口紅を塗り直す必要のないリップアートメイクが話題です。この記事では、リップアートメイクの値段や、後悔しないクリニック選びのコツを紹介します。
リップのアートメイクは相性のいいクリニックを選ばないと、失敗したり、唇が腫れるリスクもあります。後悔しないリップアートメイクのポイントなども紹介しているため、これからリップのアートメイクを検討している人はぜひ参考にしてください。
リップアートメイクとはノーメイクでもリップがきれいになる美容施術
リップアートメイクとは、専用の器具とインクを使い、唇に色素を注入する施術です。
これによりノーメイクでも美しい発色を持ったリップがキープされ、食事中や食後も発色が落ちることはありません。アートメイクは眉毛を描く施術が有名ですが、近年ではリップのアートメイクも流行っています。
リップメイクを時短したい人やコンプレックスがある人向きの施術
リップアートメイクの施術には、以下5つのようなメリットがあります。
- 口紅をつけなくても唇が美しく発色する
- 自然な仕上がりで違和感のないリップになる
- メイク時間が短縮される
- 口紅で肌が荒れるのを防ぐ
- 唇の形を統一し美しくできる
リップアートメイクは、通常の口紅やリップとは異なり、施術をすれば数年発色をキープできます。もちろん食事による摩擦やこすれがあっても落ちることはないため、日中のメイクの手入れは不要です。
リップアート施術が向いている人
- メイクの時間を短縮したい人
- 常に美しい唇をキープしたい人
- 唇の形にコンプレックスを抱えている人
- 顔色を良くさせたい人
- 口紅で唇が荒れやすい人
オシャレのイメージがあるリップアートですが、リップアートは自然で均一な色や形を実現できるため、唇の形に悩む人にも推奨できます。
またピンクや赤といった目立つ色のみでなく、オレンジやベージュなどの自然な色も入るため、顔色全体を明るくできます。施術をすれば口紅を塗る手間もなくなるので、口紅で荒れやすい人にもピッタリです。
値段相場は150,000円程度で眉より少し高め
リップアートメイクの1回の価格は70,000円前後です。通常アートメイクは2回受けないと効果がないため、トータル平均価格は150,000円程度になります。
ちなみに眉毛のアートメイクにおける2回の平均価格は100,000円です。リップは眉やアイラインに比べると色素を多く使いつつ施術する面積も広いため、目の周辺のアートメイクより価格は高めです。
3回程度実施で完了のクリニックが多い
リップアートメイクは少なくとも2回の施術が必要です。3回目の施術で色をしっかり定着させ形を整えるクリニックも多いので、平均的には2~3回の施術が必要です。
リップアートメイク施術回数 | 平均相場価格 |
---|---|
1回 | 70,000円 |
2回 | 100,000 ~150,000円 |
3回 | 120,000~180,000円 |
リップに限らず、1回目のアートメイクは施術を受けても色素が抜けやすいです。これは体が異物を排除しようとし、色素が抜けるためです。
しかし2回目の施術になると体がインクを受け入れるため、色素は残ります。こうした理由からアートメイクは最低でも2回施術を受けないと意味がありません。
リップのアートメイクで後悔する4つのポイント
人気の高まっているリップアートメイクですが、施術後に後悔する人も少なからずいます。なぜ後悔するのか、それには次に紹介する4つの理由があるからです。
1. 仕上がりのデザインが希望と違う
リップアートメイクは、唇の形状や輪郭、色味などが重要な要素です。希望と異なるデザインになると、満足度が下がってしまい後悔します。
特に唇は顔のパーツの中でも目立つため、肌の色と合わない色素が入ると悪目立ちします。また通常の口紅とは違って落としにくいため、アートメイクを後悔する人もいます。
こうした失敗を防ぐには、アートメイクの施術前に、しっかりとカウンセリングを行うのが重要です。
2. 仕上がりの左右が対象ではない
唇は左右対称のバランスが取れていることで美しく見えます。しかしリップアートメイクの施術後に左右の唇のデザインが対象でないとの問題も起きています。
人の唇は一見すると左右対称でバランスよく見えますが、微妙に片方のみが口角が上がっているなどの特徴があります。そのため、唇の形のまま色素を入れてしまうと、かえってアンバランスになってしまいます。
こうした問題を回避するには、事前の十分なカウンセリングと施術者との明確なコミュニケーション、施術中の確認が欠かせません。
また、こうしたトラブルは施術者の技量不足が招くことも多いです。施術してもらう人は、ある程度の実績経験者を選んだほうがいいでしょう。
3. ノーメイクのときに悪目立ちする
リップアートメイクは時に悪目立ちします。その原因は以下の3つです。
悪目立ちする原因 | 詳細 |
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注入した色が強すぎる | リップアートメイクで使用される色素が利用者の肌色やメイクスタイルと合っていないと、特にノーメイクの状態では浮いてしまう |
輪郭や形状が不自然に仕上がった | リップアートメイクの輪郭や形状が上手くいかないと、自然な口元の輪郭との対比が強調され、不自然に目立ってしまう |
肌の色やメイクスタイルに合っていない | 利用者の肌の色や髪色、メイクの濃さなどに合わせた色でないと、リップのみが悪目立ちしてしまう |
リップアートメイクは自然な仕上がりが求められます。特にノーメイクの日常生活では、口元の発色が強調され、不自然な仕上がりとなります。
例えば真っ赤な色素を選ぶ場合は、多くの場合普段からフルメイクをする人にしか合いません。ナチュラルメイクで唇に自然な色味を出したい場合は、ベージュやオレンジなどの抑えた色を選びましょう。
4. 1年後には消えてしまった
リップアートメイクの持続期間は1~3年です。しかし人によっては以下のような理由で1年ほどで発色が消えてしまうこともあります。
リップアートが消える要因 | 詳細 |
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色素の品質や選定の問題 | リップアートは使用される色素の品質や種類によって持続性が異なる。低品質な色素や肌質に合わない色素が使用されると、早期に色素が薄れてしまう |
アフターケアが不足している | リップに限らず、アートメイクは1年後に追加施術をするのが望ましい。定期メンテナンスをすることで美しい色を保てる |
利用者の生活習慣や環境の影響 | 日頃から紫外線を浴びたり、唇をこすったりするクセがあると色素は落ちやすい。また化粧品の使用や食生活が色素の消失を早めるケースもある |
こうした理由から、リップアートメイクは1年ほどで色が落ちてしまうこともあります。美しい色をキープするには1年後には追加施術を行い、紫外線を控えるなど、持続性を高めるためのアフターケアも行いましょう。
リップアートメイクで失敗しないやり方3選
リップアートメイクは人気の高い施術ですが、紹介している通り後悔している声もあります。失敗を防ぐためには、次に紹介する3つのポイントを押さえましょう。
1. 丁寧なカウンセリングがあるクリニックを探す
リップアートメイクを成功させるには、事前の丁寧なカウンセリングが欠かせません。どれだけ腕のいいクリニックに通っても、施術者任せにしてカウンセリングを丁寧に行わないと後悔します。
丁寧なカウンセリングをしているかどうかは、実際にカウンセリングを受けて以下のポイントをクリアしているか見極めましょう。
カウンセリングのポイント
- 患者の具体的な要望や希望を細かく聞いてくれるか
- 十分な時間をかけて、患者の顔の特徴や肌質を確認しているか
- リスクについての説明があるか
- ドクターや看護師は話しやすいか
- 施術プランの価格や追加料金についての説明はあるか
- 施術後のアフターフォローについての説明はあるか
カウンセリングでは、患者が望むリップのデザインや形状、色味について具体的な話し合いが求められます。
多くのクリニックでは写真や参考資料を使用して、理想のイメージを伝えています。疑問や質問はどんどん聞くことが大切です。
2. 自分のリップに合った色素で施術を受ける
リップアートメイクは、自身の肌色や唇の特徴に合った色素を選ぶことが大切です。不自然な印象にならないよう、色選びは以下の点に気を付けましょう。
色選びのポイント | 詳細 |
---|---|
肌のトーンに合った色素を選定する | リップの色は利用者の肌のトーンや唇の形などによっても異なる。明るい色や寒色系・暖色系にするのかカウンセリングでしっかり話し合って決めること |
普段のメイクやライフスタイルに合わせる | 普段からフルメイクをするのか素顔に近いのかで、相応しい色は異なる。オフィスメイク用の色にするのかなど、ライフスタイルも考慮して色を決めること |
色素の特性の説明を確認すること | 色素によって色の持続性などは異なる。どのくらいの期間で薄れ、定期的なメンテナンスが必要かなどの説明を聞いておくこと |
肌色や唇の特徴に合った色素を選ぶことで、不自然な印象を避け、利用者にとって理想的なリップカラーになります。
3. 術中や術後のケアをしてもらう
リップアートメイクの成功には、施術後のケアが欠かせません。リップアートにおけるリスクやデメリットの説明も受けて、納得した上で施術を行いましょう。
リップアートの術中や術後のケアの一例
- 麻酔を使用する
- 状況に応じ、施術後に患部を冷やす
- 施術直後の洗顔や、熱い・辛いものを食べることは避ける
- 唇の薄い皮が剥がれても、無理やり剥かない
- 処方された軟膏を塗ること
リップアートメイクは施術後1週間ほどダウンタイムが必要です。刺激のある食べ物や飲み物は控え、唇へのメイクも控えましょう。心配なことがあったときにすぐに相談できるクリニックが望ましいです。
安くて後悔しないアートメイクをしたいならビューティスクリニック
リップアートはクリニック選びに失敗すると後悔にもつながります。
丁寧なカウンセリングをしつつ、自身の唇に合った色を選び、術中や術後のケアもしてくれるクリニック…そのすべてを満たしているのが「ビューティスクリニック」です。
ビューティスクリニックを選ぶ6つのメリット
- リップアートメイクは2回で90,400円~と相場よりお得
- 丁寧なカウンセリングで施術者に直接デザインの相談ができる
- 利用者の個性や希望に合わせたデザインを提案・調整してくれる
- 無料で麻酔がついている
- 経験豊富な専門家の元で行われるため失敗リスクがない
- 扱う色素や技術が豊富なので、自然なリップアートメイクが可能
ビューティスクリニックは清潔な院内で最新の技術を用いたアートメイクを提供しています。
リップアートは利用者の肌質や色に合わせた色素を使い、角度などをうまく描かないとバランスが崩れてしまいます。そのためビューティスクリニックはカウンセリングの時間をしっかり設け、利用者の顔の形状や色合い、特徴などを詳細に分析した上でリップアートをデザインをしています。
初めてのリップアートで不安がある、リップアートで後悔したくないといった人はぜひ、ビューティスクリニックの無料カウンセリングに相談してみましょう。