イソトレチノインは怖い副作用が多い内服薬です。Yahoo!知恵袋の口コミにもイソトレチノインは怖いと考えている人が多いです。
そのためイソトレチノインは重症ニキビを改善する効果があるものの、自己判断での使用は避けましょう。
この記事ではイソトレチノインが持つ恐ろしい副作用や副作用に関する知恵袋の質問と回答について紹介します。
イソトレチノイン以外でも肌悩みを解決する薬はあるため、副作用が怖い人はそのような薬を処方してくれるオンラインクリニックでの診察も検討しましょう。
イソトレチノインが怖いとする知恵袋の質問
イソトレチノインは重症ニキビや毛穴の黒ずみに効果のある薬としてネットを中心に話題です。
しかしイソトレチノインに関するYahoo!知恵袋のコメントでは、いずれもイソトレチノインの副作用を懸念する回答が寄せられています。
- イソトロイン(イソトレチノイン)やアキュテインはニキビに効果ありますか?(中略)ネットで調べると個人輸入代行サイトでかなり安く買えるみたいなんですが、ネットで購入しても安全でしょうか?
-
(前略)効き目も強いので服用には注意が必要です。
妊娠中の女性は流産や催奇児のリスクがあります。
服用前には皮膚科の医師など専門の先生に相談してから服用されたほうが良いと思います。
引用:Yahoo!知恵袋
- イソトレチノインって軽症で処方してもらうことはできないんですか??
(中略)
ここ6年間ぐらいニキビが顔になかったことがないんです。 -
日本では市販や個人輸入でイソトレチノイン(アキュテイン)の処方・購入はできないですが、海外では難治性ニキビ(重度のニキビ)による治療薬として処方される場合があります。 一方で2024年5月時点、日本と海外では承認機関が異なるので、安易に違法な個人輸入サイトで購入することは危険です。
引用ːYahoo!知恵袋
重篤な副作用が多い
まず、イソトレチノインには胎児に重大な奇形を引き起こすリスクがあります。
妊娠中または妊娠を計画している女性がイソトレチノインを服用すると、下表のように胎児に奇形が発生する恐れがあります。
先天異常のリスク | 妊娠中にイソトレチノインを摂取すると、胎児が奇形になる可能性が高い。とくに妊娠初期(0~13週)に飲むと胎児が影響を受けるといわれている |
流産や早産のリスク | 妊娠中にイソトレチノインを服用するとの流産や早産を引き起こす可能性がある |
胎児の死産リスク | イソトレチノインは胎児の死産を引き起こす可能性がある |
イソトレチノインは特に妊娠初期(0〜13週)の間に服用すると、胎児に奇形が起こる可能性が高いといわれます。
そのため、イソトレチノインの服用中および服用後6ヶ月間は避妊が必要です。これは女性のみでなく、男性にも当てはまります。
万が一イソトレチノインの服用中に妊娠が発覚した場合は、速やかに医師に相談しなくてはなりません。
さらに、イソトレチノインの服用中は献血もできません。なぜなら、イソトレチノインを含む血液が妊娠中の女性に輸血された場合、胎児に影響を及ぼす可能性があるためです。
このように、イソトレチノインは強力な副作用を伴う薬であり、自己判断での使用はできません。
イソトレチノインの重篤な副作用については、厚生労働省も以下のように注意喚起を行っています。
イソトレチノインは、医師や薬剤師などの専門家による緊密な指導の下でのみ使用される必要がある。
妊娠又は妊娠している可能性がある場合、胎児に先天異常、流産、早産、死産を引き起こすおそれがある。
厚生労働省わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬に関する注意喚起について
さらに、イソトレチノインには妊婦への影響のみではありません。これまで報告されている副作用として、下表のような事例があります。
副作用 | 詳細 |
---|---|
精神疾患 | 鬱、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図 |
皮膚・粘膜の乾燥 | 口、鼻、ドライアイ、手荒れ、口唇の荒れ、鼻血等 |
肝機能低下 | 肝機能の低下、血液中のコレステロール値の上昇 |
眼疾患 | 眼瞼炎、結膜炎、視覚障害、夜間視力低下 |
聴覚障害 | 聴覚障害、幻覚や幻聴 |
頭痛 | 頭痛、めまい、吐き気、嘔吐 |
肌のトラブル | 皮膚疾患、粘膜病変など |
その他 | 光線過敏や脂質異常、筋肉痛やアナフィラキシーショックなど |
上記のように、イソトレチノインは通常の薬では見られないような深刻な副作用のリスクがあります。うつ病や精神病を引き起こすケースもあるため、服用の際はかなり慎重にならなくてはなりません。
これらの副作用のリスクを評価し、適切に管理できるのは医師のみです。ニキビを治したいからといって自己判断で服用することは避けましょう。
個人輸入では偽物が届くリスクを排除できない
このようにイソトレチノインは医師の処方のもと使用すべき薬です。しかしネットでは個人輸入できるといった情報もあり、自己判断でイソトレチノインを購入する人もいます。
ただし個人輸入したイソトレチノインには下表のようなリスクがあります。
個人輸入するリスク | 詳細 |
---|---|
品質保証が欠如している | 医師が輸入したものではないため、そもそも粗悪品の可能性がある。 |
含まれている成分が不明瞭 | 異なる成分が混入している恐れがある |
安全な治療ができない | 医師の指導や血液検査等も受けていないため安全な治療が受けられない |
効果を得られにくい | 医師の診察がないため、適切な量や期間の治療が受けられず効果を得にくい |
そもそも海外から個人輸入した医薬品は、日本の医薬品医療機器等法に基づく品質や安全性が確認できません。そのため期待する効果が得られないうえに、有害な物質が含まれている可能性もあります。
さらに個人輸入で手に入れたイソトレチノインは使用上の注意が外国語のみで記載されていることも多いです。詳しい服用方法や注意点が記載されていても、日本人には理解できないこともあるでしょう。
このようにイソトレチノインを個人輸入して使うことは、非常にリスクが大きいです。
副作用の救済制度が利用できない
イソトレチノインの服用によって副作用が発生しても、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
医薬品副作用被害救済制度とは?
医薬品の使用により重篤な副作用が生じた場合に、医療費や障害年金などを給付する公的な制度。処方薬や薬局で購入した薬を正しく使用したにも関わらず、重い副作用が生じた場合に対し医療費や年金が支給される
日本で流通している一般的な薬であれば、万が一重篤な副作用が生じても救済制度が利用できます。
しかしイソトレチノインは厚生労働省によって認可されていない薬です。
そのため重篤な副作用が起きても被害救済制度の対象外です。イソトレチノインを使用する際には、この点を十分に理解し、医師と相談しながら慎重に使用しなくてはなりません。
全額自己負担になり費用的リスクも高い
イソトレチノインは医師から処方されても保険は適用されません。値段はクリニックによって異なるものの全額自己負担となり、一般的な薬よりも費用は高額です。
イソトレチノインの平均価格
用量 | 1か月分、皮膚科で処方する平均価格 |
---|---|
10mg | 8,250~14,000円程度 |
20mg | 13,200円〜20,000円程度 |
40mg | 20,000円~33,000円程度 |
最も少ない用量でも1か月あたり10,000円程度はかかり、診療代も含めるとその費用はさらに高くなります。費用を抑えつつ肌の悩みを解消したい人には、あまり向いていない薬です。
肌の悩みには通販ではなくオンラインクリニックを検討しよう
肌の悩みを抱えているのであれば、イソトレチノインの個人輸入ではなく、オンラインクリニックの利用を推奨します。
オンラインクリニックでは専門の医師があなたの症状や肌質に合わせた適切な診断を行い、安全かつ効果的な治療が受けられます。
またイソトレチノインのような副作用の大きい薬ではなく、もっと安心に使える薬も豊富に用意されています。
医師の診察で適切な処方を受けられる
オンラインクリニックでも通常の診察のように適切な処方を受けられます。たとえばDMMオンラインクリニックでは多くの肌悩みに対応する「メディカルスキンケア」の項目があります。
通常肌トラブルは皮膚科での相談が一般的ですが、病院への通院が面倒だと感じる人も少なくありません。
しかしDMMオンラインクリニックを利用すれば、パソコンやスマホを通じて医師と画面越しに相談し、自宅から適切な処方を受けることが可能です。
通院時間やコストを考慮すると、オンラインクリニックの利用は大変効率的であり、時間と費用の両面で優れています。
自身の症状に最適な治療を手間なく安心して受けられることが、オンラインクリニックの大きなメリットです。
万が一の副作用にも対応してもらえる
万が一処方された薬で副作用が発生した場合でも、DMMオンラインクリニックであれば迅速に対応してもらえます。
そもそもDMMオンラインクリニックでは、副作用のリスクを最小限に抑えるために、医師が患者の体調を確認したうえで適切な薬を処方しています。
正しい服用方法もしっかり伝えた上で処方しているため、副作用が出るリスクは少ないです。それでも服用後に体調に異常を感じた場合は、再診を通じてすぐに医師に相談できます。
薬の服用方法や副作用についての詳しい情報は、薬に同梱されている用紙や、サービスサイトの各診療詳細ページで確認可能です。
どのような副作用のリスクがあるかも詳しく紹介されているため、薬を利用する際には必ずマイページから薬の詳細を確認しましょう。
イソトレチノイン以外の薬も選択肢に入る
DMMオンラインクリニックであれば、副作用の大きいイソトレチノイン以外の薬も豊富に用意されています。
たとえば「毛穴のつまりや汚れが気になる」「初期ニキビに悩んでいる」場合は、イソトレチノインよりも安全性の高い外用薬の「アダパレンゲル」の処方が可能です。
さらにDMMオンラインクリニックであれば、外用薬に加えシナールやトランサミンなどの内服薬も処方しています。内側と外側から正しい処方薬をアプローチすることにより、肌の悩みを解決します。
オンラインで楽に診察を受けられる
DMMをはじめとしたオンラインクリニックには、通常の病院とは異なる以下のようなメリットがあります。
- スマホやタブレットなどで手軽に診察や薬の処方を受けられる
- 自宅や外出先など、好きな場所で医師に相談できる
- 忙しくて病院に行く時間がない人にも向いている
- 猛暑や極寒のシーズンでも外に出る必要がない
- 病院での長い待ち時間を避けられる
オンラインクリニックでもカメラ越しに肌の状態を医師に見せるため、通常の皮膚科での診察と似たような診察が受けられます。
医師があなたの肌に最適な薬を処方してくれるため、近年ではオンラインクリニックを気軽に利用する人が増えています。
診察料が無料のオンラインクリニックもある
オンラインクリニックは年々増えており、価格競争が進んでいます。そのため「診察料無料」で対応している場所も多いです。
DMMオンラインクリニックの場合、DMM会員登録を行えば診察料が無料となり、会員登録にも費用は一切かかりません。
予約・問診・診療代がすべて無料で、支払うものは処方された薬代と配送料のみです。
配送料は一律550円(税込)であるため、高額になる心配もありません。価格を抑えつつ安全な薬を処方してもらえることが、オンラインクリニックの大きなメリットです。
肌に悩みがあり、手間なく安全に、さらにリーズナブルに診察を受けて薬を服用したい人はDMMオンラインクリニックのようなオンラインクリニックの受診を検討してみましょう。