国内製造で安心!ヴィーガンのための国内メーカー6選を紹介
欧米の場合、ヴィーガン向けの食材は当たり前のようにスーパーで売られています。それに比べると日本ではまだまだヴィーガン向けの食材は少ないのですが、食品メーカーによってはヴィーガン向け食材に力を入れている企業も増えてきました。
そこで今日は、ヴィーガン食材を取り扱っている国内メーカーを7選紹介します。今回紹介するメーカーはベジタリアンやアレルギーに特化している商品を取り扱っています。製造工程もしっかりしているので、安心して購入できますよ。
Contents
ヴィーガン商品を扱う国内メーカーは増えている
欧米に比べると、日本のヴィーガン人口は少ないです。しかし、ヴィーガンが安心して食べることができる植物性食品を取り扱うメーカーは増えています。その理由としては次のことがあげられます。
- アレルギーを持つ人が増えている
- 訪日外国人が増え、ヴィーガン対応食品が求められている
- 人々の健康意識が高まり、植物由来食品を求める人が増えている
例えばお菓子を取り扱うメーカーにおいても、新商品としてヴィーガン対応商品を作る企業は増えています。小麦や牛乳アレルギーを持つ人は国内に増えており、健康志向も高まっていることから、ヴィーガン対応食品を作ることが求められているのです。
大手よりも専門会社の方が安心
ヴィーガン向けの国内メーカーは、中小企業であることが多いです。いまでは「日本ハム」や「マルコメ」といった大手食品メーカーも植物由来の商品に力を入れていますが、大手が取り扱う食材のほとんどは次のような表示があります。
本品製造工場では卵、乳、小麦、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉、りんご、ゼラチンを含む製品を製造しています。
つまり、製造する上で動物性食品が混入している可能性があるのです。また、肉は使っていないけれど香辛料や保存料には「一部に卵、乳成分、小麦、大豆を含む)」と表示してあることが多いです。厳格なヴィーガンを実践している場合は、ヴィーガン食材を専門に製造している食品会社を選んだ方が良いでしょう。
国内メーカーのメリット
ヴィーガン向け商品を製造している会社は、海外においてたくさんあります。もちろん海外メーカーでもヴィーガン専用の商品なら安心して食べることができるのですが、国内メーカーなら次のようなメリットがあります。
- 地産地消に貢献できる
- 日本人好みの味付けがされている
- 野菜などは輸入品より新鮮でおいしい
- どのように作られているのか製造工程が分かりやすい
また国内メーカーの方が輸送する時間が短い分、新鮮な状態で食卓に並べられるといったメリットもあるでしょう。ヴィーガンが安心して食材を選ぶことができるよう、ベジタリアンに特化した国内メーカーがさらに増えてくれるとうれしいですね。
ヴィーガンが安心して利用できる 国内メーカー6選
ここからは、厳格なヴィーガンでも安心して利用できる国内メーカーを6選紹介します。いずれのメーカーもヴィーガン向けの専門ショップで商品を卸しているので、商品を購入するのも安心ですよ。各メーカーの特徴をとらえて、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ヴィーガン向け食材といえばここ 株式会社かるなあ
https://www.karuna.co.jp/sp/index.html
名古屋市に本社のある「かるなあ」は、ベジタリン・ヴィーガン向けに特化した食品メーカーです。植物性食品を厳選した大豆ミートをはじめ、缶詰やレトルト食品など、数多くのヴィーガン向け商品があります。
植物由来のバターやチーズ、基本調味料などもすべて取り扱っているため、ヴィーガン初心者の人も利用しやすいですよ。一般的な食材はもちろん、ネット通販ではヴィーガン向けの基礎化粧品や、植物由来のペットフードなども購入できます。
マクロビオティック食品が有名 オーサワジャパン
https://www.ohsawa-japan.co.jp/goods/newgoods.html
マクロビオティックを世界に広めたいわれている、桜沢如一の意思を継いで生まれたオーサワジャパン。桜沢の海外名称が「ジョージ・オーサワ」ということから、その名前の一部を継いだ会社名となっています。
創業は1945年、ヴィーガンを取り扱う食品メーカーの中でも実績があり、マクロビオティック食品を中止に安心安全な自然食品を展開しています。ネット販売のほかにもスーパーやレストラン、薬局やカフェなどがあり、ヴィーガンの間では有名な国産メーカーといえるでしょう。
ヴィーガン専用のお菓子が人気 ナナハコ
ナナハコは、乳製品・卵・小麦粉を使わずに作るヴィーガン対応のスイーツメーカーです。材料には国産品やオーガニックをできるだけ取り入れ、保存料や添加物も基本的には使用していません。
大阪に店舗があり、クリスマス時期にはアレルギーなどの悩みを持つ人から毎年多くのケーキ注文が入ります。バースデーケーキやクリスマスケーキはもちろん、マフィンやクッキーなど対応しているお菓子の種類も豊富です。
ちなみにナナハコは、有機食品や無添加食品の研究開発に携わっている「ムソー株式会社」の子会社です。昭和44年創業の自然食品を取り扱うメーカーとあって、ヴィーガンでも安心して利用できますよ。
ムスビ倶楽
ムスビ倶楽部は、無添加・オーガニック食材がそろう、マクロビオティック・自然食品の専門店です。こちらもムソー株式会社の子会社ということで、取り扱っている商品は多く、安心・安全な食材が手に入ります。
ムスビ倶楽部の場合、すべてヴィーガン対応の食材というわけではないものの、「植物性健康食品」の取り扱いが多いのにも注目です。たとえば良質な青梅果肉のしぼり汁だけをじっくり煮詰めた梅エキスには、血行を促進し、冷えた体を温める作用がありますよ。
ラーメンが大人気!桜井食品株式会社
https://www.sakuraifoods.com/product/210410.html
桜井食品は、オーガニック食品の製造・輸入・販売を手掛けている食品メーカーです。数多くのヴィーガン向け食品を取り扱っていますが、代表的なものといえばラーメンです。
ノンフライ&ベジの有機ラーメンは、国内産の有機栽培小麦を原料にし、添付のスープには畜肉や魚介類等が使用されていません。あっさりとした味の中に素材の味や香りが生きており、自分好みでトッピングもできますよ。
安心ポテトチップス 深川油脂工業株式会社
https://www.kumachan.co.jp/okashi
深川油脂工業株式会社は、こめ油を使用したスナック菓子を製造している北海道の会社です。ヴィーガンが食べられるお菓子にポップコーンがありますが、一般的なポップコーンは動物性油脂が使われていることも多いです。しかしここで作られているポップコーンやポテトチップスは、国内産の米糠や米油から産出された製品であり、ヴィーガンでも安心して食べられます。
各製品は食料自給率をアップさせる運動にも加盟しており、業界初の全ての原料が北海道産利用したポップコーン事業も展開しています。各メディアから取り上げられることも多く、いま注目のお菓子製造会社です。
まとめ
ヴィーガン向けの商品を展開している国内メーカーは、無農薬やオーガニック野菜などにも力を入れています。たとえヴィーガンを実践していなくても、今日紹介したメーカーの商品を利用することは、安心、安全な食材を口にすることができそうですね。
また、今回紹介した食品メーカーなら、ヴィ―ガン向けの調味料や一般的な食品も簡単に手に入ります。気になるメーカーがあれば、ぜひ通販などを賢く利用してみてください。
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