最近じわじわと人気を集めているマクロビオティック料理。

しかし「玄米」「動物性食材NG」といったイメージが強く、美味しくなさそうな印象を抱く人は少なくありません。

そこで今回は、東京都内の厳選マクロビレストランを10軒ご紹介します。

東京都内のおすすめマクロビレストラン１０選

どの店も材料、調味料、調理法にこだわった上で、素材の力を引き出した本当の美味しさを追求しており、それまでのイメージを払拭してくれるでしょう。

おしゃれにいただくも良し、レトロ感あふれる中でほっとするも良し、お気に入りのお店を見つけてくださいね。

【東京・新宿】チャヤマクロビ　伊勢丹新宿店

「チャヤマクロビオティックス」は、「食べてきれいになる、オーガニックな生き方」をコンセプトに展開する、葉山の老舗料亭「日影茶屋」から誕生したレストランです。

都内に4店舗、新潟に1店舗を持ち、それぞれ特徴のあるメニューを提供しています。

どのレストランでも卵や乳製品、白砂糖は使用していませんが、魚介類など三浦海岸の新鮮な動物性食材を使用したディッシュもあります。

伊勢丹新宿店では、ランチはドリンク付きワンプレートやコース、アラカルトがあります。

ワンプレートでは、旬の三浦野菜をふんだんに使用したマクロビプレート（2,310円）やビッグマクロバーガープレート（2,200円）、海の幸も楽しめるマグロ頬肉のグリルプレート（2,420円）などを提供。

また、コースでは季節の野菜や海老、マグロ、真鯛などを使った数種類の前菜・メインディッシュから選択でき、菜食以外の方でも楽しむことができます。

ディナーには海の恵みを楽しめる海コース（3,960円）や季節の野菜と穀物で調理された畑コース（3,410円）のほか、コース（4,125円～）やスペシャルディナー（7,700円）、アラカルトなどがあります。

この他にも5,000円～の女子会用コース、ケータリングなどもあり、どれも自然の恵みをたっぷり受けた野菜や魚介類、肉を堪能できます。

【東京・新橋】ザ　ロイヤルパークホテル　アイコニック　東京汐留店

モーニングとして、選べる4種類のプレートにパンやサラダ、ドリンクがついたメニュー（3,025円）があり、一般の方からマクロビアンまでお好みに合わせたプレートを選択することができます。

ランチは平日と休日に分かれています。

平日ランチは有機玄米の巻きずしプレート（1,250円）や、スーパーフードを使用したサラダ＆デリプレート（1,350円）、銀鮭グリル（1,350円）など、手軽な価格のメニューが揃っています。

また、週末ランチは平日ランチと同じメニューの他、サラダやサイドメニュー、ヘルシー＆ビューティーコース（3,000円）、ランチ＋デザートのカフェプラン（2,700円～）もあり、週末を安全でおいしい料理でゆったり過ごすことができます。

ディナーはアラカルト、メインディッシュ、サラダから、あるいは8種類のプレート（1,180円～）からチョイスできます。

こちらも魚介類使用、グルテンフリー、野菜と穀物のみとバラエティに富んでおり、新鮮な食材が丁寧に調理されています。

【東京・銀座】チャヤナチュラル＆ワイルドテーブル　日比谷シャンテ店

ランチはこだわり野菜とハーブを使用した季節のマクロビデリ玄米プレート（1,360円～）があり、デリは冷製・温製それぞれ数種類から選ぶことができます。

その他、メイン＋選べるプレート（1,250円～）では農園野菜やマグロ、薬膳カレーなど豊富なプレートから選択できます。

平日・休日とも同じメニューを楽しむことができますが、休日は1割ほど価格がアップします。

ディナーは300円～の前菜、1,450円～のメインディッシュ、サラダなどがあり、野菜と穀類のみ、あるいは魚介類から選ぶことができます。

その他にも季節の野菜と玄米、ジュース、ミニデザートがセットになったマクロビプレート（1,520円～）や、魚介類の和風ブイヤベース（1,680円）、薬膳カレー（1,250円）などがセットになったプレートも用意されています。

チャヤマクロビオティックは、この他渋谷区富ヶ谷に「Bojun tomigaya」、新潟市に「カフェ　チャヤマクロビ万代店」があります。

【東京・表参道】BROWN RICE

BROWN　RICEは、イギリス生まれのオーガニック＆エコロジースキンケア製品を販売するニールズヤードを母体とするレストランです。

ヴィーガンレストランとなっていますが、日本の四季に合わせた古来の食の知恵を生かし、野菜の皮や根も使い、玄米、野菜、大豆を中心とした料理を提供しており、マクロビオティックそのものといえます。

また、調味料も器もすべて手作りで、本当の豊かな食を味わうことができます。

ランチメニューは3種類で、一汁三菜（1,700円）、野菜のせいろ蒸し（1,700円）、カレー（1,500円）となっており、どれも旬の野菜を産地から直送しています。（土日は旬の前菜付きでプラス500円）。

この他、玄米コーヒーを使ったティラミス（850円）や無農薬緑茶のあんみつ（750円）、自家製豆腐のケーキやアイスクリーム、お茶など、どれも手抜きのない心を込めたメニューで、リラックスした時間を過ごすことができます。

【東京・原宿】モミノキハウス

モミノキハウスは1976年にオープンした、日本で初めての自然食レストランです。

シェフは国内外のレストランで活躍した後、日本のマクロビオティック総本山リマクッキングスクールで学んでおり、日本人に合ったマクロビ料理を提供しています。

自然栽培で作られた玄米や雑穀、野菜、発酵食品、調味料のみを使い、日本人はもちろん原宿らしく外国人のお客様もよく訪れています。

レトロ感のある内装で、原宿の喧騒を忘れさせてくれる心地よいレストランです。

ランチメニューにはベジミート唐揚げセット（999円）や自然食セット（1,280円）などの他、普通食の方も楽しめるよう鯖やエゾシカを使ったメニュー（各1,280円）もあります。

ディナーコースは予約制のみで、ベジステーキや豆腐ステーキなど、自然農法野菜をふんだんに使ったメニューになっています。

【東京・西荻窪】玄米菜食　米の子

炊きたての玄米と新鮮な野菜など植物性食材のみを使用した、一汁三菜をコンセプトにするレストランです。

自家製のぬか漬けや手作りの総菜など、塩と醤油、味噌で味付けされた料理は決して華やかではありませんが、何種類もの総菜がきれいに盛り付けされており、一つ一つ味わいながら贅沢な気分でいただくことができます。

ランチは玄米おむすびセット（850円）や、具だくさんの味噌汁や大豆タンパクの唐揚げなどの副菜がセットになった玄米お昼ご飯（1,000円）など、どれもリーズナブルな価格で本格的なマクロビ料理を楽しむことができます。

また、玄米ご飯、副菜、季節の野菜料理にデザートまでついたおまかせの米の子コース（2,700円）もあります。

アルコールも扱っており、オーガニックビール（580円）やグラスワイン（600円）などは料理との相性も良く、ほのかな酔いが料理をさらに引き立ててくれます。

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【東京・両国】自然食れすとらん　元氣亭

穀物菜食を中心とした、エコロクッキングスクール監修のレストランです。

ほぼマクロビオティックですが、陰陽にはそれほどこだわりがなく、玄米を美味しく食べることを最も大切に考えており、その日の気候によって炊き方を変えるこだわりようです。

ランチは日替わりメニュー（800円）ややくぜんカレー（950円）、食事道膳（1,000円）、スマートミール食事道膳（1,200円）などがあります。

食事道膳はエコロクッキングスクール提唱の食事道（穀物菜食（適応食）、身土不二、一物全体食）を反映したものになっており、小魚がつきます。

また、玄米か雑穀入り玄米か雑穀入り五分づき米の主食に、漬物、汁物のシンプルなごはんセット（530円）もあり、厳格なマクロビアンに好評です。

【東京・木場】オーガニックカフェルル

カフェルルは、インターナショナルプリスクール（英語幼稚園）が経営する、オーガニック素材のみで作るレストランです。

元々は生徒の給食を提供していましたが、現在は大人用メニューも揃っています。

マクロビオティックをベースに、栄養士がバランスの良いメニューを考えており、子供から大人まで安心安全な食事をすることができます。

また、建物は極限まで化学物質を排除しているので、過敏症の方でもお食事を楽しんでいただけます。

メニューには魚を使ったものもありますが、野菜のプレート（2,040円）やごぼうとベジミートのトマトソースパスタ（2,040円）など、菜食の人用のメニューも提供しており、菜食でない人と一緒に楽しむことができます。

また、キッズメニュー（1,020円～）もありますが、提供は月～金が14：00～18：30、土曜が～19：00となります。

【東京・巣鴨】甘露七福神

巣鴨のとげぬき地蔵そばにある、マクロビオティックの甘味処です。

甘みを出すために甘味料の中でも陽性のてんさい糖を使っており、玄米にお茶は三年番茶と、マクロビオティックを忠実に守っているお店です。

あんみつ（850円）、みつまめ（600円）、しるこ（780円）など普通の甘味処と変わらない価格で提供しています。

またお土産用やテイクアウト用もあり、自宅でもマクロビスイーツを楽しむことができます。

【東京・八王子】ナチュラルカフェ　さくら亭

4テーブルしかないこぢんまりとしたお店で、基本的にはオーナーの女性一人で切り盛りしている、とてもアットホームなカフェレストランです。

動物性食材は一切使わず、旬の野菜や雑穀、伝統的な製造方法で作られた調味料を使用しており、料理・飲み物全てに水素水を使うなど、心身の健康にこだわっています。

また、天然酵母のパンはふんわりしっとり絶品と評判です。

ランチメニューは「気まぐれランチ」1,480円1種類で、その他はお子様ランチ（700円）があります。

ドリンクは有機栽培のコーヒーやリンゴジュース、アップルタイザーなどの他、三年番茶や梅醤番茶、しいたけ大根茶など体調不良を改善するものもあります。

マクロビは美味しい！

マクロビオティックは日本で生まれたものですが、今やアメリカやフランスなどのほうが盛んです。

日本ではまだまだ少ないですが、ぜひ今回ご紹介したレストランで、健康的で美味しい料理やデザートを味わってくださいね。

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東京 マクロビレストラン