ファストフードで食べられる!大豆ミートのハンバーガー提供店を紹介!
アメリカではハンバーガーに挟まれている肉のパテに、植物由来でできた大豆ミートが使われることが多くなりました。その流れは日本にも来ており、2020年以降、代替え肉を使ったハンバーガーの商品化が進んでいます。
しかも、その味は肉本来のものとさほど変わらず、肉よりもカロリーが少なめで栄養価が高いというメリットもあるようです。今日は日本で商品化されている大豆ミートのハンバーガーを6選紹介します。
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欧米で大豆ミートハンバーガーはすでにお馴染み
アメリカでは全米店舗数NO.3のバーガーキングが、ハンバーガーのパテにインポッシブルフーズの代替え肉を使い、すっかり主役メニューとして流通しています。
アメリカの場合は肥満体国といわれ、健康的なハンバーガーを食べたい人のニーズに答えたことで代替え肉の市場がどんどん増えています。また、欧米では環境問題への高まりもあり、多くの二酸化炭素を排出する畜肉をやめ、大豆でできた肉に切り替えようという動きがあります。こうしたことから、海外の先進国におけるファストフード店では、すでに代替え肉のハンバーガーが次々に生まれているのです。
日本でも代替え肉ハンバーガーが続々誕生!
海外で代替え肉が次々に誕生される動きを受け、日本でも多くのコンビニやレストラン、スーパーで代替え肉が販売されるようになりました。日本の場合は環境問題に関心を持つというより、カロリーの低い健康的な肉を食べてみたい、という消費者の動きも関係しています。
すでにコンビニやスーパーでは「大豆ミートでできた唐揚げ」「大豆ミートのハンバーグ」などが売られています。そして安くて美味しく食べられるとして、近頃はファストフードのハンバーガーに代替え肉が導入されるようになってきました。
マクドナルドはマックプラントを販売予定
日本でもっとも有名なハンバーガーチェーンといえばマクドナルドです。現在はまだ代替え肉のハンバーガーは発売されていないものの、マクドナルドも近いうちに植物由来の肉でできたハンバーガーを販売すると発表しています。
その名も「マックプラント」。マクドナルドは以前から代替え肉市場をけん引するビヨンドミートと契約を結ぶのでは、といわれていました。しかしマクドナルドはあくまで自社独自の代替え肉の開発や生産を行うと発表しています。まだ日本での発売は未定ですが、マックプラントは全世界の店舗で販売予定なので、植物由来のハンバーガーを口にできる日も近いかもしれません。
今すぐ食べられる!代替肉のハンバーガーを紹介
ここからは、2021年現在すでに販売されている代替え肉のハンバーガーを6つ紹介します!ただ商品によっては一部店舗のみ取扱いになっているので、詳しくは各店舗のHPなどで確認してください。また、植物由来の代替え肉であっても、調味料などに動物性食品が含まれる場合もあります。
モスバーガー ソイパティ
https://www.mos.jp/cp/interview/soypatty/
もともとモスバーガーは野菜がたっぷり入ったハンバーガーが多く、健康志向の高い人が利用するお店とも言われています。そのためモスバーガー側も、もっと野菜や豆を食べてほしいといったアイデアからソイパティを誕生させました。
モスバーガーのソイパティは種類が豊富なのも魅力です 。スタンダードなソイモス野菜バーガーをはじめ、ソイ照り焼きバーガー、ソイモスチーズバーガー、ソイモスモーニングバーガーなど、実に11種類ものソイパティバーガーが販売中です。
ロッテリア ソイ野菜ハンバーガー
https://www.lotteria.jp/campaign/000308/
ロッテリアでは2019年5月から一部店舗でソイパティを挟んだ野菜バーガーを販売しています。こちらのハンバーガーパテは、つぶ状に仕上げた大豆をふっくらと膨らませ、肉に近い食感を再現しています。
しかも従来のハンバーガーに比べカロリーはおよそ50%オフです。またノンコレステロールのマヨドレッシングやケチャップを使い、ヘルシーながら食べ応えのあるハンバーガーとして話題になっています。モーニングから販売されているので、朝から栄養価の高いハンバーガーを食べたい人にも好評です。
フレッシュネスバーガー THE GOOD BURGER
https://www.freshnessburger.co.jp/brandnews/1285/
フレッシュネスバーガーは代替え肉を使った「THE GOOD BURGER」を販売しています。こちらは100%植物性由来の大豆パティと、糖質約45%カットされたバンズを使い、健康志向の高い人をターゲットにした商品です。
すでに好評なため、2020年11月にはシリーズ第2弾として「THE GOOD BURGER(アボカド)」も販売されています。こちらは従来の代替え肉バーガーに、アボカドがどっさり1/2個もプラスされています。美肌効果の高いココナッツオイルが含まれる大豆パティを使用しているため、とくに女性からの人気が高い商品です。
バーガーキング プラントベースワッパー
https://www.burgerking.co.jp/#/menuDetail
すでにアメリカのバーガーキングでは代替え肉を使ったインポッシブルワッパーが有名です。ここ日本でも大豆由来の100%植物性パティを直火焼きした、プラントベースワッパーが販売されています。こちらのハンバーガーは代替え肉が中心だけではなく、ピクルス、レタス、トマト、オニオンといった豊富な野菜も入り、栄養バランスの良い1品になっています。
このほかにもたっぷりとアボカドを挟んだ、アボカドプラントワッパーもあります。セットメニューで注文すれば、ポテトとドリンクが付き、ヘルシーなハンバーガーがお腹いっぱい食べられますよ。
ドトールコーヒー 全粒粉サンド 大豆ミート
https://www.doutor.co.jp/dcs/menu/detail/20200911132025.html
コーヒーチェーン店のイメージがあるドトールですが、店内で注文できるパンやスイーツのメニューはとっても豊富。そんなドトールでは、大豆を主原料とした大豆ミートハンバーガーが販売されて話題になっています。他の代替え肉バーガーではレタスやトマトが一緒に挟まれていることが多いのですが、こちらはきんぴらごぼうと和風トマトのソースがサンドされ、大豆ミートのうま味をアップさせています。
また、パン生地にもこだわり、植物性原料で作られた全粒粉サンドになっています。完全ヴィーガン対応というわけではないものの、基本的に動物性食品は不使用となっています。
コメダ珈琲 KOMEDA is べっぴんバーガー
コメダ珈琲は、東銀座に「KOMEDA is」というプラントベース(植物由来)の喫茶店があります。ここでは「お肉を休む日を、つくろう」をテーマに、地球環境にやさしい原料だけで作られたメニューを提供しています。
代替え肉バーガーの「べっぴんバーガー」は、もちろん大豆由来100%のプラントバーガーであり、調味料には天然醸造や熟成された日本古来の伝統調味料が使われています。このほかにもアラビカ種100%のサステナブルなコーヒーや、国産米粉をブレンドしたパンケーキなど、体と自然にやさしいメニューが取りそろっています。
まとめ
今日紹介したチェーン店の多くは、いずれも身近にあるお店ではないでしょうか。取り扱い店舗は限定されているケースもありますが、多くのお店で代替え肉のハンバーガーなどが売られています。
いつものお馴染みメニューをやめて、たまには代替え肉のパテに変えてみてはどうでしょうか。1人1人が肉をやめて大豆ミートに変えることで、少しずつ地球環境への影響を変えていけると良いですね。