Organic+(オーガニックプラス)
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Organic+(オーガニックプラス)
エリア | 北海道・東北 |
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ジャンル | イタリアン・フレンチ |
住所 | 札幌市中央区南3条西6丁目1-3 ティアラ36ビル 1階 |
アクセス | 地下鉄南北線すすきの駅から徒歩3分、市電資生館小学校前電停から徒歩1分 |
営業時間 | 火~土17:30~24:00(L.O.23:00)、日・祝17:30~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 月曜日(ただし月が祝なら営業→その場合は火休) |
電話番号 | 011-223-6970 |
平均予算 | ディナー : 3,000円~4,000円 |
支払方法 | 現金、各種カード可 |
座席数 | 16席 |
駐車場 | 無し |
URL | https://ameblo.jp/organic-plus |
数えきれないほど多くの飲食店が密集する札幌・すすきの。煌びやかなネオン輝くこの地区に、有機野菜とオーガニックワイン、無添加調味料にこだわる落ち着いた雰囲気のカジュアルイタリアンがあります。
「Organic+(オーガニックプラス)」さんです。
カウンター8席・テーブル4×4=16席の店内。穏やかな間接照明が温かみあるムードを創り出しています。
テーブル席に案内されメニューを開きます。卵使用の料理には黄色の〇印、肉使用の料理にはピンク色の〇印、魚介類使用の料理には緑色の〇印がそれぞれ名称の先頭に付されています。つまり、いずれの〇印も付いていないものが完全植物性の料理=ヴィーガン料理ということになります。
参考にメニューの一部を示します。ヴィーガン料理のバリエーションの豊富さがお分かりいただけるのではないでしょうか。
イタリアンのお店なので、ワインは欠かせません。軽めのおつまみとともに注文することにしました。
赤ワインから「マス・ド・ジャニーニ・ルージュ(税別580円)」
前菜から「オリーブとケーパーベリーのマリネ(税別500円)」をオーダーです。
ワインは全て有機農法栽培・手摘み収穫・少量生産・天然酵母使用・無加糖無着色・酸化防止剤の使用は最小限に抑える――といった基準をクリヤした自然派ワイン。一口含むと華やかな香りとクリヤな葡萄のフレイヴァが口にふわっと広がります。
オリーブのマリネはケーパーの爽やかな酸味と独特の風味がいい刺激となっています。噛むと中の小さな種子がプチプチと弾け、柔らかいオリーブの食感と良いコントラストをなしています。
ワインで胃が刺激され良い感じで食欲が亢進してきたので主菜と主食を追加発注です。
お店のおすすめメニューから「大豆タンパクのザンギ(税別680円)」と、
「パン3種盛り合わせ オイル付き(税別680円)」をチョイスです。
大豆タンパクのザンギは甘酢仕立ての醤油味。大豆タンパクはぷりぷりした麩のような歯ざわりで、北海道の郷土料理・ザンギ(=醤油等で下味を付けた鶏の唐揚げ)の食べ心地をうまく表現しています。
パンの盛り合わせは、上から時計回りに「赤ワインとイチジクのパン」「ライ麦と3種ハーブのパン」「干しブドウとナッツのパン」。エクストラヴァージンオリーブオイルをたっぷり浸して食べると最高においしいです。なお、この盛り合わせは全5種類の自家製天然酵母パンから好きなものを選択するシステムなのですが、どれをオーダーしても確実にワインとマッチする心憎い顔ぶればかりです。
おなかは概ね満たされたのですが、最後にどうしてもデザートをいただきたくなりました。「自家製豆乳アイスクリーム 有機玄米フレーク添え(税別400円)」を酔いにまかせてオーダーです。
オーガニックのメープルシロップがトッピングされたバニラアイスは自然な甘みで後味さっぱり。ラストの口直しにぴったりな一品です。
昨今、札幌市内にもヴィーガン対応の飲食店が徐々に増えてきていますが、ここまで本格的なイタリアンを提供するヴィーガンレストランは今のところ「Organic+」さんを置いて他にはないと思います。お洒落なお店でいただくヘルシーイタリアン。心にも体にも贅沢なひとときになること間違いないでしょう。