MENU

フォトフェイシャルはやめたほうがいい?5つのデメリットや危険性を紹介

  • URLをコピーしました!

フォトフェイシャルはシミなどに効果のある施術ですが「やめたほうがいい」との口コミもあります。果たして本当にフォトフェイシャルは避けるべき施術なのでしょうか。

この記事では、フォトフェイシャルにおける5つのデメリットや危険性を紹介します。また、フォトフェイシャルに向いていない人の特徴も紹介するので、これからフォトフェイシャルを検討している人は参考にしてください。

目次

フォトフェイシャルはやめたほうがいい?5つのデメリットや危険性

フォトフェイシャルは、肌トラブルの原因に光エネルギーを照射させて美肌をサポートする施術です。

シミ・そばかす、くすみや毛穴の開き、肌老化を改善する効果がありますが、施術にはいくつかのデメリットもあります。次に紹介するデメリットが気になる人は、フォトフェイシャルは向いていないでしょう。

デメリットその1:短期間で効果が出ない

フォトフェイシャルは施術してすぐに効果が出るわけではありません。一般的にフォトフェイシャルでの小さな効果を実感するのは施術後早くても3日~1週間です。

小さなシミなど施術後数日で効果を実感できるケースもありますが、肌全体のハリを取り戻したいといった場合は、フォトフェイシャルを数回繰り返さなくてはなりません。

そのため「1回の施術で美肌効果を得たい」といった人には、フォトフェイシャルは向いていません。

フォトフェイシャルの施術回数や期間には個人差がありますが、一般的に4週間に1回の施術を計5回ほど受けると効果を期待できます。つまりフォトフェイシャルで目的の肌になるには、約半年ほど期間が必要です。

デメリットその2:一時的にシミが濃くなったと感じる場合がある

フォトフェイシャルは一時的にシミが濃く出るケースもあります。その理由は、フォトフェイシャルの治療によってメラニン色素が反応し、肌表面に浮き出てくるためです。

これにより、フォトフェイシャル後にシミがさらに目立ち、老けた印象になるケースもあります。このようなリスクを避けたい人には、フォトフェイシャルは向いていません。

しかしシミが一時的に濃く出る現象はあくまで一時的なものであり、数日で改善される人が多いです。しばらくすると肌は元の状態に戻り、ほとんどの場合はシミが薄くなります。

デメリットその3:肝斑の人には向いていない

フォトフェイシャルは肝斑のシミには向いていません。

フォトフェイシャルが肝斑に効かない理由

理由内容
肝斑は一般的なシミとは異なるため肝斑は顔の左右対称に現れる特徴があり、紫外線ダメージによってできるものではない。フォトフェイシャルは紫外線ダメージや加齢によって出来たシミには効果があるが、肝斑に対しては適切な効果は得られない。
フォトフェイシャルが肝斑を悪化させる可能性があるためフォトフェイシャルの施術により、メラノサイトが刺激され、肝斑がさらに濃くなることがある。

上記の理由から、フォトフェイシャルは肝斑のシミには効果がありません。かえって症状を悪化させるリスクもあるため、避けましょう。

また肝斑と普通のシミの違いを一般人が判断するのは難しいです。シミにお悩みの人は専門医に相談し、肌の状態に合った施術のアドバイスをもらいましょう。

デメリットその4:頻度が高すぎて老けると感じる場合がある

早く効果を出したいからといって、短期間で繰り返しフォトフェイシャルを受けてしまう人がいます。しかし頻繁に施術を受けると肌がダメージを受けてしまい、かえって老けた印象になってしまいます

フォトフェイシャルは適度に期間を空けて施術をすることが重要です。一般的には1か月程度期間を置いてから再施術をしますが、肌の状態によっては2か月ほど空けるケースもあります

それを判断する人は医師であり、自己判断での施術は危険です。1つのクリニックでフォトフェイシャルを受けてから、すぐに別のクリニックでフォトフェイシャルを受けるような行為は絶対に避けましょう。

デメリットその5:ビニール肌になるリスクがある

フォトフェイシャルをやりすぎると「ビニール肌」になるリスクがあります。ビニール肌とは、一見するとツヤのある肌であり、ビニールのような透明感のある肌です。

しかし実際はフォトフェイシャルを必要以上に受けたことが原因で角質層が薄くなり、バリア機能も低下している状態です。

ビニール肌になると、化粧水をつけただけでもヒリヒリしたり、ニキビや乾燥などの肌トラブルが増えます。

ビニール肌を避けるには、必要以上にフォトフェイシャルの回数を増やさないことが重要です。医師の診断に従い、必要に応じてフォトフェイシャルの施術を休む必要もあります。

フォトフェイシャルに向いていない人の特徴3選

フォトフェイシャルは男女や年齢を問わず受けられる施術です。しかし次に紹介する人は、基本的にフォトフェイシャルを受けられません。

1. 病気による肌トラブルを抱えている

病気による肌トラブルを抱えている人は、フォトフェイシャルを受けられません。

たとえば皮膚が赤く盛り上がってしまうケロイド体質の人などは、フォトフェイシャルを受けられません。疾患による皮膚トラブルがある状態でフォトフェイシャルを受けると、さらに皮膚トラブルを誘発する可能性があります。

さらに、以下のような人もフォトフェイシャルを受けられません。

  • てんかん発作のある人
  • 光線過敏症の人
  • 光感受性が高まる薬剤を内服・外用している人
  • 妊娠中・授乳中の人

光を使うフォトフェイシャルの場合、てんかん発作を誘発したり、光感受性によるアレルギーを引き起こすリスクがあります。

また、ホルモンバランスの乱れがある妊娠中や授乳中はシミができやすい状態であるため、フォトフェイシャルは受けられません。

2. 術前術後に日焼けする予定がある

フォトフェイシャルは施術前に日焼けをしていたり、施術後に日焼けをする予定のある人は受けられません。

日焼けをした肌にフォトフェイシャルを行うと、まれに火傷や色素沈着が起きるリスクがあります。

さらに、日焼け後の肌はダメージを受けやすいため、照射の際に痛みを強く感じやすいです。日焼け後に施術を受けたい場合は、2週間ほど時間を置き、肌の状態が落ち着いてから医師に相談しましょう。

そして、フォトフェイシャルは日光の影響を受けやすいため、施術後に日焼けすることも厳禁です。施術後は日焼け止めや帽子、日傘などを使った万全の日焼け対策が必要です。

3. トレチノイン・ハイドロキノンを使っている

フォトフェイシャルの施術と、トレチノイン・ハイドロキノンの併用は禁止されています。

トレチノインはメラニンの排出を促進し、シミや色素沈着の軽減する効果のある成分です。またハイドロキノンもメラニン色素の生成を抑制し、シミやそばかすを薄くする効果が期待できます。

2つとも主にドクターズコスメであるゼオスキンなどに含まれている成分ですが、刺激の強い成分であるためフォトフェイシャル施術の前後に使用することはできません。いつ使用をやめるべきか、再開して良いかは、医師に相談する必要があります。

効果はすごい?適切な施術を受ければ肌の悩みにアプローチできる

紹介したとおり、フォトフェイシャルにはデメリットもあり、人によっては施術を受けられないケースもあります。

しかし、医師のアドバイスに従い、正しい施術をコンスタントに続ければ次のような嬉しい変化を実感できるでしょう。

肌をひきしめてキメを整える

フォトフェイシャルは肌をひきしめてキメを整える作用に期待できます。なぜそのような作用が出るのか、それはフォトフェイシャルによる以下2つの効果があるからです。

コラーゲンが増生促進されるからフォトフェイシャルの光エネルギーは、コラーゲンを増生させる働きに期待できる。コラーゲンは肌の弾力性やハリを支える役割があり、肌の引き締め効果やキメを整える効果につながる
メラニンの減少によりキメが整うからフォトフェイシャルは、肌に含まれるメラニン色素に働きかけてシミや色素沈着を薄くする効果がある。これにより、肌の色ムラやくすみが改善され、肌表面が均一化され、キメが整った印象になる

美しい肌をキープさせるには、多くの場合間隔をあけて5回程度施術を受ける必要があります。

ただしフォトフェイシャルの1回における施術時間は15分程度と短く、基本的にダウンタイムもありません。さらに施術後すぐにメイクができるのも嬉しいポイントです。

肌にハリツヤを与えられる

フォトフェイシャルは肌にハリやツヤを与えるため、施術を受けることによってアンチエイジング効果にも期待できます。

フォトフェイシャルで肌にハリやツヤが出る理由

理由内容
コラーゲンが増生されるからフォトフェイシャルの光は、コラーゲンの生成を促進する。コラーゲンは肌の弾力性やハリをサポートする役割がある
エラスチンの増加に期待できるからエラスチンは肌の弾力性を維持する成分。フォトフェイシャルによってエラスチンの生成を刺激すると、肌の弾力性アップにもつながる
シミや色素沈着の軽減フォトフェイシャルには、肌の色素沈着やシミを薄くする効果がある。肌が均一で明るいトーンになることで、肌全体が健康的でハリのある印象を与える。
血行促進効果もあるためフォトフェイシャルの光エネルギーは、肌表面の血管にも影響を与え、血行が促進される。肌細胞への栄養供給が改善されることで肌が活性化され、ツヤが増す

上記のような理由により、フォトフェイシャル後の肌はハリやツヤがアップします。メスや針などを使う美容施術ではないため、大きなダウンタイムや麻酔の必要もありません。

フォトフェイシャルは医師に相談して適切に受けよう

フォトフェイシャルは皮膚科や美容クリニックで受けられる施術です。

基本的にフォトフェイシャルの施術を受けるには、事前予約が必要です。そこでしっかりカウンセリングを受け、リスクの説明や施術内容の説明を受けましょう。カウンセリング中、わからないことや気になる点はしっかり質問することも大切です。

フォトフェイシャルは正しい回数とアフターケアを続ければ、肌のハリやシミの改善に高い効果が期待できます。気になる人はぜひクリニックのカウンセリングを受け、説明に納得した上で施術を受けましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次