプ 70g
- 水 適量
- 合わせ調味料
- ☆しょうゆ 大さじ3
- ☆料理酒 大さじ1
- ☆みりん 大さじ1
- ☆すりおろし生姜 小さじ1
- ☆すりおろしニンニク小さじ1
- 薄力粉 50g
- 揚げ油 適量
- パセリ 適量
作り方
- ボウルに大豆ミートを入れ水を注ぎ、柔らかくなるまで20分ほどひたしておく
- 流水で大豆ミートを洗い、水気を軽く絞る。
- ボウルに☆の調味料を入れ混ぜ合わせておく
- 2を調味料のボールに加え、よく和えたら、ラップをかけ、10分ほど漬け込んでおく。
- 汁気を切らずに、薄力粉を入れ、馴染むまで和える。
- 鍋底から5cm程の高さまで揚げ油を注ぎ、170℃に温めたら、5をきつね色になるまで揚げて、油切りをする。
- パセリを乗せた皿に盛り付けて完成。
市販の大豆ミートは戻し方がポイント
大豆ミートの戻し方は商品によって異なります。ただ基本的には水にひたし、その後よく洗って水けを絞ることが大切です。どの商品も戻し方についてはパッケージに表示されているので、その手順を踏むようにしましょう。
乾燥大豆ミートの戻し方 ポイント
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また、大豆ミートを唐揚げにするときは、しっかりと下味をつけることも重要です。すりおろしにんにくとショウガは大豆ミートの臭みを消してくれる役割もあるので、ぜひ利用しましょう。
豆腐から作る 唐揚げレシピ
代替肉として唐揚げを作る際は、豆腐を利用するのもおススメです。
材料 2人分
- 絹ごし豆腐 1丁(350g)
- 合わせ調味料
- ☆醤油 大さじ1
- ☆酒 大さじ1
- ☆ごま油 小さじ1
- ☆ショウガすりおろし 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ3
作り方
- 豆腐は冷凍庫に入れて凍らせておく
- 豆腐に熱湯をかけて半解凍させる
- 豆腐お好みの大きさにちぎり手で軽く絞っておく
- ☆の合わせ調味料を混ぜ、3の豆腐にあえる
- ビニール袋に片栗粉を入れ4を入れてよく揉み込む
- 油できつね色になるまで揚げて完成
豆腐から作ればコスパも最強!
豆腐で作る唐揚げは包丁で切るよりちぎったほうが、見た目もより唐揚げらしくなります。豆腐を冷凍して半解凍させることにより簡易的な大豆ミートとして使えるので、ぜひお試しください。下味をつける際はスポンジにタレを吸収させるつもりで、しっかりタレを吸収させましょう。
また豆腐を利用した方が値段は安くなります。大豆ミートを利用した唐揚げは、鶏肉を使ったものとあまり値段が変わらないのですが、豆腐の場合はもっと安く利用できるでしょう。豆腐から作る唐揚げは、鶏肉とは違い、大豆のうまみそのものが味わえます。カロリーの低い揚げ物なので、ダイエット中の人にもおススメですよ。
まとめ 大豆ミートで唐揚げを作ろう
大豆ミートを使った唐揚げには次のようなメリットがあります。
- 鶏肉よりも栄養が豊富
- カロリーが控えめ
- 豆腐を使えばコストパフォーマンスも良い
大豆ミートは多めに戻しておき、下味を付けた状態で冷凍保存もできます。お弁当用にちょっとだけ唐揚げを準備したい、そんなときも冷凍した大豆ミートがあれば簡単に唐揚げが作れますよ。体にやさしい大豆ミートを使い、ぜひ唐揚げづくりに挑戦してみてくださいね。
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