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リバースモーゲージはやばい!子どもが悲惨な借金まみれになる可能性がある

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リバースモーゲージは、家を担保にして融資を受けるローンです。メリットがある一方でヤバいとの声も多く、状況によっては非常に危険な仕組みです。つまり家や土地を担保に借金をするため、将来残された子供たちが負債を抱える可能性があるのです。

この記事では、なぜリバースモーゲージがヤバいのか、その仕組みや返済について紹介します。将来の資産を守りたいのであれば、この記事後半で紹介する「リースバック制度」を検討しましょう。

目次

リバースモーゲージはやばい!子どもが悲惨な借金まみれになる可能性がある

引用:リアルエステートリースバック公式サイト

リバースモーゲージは家や土地を担保にした借金制度です。契約をすれば、老後の生活も安定し、自宅を手放さずに融資を受けられます。しかし、返済が滞ると自宅を失う危険性があるばかりか、その債務が子供たちにまで影響を及ぼすこともあります。メリットもある借金制度ですが、融資を受ける際には慎重に考えたほうがいいです。

リバースモーゲージは家を担保に借金をする仕組み

リバースモーゲージは家を担保に借金をする仕組みです。

リバースモーゲージの概要

内容解説
仕組み自宅の価値を担保にして、定期的な支払いを受けるか、借金を返済する仕組み
対象者主に50歳以上のシニア層
支払い自宅を担保に資金を借り、毎月利息のみを支払う。元金は契約者が亡くなったあと一括で返済する
メリット生活している間は金利だけを払えばいい。住み続けながら資金を得られる。
リスク支払い滞納で住宅を失うリスクや、返済後に残債が家族に残る可能性がある。

リバースモーゲージは毎月の返済は利息のみなため、退職後の生活費や老後資金が安定します。住み続けながら資金を得られるのは、老後生活のメリットになるでしょう。ただし、不動産の評価額が下がった場合は一括返済を求められ、負債が残された家族に回るリスクもあります。

リバースモーゲージを使うと借金が負の遺産として子どもに残る場合がある

リバースモーゲージがヤバいと言われている大きな理由は、借金が子供に残されるケースがあるからです。

リバースモーゲージで子供に返済負担が起きる理由とは?

理由解説
自宅を売却した金額が借金の残高を下回ったため住宅の売却時に借金や支払いを清算するが、残債が売却価格を上回るケースもある。そうなると負債として子供たちに残ってしまう。
返済中に金利が上昇したため返済中に金利が上昇した場合、毎月の返済額も上昇する。その結果借金が残り、子供たちに負債が相続されてしまう
不動産価値の下落ローンを組んでいる間に不動産価値が下落するケースも。そうなると追加の返済負担が求められる

リバースモーゲージは、契約者の死後に一括返済する仕組みです。金利上昇や担保の価値低下から、担保の不動産を売却してもさらに、相続人に返済義務が残るリスクもあります。子供に迷惑をかけないようローンを組んだはずが、負の遺産を残してしまっては意味がありません。

自宅担保価格の50~70%程度しか借り入れできない

リバースモーゲージで借り入れできる金額は、通常、自宅の担保評価額の50~70%程度です。例えば、自宅の評価額が2000万円の場合、借入可能な金額は1000万~1200万円です。普通に売却をすれば2000万円で売れる可能性が高いのに、リバースモーゲージの場合はおよそ半額です。そう考えると、リバースモーゲージはあくまで将来の支払いを考慮したローン制度であり、決してお得とは言えません。

金利変動で返済額が大きくなる可能性がある

リバースモーゲージは、金利が変動して影響が出るケースが多いです。基本的には「変動金利」が多く採用されているため、金利が上昇すると、返済額が大きくなります。

金利が上がることにより予想される影響

変動金利金利上昇による返済増加
0.5%上昇金利が0.5%上昇した場合、返済額は年間約5~20万円ほど増加する可能性あり。
1%上昇金利が1.0%上昇した場合、年間約10~30万円ほど増加する可能性あり。

返済の金額は借入金額によって異なるものの、金利の上昇は年間の返済額に大きな影響を及ぼします。極端な例だと、リバースモーゲージを利用した当初は月々の支払いが数万円程度で済んでいたのに、数年後には倍近い金額になっているリスクもあるのです。

家の価格評価が下がると返済が厳しくなる

リバースモーゲージの場合、家の価格評価が下落すると返済が難しくなるリスクがあります。家の価格評価が下がると、借入金の担保価値が減ります。そうなると、返済額の増加や追加の担保要求が発生し、返済は厳しくなるでしょう。

そもそも不動産の価格は変動しやすく、いつの時代も正確な予測は難しいです。その上で成り立つリバースモーゲージのシステムは、とてもリスクの高いローンと言わざるをえません

長生きすると家もお金もない状況になる可能性あり

リバースモーゲージは、長生きをすると家や資金を失うリスクもあります

リバースモーゲージを行う多くの金融機関は契約期間を終身に設定していますが、一部の金融機関ではリスクを抑えるために契約期間に制限を設けています。この制限が過ぎると、契約者が存命でも残された元金と利息を一括で返済しなければなりません。

仮に一括返済ができない場合は、自宅を売却して返済に充てる必要があります。その結果、住む家を失ってしまうのです。こうしたことから、リバースモーゲージの契約は高齢になるほどリスクが高いです。健康で長生きをするための契約が、長生きをしたことで窮地に立たされてしまっては元も子もありません。

契約者が死んだときに配偶者が家を失うこともある

リバースモーゲージの契約者が亡くなった後、配偶者が自宅を失う可能性もあります。一部の金融機関は契約の継続を配偶者に許可していますが、リバースモーゲージの完済のために不動産を売却することも多いです。その後残された配偶者は新たな住居の借り入れが必要になりますが、年齢や収入を理由に断られるケースも多いです。リバースモーゲージは契約者が存命中の時だけでなく、家族の将来にも目を向ける必要があります。

子どもに負担を発生させないためにはノンリコース型を使う

リバースモーゲージには「リコース型」と「ノンリコース型」があります。子供に負担をかけたくない場合は、金利がやや高めの「ノンリコース型」を選んだほうがいいです。

リバースモーゲージの型特徴
リコース型返済ができない場合、担保を超えて支払う可能性がある。
ノンリコース型追加の支払いがなく、子供に負担をかけずに済む。金利はやや高め

リコース型は返済ができない場合に追加の支払いが発生しますが、ノンリコース型はそのようなリスクがありません。結果的に子供に負担をかけずに済みますが、その代わり金利は高めです。

ノンリコース型は契約条件や審査が厳しい場合が多い

ノンリコース型の審査は、信用履歴や収入、資産状況などに対する厳格な審査があります。基本的にノンリコースは追加の担保がないため、万が一債務不履行が発生した場合、金融機関が責任を負わなくてはなりません。金融機関としてはそうしたリスクを軽減するため、ノンリコース型の審査基準は厳しいです。

金融機関は、返済能力や信用リスクを十分に評価し、返済が確実に行われるかどうかを慎重に判断します。そのため、すべてのリバースモーゲージ利用者がノンリコースローンを借りられるわけではありません

老後の資産を確保したいならリースバックも検討すべき

このように、リバースモーゲージにはさまざまなデメリットがあり、不動産を保有する人すべてに推奨はできません

しかしリースバックは、リスクの少ない資金調達方法です。自宅を売却した後もその家に住み続けられるため、老後の資金に不安を感じている人にも推奨できます。

リースバックは自宅売却後そのまま家に賃貸として住める仕組み

引用:リアルエステートリースバック公式サイト

リースバックは、所有している不動産を不動産会社に売却し、その後もその家に住み続けるサービスです。売却後、新しい所有者に毎月家賃を支払う必要はあるものの、そのまま自宅に住み続けられます。引越し不要で近所の環境を変えずに、売却後も同じ場所に住めるのは安心です。戸建て住宅のみでなく、マンションも対象です。 

借金をする必要がないため負の遺産が子どもに残らない

リースバックは不動産の売却によって資金を調達するので、借金ではありません。そのため負の遺産が子供に残ることもありません。

しかしリバースモーゲージは返済の義務が発生します。借金をすることになるため、返済が滞ると残された子供たちに迷惑が掛かるケースもあるのです。それを踏まえると、資金を調達しつつリスクの少ないリースバックのほうがメリットは大きいです。

リースバックがおすすめの人

  1. 老後資金を確保したい
  2. 子供に負の遺産を残したくない
  3. リバースモーゲージでは条件が合わなかった
  4. 住宅ローンを完済し、安心して老後を送りたい
  5. 金融機関からの借金は抵抗がある
  6. 借入を減らしたい
  7. お金は必要だが、今の家に住み続けたい

リースバックを検討するならリアルエステートに相談してみよう

引用:リアルエステート公式HP

リースバックの相談に乗る会社は多く存在しますが、中でも安心して相談できるのがリアルエステートです。

リアルエステートに寄せられる相談の一例

  • 住宅ローンや借入返済が厳しく困っている
  • 入院などにより早急にまとまった資金が必要になった
  • 相続問題や住み替えで困っている

リアルエステートのリースバックサービスの場合、無料の簡易査定はもちろん、買取価格や家賃に関する回答をスピーディーに答えています。経験豊富な専任担当者が案内し、利用者の疑問や不安にも丁寧に対応しているため、不動産の知識がない人も安心して相談できます。

売却が難しい条件の家も積極的に買い取ってもらえる

引用:リアルエステート公式HP

リアルエステートであれば、売却が難しい条件の家でも積極的に買い取りを行っています。そもそも2011年に設立されたリアルエステートは、多岐にわたる不動産コンサルティングや土地の有効活用、相続問題に対処し、多くの実績があります。そのため他社で断られた不動産でも、買い取り可能なケースは多いです。仮にリースバックが利用できない場合も、利用者の要望に応じた最適なプランも提案しているので、まずは気軽に相談してみましょう。

売却だけではなく相続対策や債務整理も専門家とサポート

引用:リアルエステート公式HP

リアルエステートは不動産の売却だけでなく、相続対策や債務整理にも取り組んでいます。例えば相続問題の場合は、遺産分割や相続税の問題に専門家が対処し、円滑な相続手続きをサポートします。また債務整理においても、債権者との交渉や借金整理に関する専門家がサポートし、状況に合わせた解決策を提案して、相談者の負担を軽減します。

リアルエステートの相談先
フリーダイヤル0120‐460‐543(全日9ː00~18:00対応)
無料査定・相談フォーム(24時間受付対応)

リースバックを取り扱う会社は急増しており、中には、強引な勧誘を受けて無理やり契約を結ぶといった悪徳業者もいます。安心かつトラブルのない不動産売却や資金調達を望むのであれば、実績のあるリアルエステートに相談しましょう。

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