”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”という食スタイルでヘルシーライフ!
欧米で広がっている新しい食スタイル、”ゆるヴィーガン”、”ゆるベジ”をご存じですか?
週末になると疲れが出たり、食生活の乱れから胃腸の調子が悪かったりなどの悩みを抱えている人が多いと思います。栄養バランスの取れた食事を心がけ、野菜を十分に摂らなければならないことは分かっていても、現実は仕事や子育てに忙しく食事にそれほど気をつかっていられないかもしれません。ベジタリアンやヴィーガンに興味があるけれど、大好きなお肉やお魚が食べられないのは絶対無理…と思っている方もいることでしょう。
そんな方には、”ゆるヴィーガン”や”ゆるベジ”をおすすめします。今回は、その名の通り、ゆるいヴィーガンやベジタリアンを生活に取り入れる方法を紹介します。
Contents
”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”とは
“週末ベジタリアン”という言葉を雑誌などで見たことはありませんか?野菜中心の食生活を週末だけ取り入れてみるという、ゆるいベジタリアンライフです。一定のルールが決まっているヴィーガンやベジタリアンと違って、自分の体調や食習慣などに合わせて、フレキシブルに菜食を食生活に取り入れるライフスタイルです。
欧米では、”ゆるベジ”は“フレキシタリアン”と呼ばれており、広く受け入れられています。
ベジタリアンやヴィーガンを徹底しようとすると、ストレスを感じることもあり、また外食の際に食べられる食品が限られてしまうことも。
”ゆるヴィーガン”や”ゆるベジ”ならば、自分のペースで無理なく続けられます。仕事などで平日忙しい場合は、週末や休みの日だけ、または週末に外食をする機会が多いなら、平日のランチだけなどに”ゆるヴィーガン”や”ゆるベジ”を取り入れる方法です。たとえば、この日は動物性タンパク質を摂ってもOKというように、自分に合うルールを決めて行うと良いでしょう。基本的には週に1日以上、動物性食品を意識的に減らす食生活を”ゆるヴィーガン”や”ゆるベジ”と呼びます。
日本でもヴィーガンやベジタリアンを取り入れている人の中には、このゆるい菜食主義の人が意外に多くいることが調査によって分かっています。
”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”の効果
野菜や果物の有効な成分を多く摂取できるヴィーガンやベジタリアンを週に1度実施するだけでも、以下のようなメリットが期待できます。
・胃腸の負担を抑えられる
・美肌効果がある
・体内がリセットされる
・生活習慣病予防にも効果的
このように野菜をたくさん摂取することで得られるメリットはいろいろあります。
普段から肉食が多く、お酒を飲む機会が多い人であれば、効果はテキメンです。野菜を多く摂ることで胃腸の調子が整ってきて、メタボの改善も期待できます。
”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”で意識すべきポイントとは
植物性たんぱく質を摂る
野菜中心の食生活になるとたんぱく質が不足しがちになるため、動物性食材を減らした分、大豆製品などの植物性のたんぱく質を積極的に摂るようにしましょう。
上質な油を摂る
調理で油を使うときはオリーブオイル、亜麻仁油、えごま油など質の良い油を使いましょう。
間食にはナッツ類がおすすめ
小腹が空いたときなど、間食をしたいときには、カシューナッツ、アーモンドなどのナッツ類を食べて脂質やたんぱく質を摂取しましょう。
海外のベジタリアンレシピを参考にするのもおすすめ
日本より海外の方がヴィーガンやベジタリアンの人が多数存在しますので、メニューのヒントとして海外のサイトを参照するのもおすすめです。
まとめ
週末だけ、あるいは週に1日だけお肉やお魚を食べない”ゆるヴィーガン”や”ゆるベジ”なら日本人にも受け入れやすいのではないでしょうか。
いきなり厳しい菜食生活を決め込んでしまうと、ストレスの元になるかもしれません。植物性たんぱくの食材と野菜中心の食生活にシフトすると、今まで動物性の食べものを消化するために使っていたエネルギー消費がなくなる分、胃腸の負担を軽減できることもメリットです。胃腸の負担が少なくなると、それだけでも体が疲れにくく感じられるでしょう。
お酒を良く飲む人は週に1度の「休肝日」を設けたりしますよね?日頃疲れがちな現代人の胃腸にも週に1度「”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”の日」を設けて胃腸に優しい日を作りませんか?
現代人は野菜が不足しがちですが、自分のペースで集中的に野菜を補うこともできる”ゆるヴィーガン””ゆるベジ”ライフで、より健康的になりましょう。