~冬の美味しい野菜~

秋に引き続き、本格的な寒さに勝つ為、ぐっと甘みを増し、体を温める効果のある冬野菜。体が冷え、消化機能が低下しやすいこの季節だからこそ、消化を促す栄養素が含まれる野菜が多いのです。

冬野菜の豆知識

大根

 おおよそが水分で作られており、ヘルシーで癖のない美味しさで人気の大根。辛み成分であるイソチオシアネートは、切ったりおろしたりと、細胞を壊す事で、実力を発揮します。このイソチオシアネートは、強い抗菌作用があり、また、胃液の分泌促進や、整腸作用も認められています。さらに、ジアスターゼという成分にも、消化を促す作用がある為、他の食材と一緒に食べる事で、胃腸の健康保持に役立ってくれます。

ハリとツヤがあり、水分をしっかり含んだ、ずっしりと重いものを選びましょう。

ひげ根に、ボツボツとした毛穴が少なく、滑らかなものの方が良いです。

大根おろしや煮物、サラダや漬物など、レパートリーの多い食材です。

 

ネギ

冬に甘みを帯びて美味しさを増すネギ。白くて太い根深ネギや、薬味に多く使われる、緑色をした細い葉ネギがあり、葉ネギの方が、栄養価は高くなっています。

ネギには、アリシンという抗酸化物質が含まれており、抗菌、殺菌作用や、風邪の予防・改善も期待できる栄養素です。

“ 風邪をひいたらネギを首に巻けば治る”、という民間療法を聞いた事がありませんか。しかし、栄養素は、体から吸収される事はありません。アリシンのツンとした刺激臭が、鼻から微量に入るかもしれませんが、吸収されるわけでもなく、風邪の対策にはなりません。食事として、口から食べない事には、効果は期待できないのです。

ピンとしてハリがあり、みずみずしいものが新鮮であり、根深ネギは、白色と緑色の部分が、はっきり分かれているものを選びましょう。

薬味として使われる事が多い野菜ですが、冬の甘い根深ネギは、焼きネギや煮物など、メインとして使ってみるのも良いかもしれません。

 

白菜

精進料理では、貴重な野菜とされていますが、現在は、年間通して食べる事ができ、比較的安価で、癖のない食べやすい野菜です。こちらも、冬には甘みをしっかり帯びて、たいへん美味しくなります。

95%が水分でできており、少ないながらも、ビタミンCや鉄、カリウムなどの栄養を含んでいます。野菜の中でも、かなり低カロリーである為、ダイエットにも向いている野菜です。

お尻が大きく、ずっしり重いもの、黄緑色が鮮やかで、軽く押さえてもふかふかしない、弾力のあるものを選びましょう。

鍋や漬物、八宝菜など、和食を中心に、中華料理でも多く使用されています。

 

ほうれん草

非常に栄養価が高く、鉄分に関しては、野菜の中でもトップの含有率を誇ります。貧血に悩む女性は多く、また、成長期である中・高校生の時期は、血液の需要が増える為、女性にとって鉄分は、とても重要な栄養素なのです。鉄分は、ビタミンCと相性が良い為、ビタミンCを多く含む野菜や、果物と一緒に食べると、吸収率がアップします。その他にも、カロテンやビタミンB1・B2、食物繊維も豊富に含んでいます。

みずみずしく、まっすぐにピンと張っていて、緑色の濃いものが、栄養価も高く、新鮮です。胡麻和えや炒め物、パスタやピザとの相性も抜群です。

 

カリフラワー

ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富なカリフラワーは、白だけでなく、オレンジや紫色など、多彩な野菜です。カリフラワーは、細胞がしっかりしているので、栄養素が壊れにくいのが特徴です。適度に栄養も含まれ、しっかりと栄養が保持される、頼もしい野菜なのです。

ギュッと締まりがあり、硬くて重みのあるものを選んで下さい。サラダや炒め物、グラタンやチーズ焼きでも美味しく食べられます。

まとめ

体を温める物が多いと言われている冬野菜。温かい料理に、冬野菜をたっぷり入れて、体の芯から温まりましょう。

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