オーツミルクは太る?気になる糖質量やダイエットに適した飲み方を紹介
牛乳とは違う新たなプラントベースミルクとして、今オーツミルクが注目されています。オーツミルクは独自の甘さがあり、砂糖なしでもコーヒーや紅茶をラテのようにして楽しむことができます。
しかしほのかな甘味があるということは、飲めば飲むほど太ってしまうのでしょうか?今日はオーツミルクは太りやすい飲み物なのか、詳しく検証します。
Contents
オーツミルクは飲み過ぎると太る!糖質量は比較的多い
オーツミルクを初めて飲んだ時、そのほのかな甘みに驚いた方も多いのではないでしょうか。オーツミルクはオーツ麦由来のほのかな甘みが含まれており、砂糖を加えなくても程よい甘さが楽しめます。ただ甘味があるというのことは、やはり気になるのが糖質量です。
牛乳や豆乳に比べると糖質は多め
オーツミルクに含まれる糖質量は他のミルクに比べるとやはり多めです。
200ml(コップ約1杯) | 糖質の含有量 |
オーツミルク | 11.2g |
牛乳 | 9.6g |
豆乳 | 5.4g |
アーモンドミルク | 0.9g |
確かに口に含んだ時に甘味を強く感じるのは牛乳やオーツミルクです。糖質の多いこれらのミルクは、豆乳やアーモンドミルクに比べると甘さがあります。
ただここで注意したいのがオーツミルクの場合糖質は多いものの「糖類は少ない」ということです。
糖類とはブドウ糖といった体内で吸収されやすい小さな糖のことをいいます。糖類が多い飲料は飲むことで血糖値の上昇につながり、インスリンの働きにより結果的に体脂肪が付きやすくなります。
しかしオーツミルクの場合、オーツ麦由来の自然な糖であり、ブドウ糖が含まれているわけではありません。そのため飲んでも急激に血糖値を上げる作用はなく、砂糖を加えて飲むミルクよりは太りにくいと考えられます。
甘くておいしいオーツミルクは太る?
オーツミルクの甘さは血糖値の上昇にさほど作用しないため、飲んでもそれが原因で太るということはほとんどありません。
しかし注意しなくてはならないのが「砂糖入りのオーツミルク」です。
日本のスーパーで売られているオーツミルクの多くは砂糖不使用です。ただ、原材料表示を見てみると、見慣れない成分が記載されていることもあります。
とくにチョコレート味やコーヒー味など、味付けされたオーツミルクには多くの砂糖が加えられているので、ダイエット向きではないでしょう。糖質が気になる場合は、かならず裏の原材料表示を確認し、砂糖不使用と表記されているものを選びましょう。
オーツミルク 実はダイエット向きの飲み物
オーツミルクは糖質はやや多めですが、コップ一杯におけるカロリーは牛乳より低いです。
200ml(コップ約1杯) | カロリー |
オーツミルク | 80kcal |
牛乳 | 122kcal |
豆乳 | 88kcal |
アーモンドミルク | 39kcal |
こうしてみると、オーツミルクのカロリーは筋力アップに役立つ豆乳とさほど変わらないことも分かります。
しかも、オーツ麦由来のオーツミルクには食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維はダイエットに不可欠な栄養素であり、整腸作用が高いことから、太りたくない人には最適な飲み物といえます。
β-グルカンが血糖値の上昇を抑えてくれる
オーツミルクに含まれている食物繊維には、βグルカンという多糖類が含まれています。
βグルカンには生活習慣病の予防・改善効果があり、血糖値の上昇を防ぐ効果があります。しかも満腹感の持続に役立つという実証実験も行われており、空腹時にオーツミルクを飲むと程よい満腹感が続きます。小腹が空いたときに飲めば、食べすぎを抑制する効果にも期待できるでしょう。
砂糖を入れなくても甘さが楽しめる
オーツミルクは甘党の人にとって画期的なミルクです。
ダイエットを失敗する原因の1つに「つい甘いものを飲んでしまう」ということがあります。例えばコーヒーならブラックではなく、砂糖とミルクをたっぷり入れてカフェオレにして飲むというケースです。こうした嗜好品はなかなか止めることができず、いきなりブラックコーヒーに変えても美味しくないので、ストレスもたまってしまうでしょう。
しかしオーツミルクならオーツ麦由来の天然の甘さが含まれているため、コーヒーに注ぐだけでほんのり甘いカフェオレが楽しめます。これまで「砂糖を控えなきゃ!」というストレスと戦ってきた人にも、オーツミルクはありがたい飲み物でしょう。
ダイエットにピッタリな飲み方とは
オーツミルクはダイエットにも向いている飲み物ですが、ただがむしゃらに飲んだだけでは痩せません。むしろ糖質の多いオーツミルクは飲み過ぎると太ります。
そのため、ダイエットに役立てたいのなら、ダイエット向きの飲み方を実践しましょう。
ぬるめのオーツミルクを午前中に飲む
オートミルクでダイエット効果を高めたい場合は、ほんのり温めたオーツミルクを午前中に飲むのがおすすめです。
オーツミルクはオートミールと同じように、午前中に摂取するとセカンドミール効果が続きます。セカンドミール効果とは、朝摂取したオーツ麦の食物繊維が体内に滞在することで、朝食だけではなく昼間の血糖値上昇も抑える効果です。
つまり午前中にオーツミルクを飲むと昼食の血糖値の上昇を抑えることができ、太りにくい体をサポートしてくれます。冷たいオーツミルクより、人肌程度に温めたオーツミルクのほうが、腸に作用しやすいです。
小腹が空いたときのおやつ替わりに
食物繊維が豊富なオーツミルクは、お腹が空いたときに飲むと満足感を与えてくれます。太ってしまう原因の一つに、おやつを食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。その行動に覚えがある人は、是非おやつ代わりにオーツミルクを飲みましょう。
紹介している通り、オーツミルクはコーヒーや紅茶に混ぜて飲むと、ほんのり甘いラテになります。その一杯で満足感の高いおやつにもなるので、ダイエット中の方はぜひ取り入れてみてください。
1日に飲む量の目安はコップ2杯程度
オーツミルクの1日における摂取量の目安は、コップ2杯程度です。飲んだとしても1日に500ml以上は飲まないようにしましょう。
オーツミルクは1リットル入りのパックで売られていることが多いですが、あの量を1日で飲み切ってしまうと糖質の摂取量が多くなり太ります。
また食物繊維が多く含まれているため、1リットル近く飲んでしまうとお腹トラブルも起きやすいです。1回に飲む量はコップ1杯程度にし、1日のうちに何度か分けて飲むのがおすすめです。
正しい飲み方をすればオーツミルクは太らない
オーツミルクは糖質が多いものの、飲みすぎなければそれが原因で太るということはまずありません。食物繊維豊富な飲み物なので、ぜひ午前中に飲んでセカンドミール効果を発揮させ、小腹が空いたらオーツミルクを飲むようにし、ダイエットに役立ててください。
それでもオーツミルクを飲み続けているうちに太ったという人は、ミルクだけに原因を絞らず、食生活全体を見直す必要があります。どのミルクにせよ飲み過ぎることは控え、栄養バランスを考慮した食生活を心がけましょう。
短期間で痩せるためにオーツミルクを検討している方へ
オーツミルクはダイエットの手助けになる食材ですが、短期間(1~2ヶ月)で痩せたい方は運動を並行して行う必要があります。しかし、平日は仕事や家事で忙しいので運動を行うのは難しいのが現実です。
それでも、なんとかして短期間でダイエットをしたいと考えている方は、最近話題になっているメディカルダイエットという選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。
メディカルダイエットとは、1日1回GLP-1を飲むだけで食欲をコントロールするダイエット方法です。
GLP-1はアメリカをはじめとする先進国で取り入れられてましたが、ようやく日本にも導入されました。
GLP-1を体内に取り入れると以下のメリットがあります。
GLP-1を飲むメリット |
・空腹感が減少するため食べ過ぎることがなくなる ・消化スピードが緩やかになり体脂肪がつきにくい体質になる ・脂肪分解の促進作用があるので基礎代謝が向上する |
GLP-1は食べ過ぎを抑えられるだけでなく脂肪がつきにくい体質になるので、今までの生活のままでも痩せやすい体になるということです。
つまり、ダイエットに成功しやすい体作りをサポートしてもらえます。ダイエットの効率面で見た時はオーツミルクを飲んで運動を頑張るよりもメディカルダイエットの方が優れているでしょう。
DMMオンラインクリニックなら隙間時間にオンラインで医師に相談できます。ご自身の状況で、本当にGLP-1を試して問題ないか一度医師に相談してみてください。
薄着の季節に向けて今から準備したい人は、メディカルダイエットを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
\鏡を見て自分の体型に幻滅したくない人は早めに相談を/
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