関西にも、マクロビオティック系のレストランが数多くあります。

首都圏ではどちらかというとちょっと特別感のあるオシャレ系が多いのに対し、関西ではもっと地についた、地元の方がふらっと訪れることができるようなお店が少なくありません。

関西でおすすめのマクロビレストラン１０選

今回は、大阪・奈良・兵庫・和歌山・京都のマクロビ系レストラン10軒をご紹介します。

【大阪府・大阪市】メリーモモ

マクロビオティックをベースとし、身体と心が本当に求めている料理を追及しているお店です。

浄水された活水や化学肥料不使用の野菜、伝統的に作られた調味料を季節や天候に合わせて使用し、細胞一つ一つにまで届くような手料理を提供しています。

モーニングには玄米粥セット（540円）や豆乳フレンチトーストセット（650円）など、お腹にやさしいメニューです。

ランチは植物性食品のみのブラウンライスランチセット（860円）やオーガニックパスタ（1,080円）、ランチコース（2,200円、3,800円、5,400円）などがあります。

また、動物性食材をメインにしたパワーアップランチセット（860円）も提供しているので、普通食の男性でも満足できます。

スイーツも甘酒タルトやSoyクリームケーキなどがあり、どれも乳製品・卵・白砂糖を使っていないとは思えない自然で上品な甘さです。

【大阪府・大阪市】Natural kitchen　めだか（2号店）

めだかを人間に例え、「めだか（健全な心）はきれいな水（環境）の中でしか育たない」をコンセプトに、自然治癒力を高める料理を提供しているお店です。

特殊な圧力鍋でふっくら炊かれた玄米、本来の甘みを引き出す調理法で作られた国産野菜のお惣菜、粗製糖、酵素塩、熊本の手作り味噌など、マクロビアンやヴィーガンが安心していただける素材を使っています。

ランチは日替わり自然食定食（有機玄米と雑穀入り白ご飯のハーフ＆ハーフまたは玄米ご飯＋日替わり主菜、副菜、漬物・味噌汁）が960円、煮込みカレー（1,050円）、軽食とろろ丼（810円）などの定食ものの他、車麩のカツや豆腐と海藻のサラダなどアラカルトもあります。

また、動物性食材を使った定食（1,100円）や塩麹鶏のからあげ（2個220円）もあるので、普通食の人と一緒に楽しめます。

【大阪府・東大阪市】マクロビオティックレストラン　りんどう

有機米と自然の恵みたっぷりの野菜だけを使った、マクロビオティック料理を楽しめる和食レストランです。

自然食といいながら調理に電子レンジを使用する店も少なくない中、りんどうは危険性のある電磁波を発する機器を使わず、とことん手作りにこだわっています。

また、お店は化学物質を一切使用しない無添加住宅メーカーに依頼して建てたものなので、いつの間にか深呼吸してしまう居心地の良さがあります。

ランチは、グルテンの生姜焼きや高野豆腐カツなどの週替わり定食（980円～）や蒸し有機野菜定食（1,050円）、ヘルシーランチ（850円）など、リーズナブルな価格で提供しています。

また、メインが3種類のレディースランチ（1,800円）もあり、女子会にぴったりです。

【大阪府・高槻市】セレンテーブル

すべて植物性の食材や伝統的手法で作られた調味料や乾物を使用し、白砂糖や添加物、電子レンジを使わず、手間暇かけた料理を提供しているお店です。

その日の天気や気温に合わせ、陰陽のバランスを考えた献立で、自然との調和を最も大切にしています。

平日の玄米ランチプレート（1,300円）は日替わりで、玄米と雑穀、季節の野菜、豆、海藻をふんだんに使っています。

またHoliday玄米ランチにはさらに1品プラスされ、1週間の疲れを癒すリッチなメニューになっています。

その他、玄米カレー（1,000円）や具だくさんスープと玄米おにぎりのセット（1,000円）などもあり、決してメニュー数は多くないものの、その分一品一品真心込めて作っています。

【大阪府・豊中市】スタンスドット

伝統的なマクロビオティックの普及・啓発活動を行なっている大阪の正食協会でマクロビを学んだオーナーが、素材の旨みを最大限引き出した野菜料理を提供しているお店です。

日替わりのランチメニュー（1,050円）は黒米入り無農薬玄米ご飯に、高野豆腐やソイミート、豆腐、雑穀など、植物性タンパク質をたっぷり摂ることができます。

座席が9席とこぢんまりしたお店ですが、白と木目を基調とした清潔感溢れるレストランで、穏やかなランチタイム・ティータイムを過ごせます。

【奈良県・奈良市】喜菜亭

ベジタリアンレストランとなっていますが、実際は完全菜食に非常に強いこだわりがあり、食材から調味料まですべて植物性のみです。

また、調理器具や食器は動物性食材に一切触れさせたことのないものを使うなど、マクロビアンやヴィーガンのためのレストランといえます。

日替わりランチは数種類あり、おかず4品に玄米・七分づき、半々から選べるご飯、汁物で1,200円～、それにコーヒーや紅茶、デザートがついたセットが1,500円～です。

単品では、一品付き五目うどん・ラーメン（1,200円）もあります。

さらにグルテンフリーメニューもあるので、小麦粉アレルギーの人でも楽しめます。

英語、中国語、スペイン語、フランス語に対応できるスタッフがおり、外国人のお客様もよく訪れています。

【兵庫県・神戸市】むすび食堂

マクロビオティックを学んだオーナーが2014年にオープンしたお店です。

元々はお弁当メインでしたが、現在は店内でランチなども提供しています。

ランチは一汁三菜定食、一汁四菜定食、おむすび定食がありますが、その日の天候などを考慮し、その時に手に入る野菜で作るため、決まったメニューはありません。

また、寒い日と暑い日で塩の加減を変えるなど、自然と調和した料理を提供しています。

【和歌山県・高野町】梵恩舎

高野山宿坊前の古民家を利用した、西洋風精進料理のインターナショナルカフェです。

奥様がフランス人、ご主人は中・仏・伊・英を話せる日本人で、菜食の外国人にもよく知られています。

14席しかないこともあり、日曜のランチタイムは行列ができるので、時間に余裕を持って出かけましょう。

マクロビオティックを謳ってはいませんが、様々なタイプの菜食の外国人客が訪れることから、こちらの希望を伝えると出来る限り対応してくれます。

ランチはワンプレート（1,000円）で、デザートとコーヒーか紅茶をセットにすると1,200円とお得です。

デザートの豆腐のチーズケーキはレモンの味が効いたさっぱり味で、高野山帰りの疲れを癒してくれます。

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【京都府・京都市】オーガニックハウスサルーテ

マクロビオティック、グルテンフリー、ヴィーガン、オーガニック、ローフード、発酵、世界の家庭料理などをミックスした料理を提供しているお店です。

長屋風のお店で、靴を脱いでくつろぎながらいただけます。

ランチはベジ菜定食（1,000円）や季節のお野菜カレー（900円）、ベジキッシュ定食（930円）などがあり、特にベジ菜定食は玄米ご飯に主菜、小鉢3品、漬物、汁物が付き、ボリューム満点です。

ただ、マクロビオティックの本質から考えると、少々おかずが多すぎるかもしれません。

各料理の味付けが工夫されており、菜食の堅苦しいイメージが全くなく、毎日でも食べたくなるような家庭的な味です。

【京都府・宇治市】食堂　山小屋

マクロビオティックと謳ってはいませんが、玄米や古代米に季節のオーガニック野菜をふんだんに使った植物性食材のおかず、味噌汁と、マクロビアンが安心していただけるメニューになっています。

ランチはToday’s specialが～1500円、アラカルトとして車麩のフライとサラダのプレート（1,000円）、テンペの生春巻（880円）、玄米ご飯（300円）などもあります。

決してメニューは多くありませんが、オーナーご夫婦が一つ一つ丁寧に作っており、メリハリのある味付けはとても好評です。

古民家風の目立たない佇まいですが、照明を少し落とした店内とBGMが心地よい雰囲気を醸し出しています。

東京とは一味違う家庭的な味を楽しもう

関西のマクロビ系レストランの多くは、心を豊かにすることを何より大切に考えています。

そのため気取った料理ではなく、毎日食べたくなる味を追及しているお店が大半で、価格もそれほど高くありません。

何より気負わず楽しんでいただけるのが、一番の魅力ですね。

関西 マクロビレストラン