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先進的窓リノベ事業の補助金は200万円まで!補助対象の工事や条件を紹介

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先進的窓リノベ事業には補助金があります。その金額は最高200万円と高額であり、補助金を使えば断熱性の高い窓を設置することも可能です。しかし、補助となる対象の工事にはさまざまな条件があるので注意が必要です。

この記事では、先進的窓リノベ事業の補助金について詳しく紹介します。また補助金申請をサポートしてくれる業者もあるので、自身に合う業者を選ぶための一括見積もりサービスについても解説します。

目次

先進的窓リノベ事業の補助金は200万円まで!補助対象の工事や条件を紹介

「先進的窓リノベ事業」とは、窓の断熱性能を高める工事に対して、最大200万円までの補助金がもらえる国の制度です。実は家の中が寒い原因の多くは窓から冷気が逃げてしまうケースが多く、窓を高気密に変えるのみでも断熱効果がアップします。

窓には外気に接する側と家の内側との間の「熱の伝わりやすさ」を表す数値があり、これを「Uw値」といいます。Uw値が低いほど、窓の断熱性は高く性能もいいです。

窓のグレードの名称Uw値性能の高さ
SS1.1以下高い
S1.5以下
A1.9以下
B2.3以下低い
参照:YKK AP先進的窓リノベ事業

昔の家の窓の多くは、寒いと結露が生じます。これはUw値が低い窓を採用している上に、熱伝導率が高いアルミサッシが使われているからです。先進的窓リノベ事業では、これら窓やサッシを熱伝導率の低いものに交換することで家の断熱性を高める施工です。

先進的窓リノベ事業は、ガラス交換のみでなく、内窓の設置や、カバー工法と呼ばれる外窓の交換工事もあります。下表は、ガラス交換1枚におけるおおよその補助金額です。

戸建住宅・低層集合住宅(3階建以下)におけるガラス1枚あたりの補助金額

窓のグレードの名称大きさの区分ガラス1枚当たりの補助金額
SSUw値1.1以下大 1.4㎡以上48,000円
中 0.8㎡以上1.4㎡未満30,000円
小 0.8㎡未満8,000円
SUw値1.5以下大 1.4㎡以上32,000円
中 0.8㎡以上1.4㎡未満21,000円
小 0.8㎡未満5,000円
AUw値1.9以下大 1.4㎡以上26,000円
中 0.8㎡以上1.4㎡未満17,000円
小 0.8㎡未満4,000円
参照:YKK AP先進的窓リノベ事業

補助金はガラス交換のみでなく、内窓の設置やカバー工法にも対応しています。それぞれの金額は後ほど紹介しますが、ガラスを1枚交換するのみでも高い金額を補助してもらえるのがわかります。

補助を受けられる工事の種類は4つ!家の状況に合わせて工法を選ぼう

先進的窓リノベ事業の補助を受けられる施工は以下の4つです。

  1. ガラス交換
  2. 内窓設置
  3. 外窓交換(カバー工法)
  4. 既存窓の枠やガラスをすべて交換

では、それぞれの詳しい施工方法や、どのような家に向いているかを紹介します。

1. 既存窓の枠を使ってガラスのみを交換

ガラス交換は、既存の窓枠を利用して窓ガラスのみを交換する施工です。この施工方法が向いている家は以下の通りです。

ガラス交換が適しているケース

  • 窓枠は新しくて断熱性が高いケース
  • 断熱性を高めるのみでなく、遮音性を高めたい場合
  • あまりコストをかけず施工したい人

ガラスのみの交換は、ガラス部分が二重になっている複層ガラスなどへの交換が条件です。また、サッシは既存のものを使うため、古いアルミサッシなどが使われている場合は十分な断熱効果は感じにくいです。すでに樹脂製のサッシが使われている家などに向いています。

2. 既存窓の内側に新たな窓を設置

内窓の設置は、既存の窓の内側に新しい窓を設置する施工です。開閉に手間が掛るといったデメリットはありますが、ガラス交換よりも断熱性はアップします。

内窓設置が適しているケース

  • 窓枠の交換が難しい場合
  • 断熱性のみでなく防音性や遮音性を高めたい場合
  • 低コストで断熱性をアップさせたい場合

内窓の設置工事は外窓交換よりも費用を抑えつつ、サッシを丸ごと交換するより施工もスムーズに終わります。外観の変更も最小限なので、古民家などデザインを変えたくない家にも最適です。

そして内窓設置における先進的窓リノベ事業の補助金の目安は下表の通りです。

窓のグレードの名称大きさの区分内窓設置1箇所当たりの補助金額
SSUw値1.1以下大 2.8㎡以上124,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満84,000円
小 1.6㎡未満53,000円
SUw値1.5以下大 2.8㎡以上84,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満57,000円
小 1.6㎡未満36,000円
AUw値1.9以下大 2.8㎡以上69,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満47,000円
小 1.6㎡未満30,000円
参照:YKK AP先進的窓リノベ事業

3. 既存窓の外側に新たな窓を設置

既存窓の外側に新たな窓を設置するのは「カバー工法」とも呼ばれ、既存の窓枠の上から新しい窓枠を被せる施工です。

カバー工法が適しているケース

  • なるべく工期を短く済ませたい
  • 手間をかけずにサッシも交換したい
  • 窓の大きさが一回り小さくなっても構わない人

カバー工法は、今使っている古いサッシの上から新しいサッシをかぶせる方法です。窓枠を丸ごと取り替えることはないので工事も1日で済むことが多いです。しかし窓枠をカバーするため、窓全体の大きさが一回り小さくなることも覚えておきましょう。

カバー工法における先進的窓リノベ事業の補助金の目安

窓のグレードの名称大きさの区分内窓設置1箇所当たりの補助金額
SSUw値1.1以下大 2.8㎡以上183,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満136,000円
小 1.6㎡未満91,000円
SUw値1.5以下大 2.8㎡以上124,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満92,000円
小 1.6㎡未満62,000円
AUw値1.9以下大 2.8㎡以上102,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満76,000円
小 1.6㎡未満51,000円
参照:YKK AP先進的窓リノベ事業

4. 既存窓の枠やガラスをすべて交換

既存窓の枠やガラスをすべて交換するのは「はつり工法」と呼ばれます。はつり工法が向いている家は以下の通りです。

  • 鉄筋コンクリート造住宅・マンションに住んでいる人
  • お金と時間を掛けてもいいので窓全体を新しくしたい人

はつり工法はガラスとサッシすべてを新しいものに交換するため、壁まで壊して挑むリフォームです。足場をつくって作業するため、施工には1週間ほど掛かります。窓の大きさもか会わらずサッシもガラスも新しくなるメリットはありますが、施工の中ではもっとも費用が高いです。

はつり工法における先進的窓リノベ事業の補助金の目安

窓のグレードの名称大きさの区分内窓設置1箇所当たりの補助金額
SSUw値1.1以下大 2.8㎡以上183,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満136,000円
小 1.6㎡未満91,000円
SUw値1.5以下大 2.8㎡以上124,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満92,000円
小 1.6㎡未満62,000円
AUw値1.9以下大 2.8㎡以上102,000円
中 1.6㎡以上2.8㎡未満76,000円
小 1.6㎡未満51,000円
参照:YKK AP先進的窓リノベ事業

補助を受けられる家の条件は4つ!契約内容や家に条件がつく

補助金のサポートが手厚い先進的窓リノベ事業ですが、補助を受けるにはいくつかの条件があります。ここからはそれら4つの条件について詳しく紹介します。

1. 工事業者が窓リノベ事業者であり窓のリフォームをすること

補助金を受けるためには、窓のリフォームを専門とする事業者が工事を行う必要があります。工事請負契約等が結ばれていない工事は対象になりません。例えば窓のリフォームが安いからと言って便利屋に施工を頼んでも、その便利屋がリノベ事業者でなければ補助金は対象になりません。

国が行う補助金制度の多くは、認定資格を持つ事業者が工事を行うことを求められます。補助金を利用して窓の交換をする際は、必ず窓リノベーションに特化した専門業者に依頼しましょう

2.窓をリフォームする工事の住宅の所有者などであること

補助金を受けるためには、窓のリフォーム工事が行われる住宅の所有者や権利を有する者に限ります。

住宅の所有者とは

  • 住宅を所有する個人またはその家族
  • 住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
  • 賃借人
  • 集合住宅​等の管理組合・管理組合法人

先進的窓リノベ事業に申し込めるのは、基本的にその家の家主であるのが条件です。

3. リフォーム費用が5万円以上であること

補助金は、窓のリフォーム費用が5万円以上かかった場合のみです。この条件を満たすためには、一定額以上の費用をかけて窓のリフォーム工事を行う必要があります。

ただし、そもそも窓を断熱化するためのリフォームが5万円以下で済むことは考えにくいです。

窓のリフォームには基本的に以下6つの費用が発生します。

  1. 窓の交換費用
  2. 窓枠やサッシの修理・補修費用
  3. 断熱材の取り付け費用
  4. 設置作業に関連する人件費
  5. 使用される材料や工具の費用
  6. その他付随する費用(設計費、廃棄物処理費など)

これらを考慮すると、ベランダの窓2枚を交換するだけでも通常であれば5万円以上掛ります。補助金を利用して窓をリフォームする場合は、それに伴う金額になるよう、きちんと見積もりを出してもらいましょう。

4. 工事対象が築1年以上の既存住宅であること

補助金の対象となるのは、築1年以上経過した既存の住宅です。新築や築1年未満の住宅は対象外です。一般的に、新築の住宅や築1年未満ではまだ建物の品質や状態が維持されているため、多くの補助金では対象外とされます。築年数が古く、窓から冷気が逃げていつも寒いといった家は、ぜひ窓のリフォームを検討しましょう。

リフォーム費用は業者によって違うため複数業者からの見積もりが必須

引用:タウンライフリフォーム公式インスタグラム

先進的窓リノベ事業を検討中であれば、窓のリフォームにかかる費用を複数の窓リノベ事業者から取りましょう。窓のリフォームは業者ごとに提供されるサービス内容や価格設定に違いがあるため、複数の見積もりを比較するのが大切です。複数業者の比較をしたほうが、自身に合った窓のリフォームに最適な条件が見つかります。

複数業者への依頼が面倒な人向けのタウンライフリフォーム

引用:タウンライフリフォーム公式

複数業者への見積もりは、自身で一軒一軒問い合わせる方法もありますが、それには手間と時間が掛かります。そのような人に推奨したいのがタウンライフリフォームです。

タウンライフリフォームを利用するメリット

メリット理由
時間をかけることなく一括見積ができる個別に複数の業者に問い合わせる手間を省げる。タウンライフリフォームであれば一度の手続きで複数の見積もりを取得でき、忙しい人にも効率的。
簡単に比較できる一度に複数の業者の見積もりをまとめて受け取れるため、価格やサービス内容を比較しやすい。
自身にあう選択肢が見つかるタウンライフリフォームを利用すれば、さまざまな業者からの見積もりを取得でき、より多くの選択肢から自身に合った業者を選べる。

プロ目線のリフォームアイデアでより満足度の高いリフォームに近づく

タウンライフリフォームを利用すると、プロ目線のリフォームアイデアももらえます

タウンライフリフォームで複数の業者からの見積もりを取ることは、価格の比較ができるのみではありません。それぞれの専門家やプロフェッショナルのアイデアや提案ももらえます。例えば家の窓の場合はどの工事がいいのか、具体的なアドバイスや提案を受け取ることで、納得のリフォームができます。それぞれの業者が独自の視点や専門知識を持っているので、それらのアドバイスを活用することで、より安全かつ質の高いリフォームができるでしょう。

各地域の信頼できるリフォーム会社しかいないから安心して依頼できる

引用:タウンライフリフォーム公式

タウンライフリフォームでは、信頼性の高い業者のみを厳選した上で紹介しています。例えば窓リノベ事業を利用して窓のリフォームを考えている場合、基本的には窓のリフォームを専門とする事業者しか紹介しません。補助金の対象外となる名ばかり事業者を紹介することはないので、安心して利用できます。

タウンライフリフォームであれば、厳格な基準による審査をクリアした業者のみがリストアップされているので、騙されるような心配はありません。窓のリフォームはもちろん、家のことでお悩みがあったら、ぜひタウンライフリフォームの一括見積を利用しましょう。

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