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子育てエコホーム支援事業とは子育て世代や若い夫婦を対象とした省エネ化を目的とした、水回りのリフォームから断熱、窓、給湯器などの改修工事に対して、20万円から最大60万までの補助金が受けられる国の制度です。
【2024年】子育てエコホーム支援事業の対象者と上限額の概要
対象者 | 概要 |
---|---|
18歳以下の子供がいる世帯 | 中古住宅を買ってリフォーム →最大60万円 持ち家のリフォーム →最大30万円 |
夫婦どちらかが39歳以下の世帯 | 中古住宅を買ってリフォーム →最大60万円 持ち家のリフォーム →最大30万円 |
それ以外の世帯 | 持ち家のリフォーム →最大20万円 |
【2024年】子育てエコホーム支援事業の補助金をもらうための条件
子育てエコホーム支援事業の対象となる工事は、必須工事と任意工事の2つがあります。
必須工事
今回の補助金は住宅の省エネ化が目的であるため
- 天井・屋根・床・外壁の断熱工事
- 窓やドアなどの開口部の断熱改修工事
- 省エネ設備の導入
このなかで最低でも一つ以上行うのが補助金をもらうための必須条件となります。
では、具体的に工事の内容を見ていきましょう。
天井・屋根・床・外壁の断熱工事
天井や床・外壁などを断熱する工事です。
外壁の断熱改修で112,000円~151,000円、部分改修56,000円~75,000円。
屋根・天井の断熱改修で40,000円~54,000円、部分改修20,000円~27,000円。
床の断熱改修で72,000円~96,000円、部分改修36,000円~48,000円。
ZEHレベルまで断熱材を入れるのか?省エネ基準までにするのか?部分的に断熱するのか?で金額が大きく異なります。
断熱材の最低使用量を下回ると断熱材を入れても補助金の対象になりませんのでご注意ください。
窓やドアなどの開口部の断熱改修工事
よくある工事としては、ガラスを複層ガラスに交換したり、内窓を設置して断熱性能をあげたりする工事です。
窓ガラスの交換で3,000円~14,000円
内窓設置 or 外窓交換で17,000円~34,000円
ドア交換で32,000円~49,000円となります。
窓やドアについてはそれぞれ大きさや性能によって、支給される金額に差があります。
例えば掃き出し窓のガラス交換をした場合、ZEHレベルだと14,000円もらえますが、省エネ基準だと11,000円になります。
ただ、ZEHレベルの内窓設置や窓ガラスを交換した場合は、基本的に窓専用リノベ対象となることが多く、先進的窓リノベ事業の補助金のほうが圧倒的に多いです。
とはいえZEHレベルの窓は省エネ基準の窓と比べて非常に高額であり、先進的窓リノベの補助金を受けたとしても省エネ基準の窓のほうが初期費用が安くなることが多いです。
なので、「リフォームの予算にあまり余裕がない」という方は、省エネ基準の窓にして子育てエコホームの補助金を受ける。「ある程度予算に余裕がある」という方は、ZEHレベルまで引き上げて先進的窓リノベの補助金を受けたほうがいいでしょう。
省エネ設備の導入
補助金の対象となる省エネ住宅設備は給湯器やトイレなどの水回り商品となります。
太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器がそれぞれ30,000円
節水型トイレが22,000円もしくは20,000円。節湯水栓が5,000円。蓄電池が64,000となります。
任意工事
任意工事とは必須工事である省エネ工事をした方には、もれなくそれ以外にも補助金の適用ができる工事のことです。
- 家事負担軽減につながる住宅設備
- バリアフリー回収
- 防犯性や災害性に高い窓やドアなどの開口部の改修工事
などがあります。それぞれの補助金額についてみていきましょう。
家事負担軽減につながる住宅設備
キッチンやお風呂の設備品が中心であるため任意工事の中でも補助金として申請されることが多い項目です。
キッチンで対象となるのは、ビルトイン食洗機で21,000円。掃除のしやすいレンジフードで13,000円。自動調理機能対応コンロで14,000円。
さらに壁付けキッチンから対面キッチンにすると90,000円の補助金を受けることができます。
壁付けキッチンの対面化で補助金を受ける場合、自動調理機能付きコンロとレンジフードでの補助金申請はできません。
そのほかにも浴室乾燥機で23,000円、宅配ボックスで11,000円などが補助金の対象です。
バリアフリー改修
廊下はもちろん、お風呂やトイレに手すりを設置したり段差をバリアフリーにする工事にも補助金は対象となります。
具体的には、手すりの設置で5,000円。段差解消で7,000円。廊下幅を広げる工事で28,000円。衝撃を緩和してくれる畳の設置で20,000円です。
窓やドアなどの開口部の改修工事
任意で対象となるのは、
- 防犯性能が高い窓やドア
- 生活音を外に漏らさないような窓やドア
- 災害に強い窓やドア
にも申請が可能です。
補助金額は窓ガラスの交換で3,000円~17,000円
内窓設置 or 外窓交換で17,000円~41,000円
ドア交換で32,000円~54,000円となります。
窓やドアについてはそれぞれ大きさや性能によって、支給される金額に差がありますが、複数の補助金項目を重複して申請することはできません。
それ以外にも、エアコンの設置で19,000円から26,000円。リフォーム瑕疵保険についても7,000円の補助金支給があります。
子育てエコホーム支援事業の注意点
子育てエコホームの補助金を申請する上での注意点について解説します。
必須工事と任意工事の合計が5万円以下だと補助金が支給されない
必須工事と任意工事を足した合計の金額が5万円未満だと補助金の申請ができません。
そのため補助金の合計額を念頭に置き、どこをリフォームするのかあらかじめシミュレーションしておくことをおすすめします。
3省連携の他の補助金を受ける場合
3省(国土交通省・経済産業省・環境省)連携の補助金を受け取るときも注意が必要です。
子育てエコホーム支援事業の補助金対象工事には窓のリフォームや給湯器の交換など、他の補助金の対象となる工事も含まれています。そのため
窓のリフォームを行えば、子育てエコホームと窓リノベの2つの補助金を受けられるの?
と思われがちですが、2つの補助金を重複して適用することはできません。そのため、窓のリフォームを行った場合「子育てエコホーム」か「先進的窓リノベ」のどちらか一方でしか申請できないことになります。
窓とトイレのリフォームを行いたい場合は、窓のリフォームを「窓リノベ」、トイレのリフォームを「子育てエコホーム」という使い分けはOKです。
同じように窓や給湯器に関しては、窓リノベや給湯器省エネ事業のほうが補助金額が大きいので、わけて申請するのも一つの方法です。
事業者登録を行っている工事業者しか申請できない
補助金はどこの業者でも申請できるわけではありません。事業者登録を行っているかどうかの確認が必要です。補助金の仕組みもわかりにくいうえに、申請する際の手間も多いので補助金申請を嫌がったり、申請を断る業者も存在します。
補助金申請はやっていません。そのかわり補助金分の工事費お安くしますよ。
このような業者は手抜き工事などする可能性があるので契約するのは避けましょう。もし、補助金を使ったリフォームを検討する場合は、業者に補助金の話をされて嫌な顔をされたり、「補助金?そんなのないですよ」といった反応をする業者だったら業者選定するのも一つです。
かと言って大手リフォーム業者だと値段が高い場合があるので、まずは「地域で最安かつ優良なリフォーム業者に問い合わせをして」から複数の見積書をもらうようにしましょう!
リフォーム一括見積サービスを使えば複数社に問い合わせをすることができます。
↓まずは住んでいる地域を選びます↓
北海道・東北 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県 |
中部 | 新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県 |
関西 | 大阪府、兵庫県、京都府、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県 |
中国・四国 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、大分県、鹿児島県、沖縄県 |
問い合わせする際には「国の補助金を使ってリフォームをしたい」と要望をいれましょう。
【2024年】子育てエコホーム支援事業のまとめ
子育てエコホーム支援事業の詳細についてお伝えしました。
まとめると
- 子育てエコホームの補助金は持ち家のリフォームで最大30万円支給される
- 補助金の申請をするためには省エネ改修工事を必ず行う必要がある
- 必須工事を行えば、それ以外の任意工事にも補助金の適用ができる
- 補助金は支給される金額が5万円以上でないと申請できない
- 補助金は早めに申請しないと締め切られる可能性がある
今年度中に申請したいのであれば、見積もり取得だけでも急いでおきましょう。
補助金には適用条件や予算(件数)があるため、早めに申請することが大事になります。こどもエコ住まい支援事業の交付期間は3月31日から12月31日までの期間です。予算の消化が100%達成したら終了になります。
2022年のこどもエコ住まいは11月に。2023年のこどもエコ住まいは9月に予算消化が100%に達成しており補助金の期間である12月には申請自体できなくなっていまいました。
工事業者としても予算消化が100%に近づくと
今からだと補助金申請に間に合うかわからないな・・・
といった補助金自体を断るケースも多くなります。
なので早めに工事業者の予定を抑え確実に申請に間に合うように動きましょう。また、もらえる補助金の上限金額は毎年下がっていますので今年度中に申請することをおすすめします。
↓住んでいる地域を選びます↓
北海道・東北 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県 |
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関西 | 大阪府、兵庫県、京都府、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県 |
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