イソトレチノインはいちご鼻に効果があるとの声があります。
しかしイソトレチノインは日本では未承認の薬であり、副作用が非常に大きいことがデメリットです。そのためいちご鼻の関する悩みには処方されない可能性が高いです。
この記事では、イソトレチノインは本当にいちご鼻に効果があるのかを紹介します。またいちご鼻を改善のためのクリニックについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
イソトレチノインでいちご鼻に効果があったと感じる人はいる
イソトレチノインを使用した結果、いちご鼻の改善効果を感じた人もいます。Xでは、以下のようにいちご鼻が改善された写真などが掲載されています。
Before → After
— 鼻の魔人 (@hanagaegui) July 5, 2024
ある程度区切りがついたので
3年間の超努力の成果を投稿します!
無駄だった治療を含め200万円は使ったと思いますが、結果的には大満足です!!
【効果的だった治療】
・イソトレチノイン(皮脂止め、角栓除去)
・ポテンツァ(皮脂腺破壊、クレーター治療)
・歯列矯正
・ダイエット pic.twitter.com/M7LMo3c7sh
年100万肌治療に課金してた私がSSR級の美肌になれた方法布教したい( ; ; )毛穴にはイソトレチノイン一択って思ってたけどこれまじで凸凹毛穴抹消される。 pic.twitter.com/UlWEs1CJpv
— 🎀꒰ᐡ⸝⸝› ·̫ ‹⸝⸝ᐡ꒱🎀 (@syn_by0) June 10, 2024
上記の写真を見ると、確かにイソトレチノインのいちご鼻への効果に満足している人がいることが分かります。
ただしイソトレチノインは、日本では承認されていない薬です。そのため気軽にいちご鼻の悩みに使えません。そもそもイソトレチノインはいちご鼻に処方されることはないと考えましょう。
ただしイソトレチノインは重度のニキビに処方される薬
イソトレチノインは、本来ニキビの治療のために使用される内服薬です。
口コミでは毛穴の開きやいちご鼻の改善効果が見られたとありますが、これはあくまでニキビ治療の結果として毛穴の状態が改善されたものであり、直接的な治療のためではないと考えられます。
イソトレチノインは皮脂腺を縮小し、皮脂の分泌を抑え、肌の異常な角化を抑制することでニキビの症状を改善する薬です。
ただし重症ニキビに対する効果は高いものの副作用として胎児に大きな影響がある、肝機能に負担がかかるなどのリスクがあるため、処方する際も定期的な診察や血液検査が必要です。
したがって、いちご鼻改善のためだけに医師がイソトレチノインを処方する可能性は低いでしょう。
欧米ではロアキュタンやアキュテインなどの商品名で広く使用されているものの、日本ではより慎重な処方が求められています。
ニキビ治療以外の目的での使用は推奨できないため、いちご鼻にはイソトレチノイン以外の治療を検討した方がよいでしょう。
イソトレチノインの副作用には危険なものが多い
イソトレチノインはとても副作用の多い薬です。そのためイソトレチノインの利用には医師の判断が必要であり、いちご鼻を解消したいからといって気軽に使えるものではありません。
しかし肌がキレイになるといった情報が広まったせいか、イソトレチノインを個人輸入して使ってしまう事例も多いです。
イソトレチノインは個人の判断での利用は厳禁です。仮に自分の判断で利用した場合、以下に紹介する恐ろしい副作用が生じる可能性があります。
胎児が奇形になる可能性が高い
まず、イソトレチノインには胎児に重大な奇形を引き起こすリスクがあります。
妊娠中または妊娠を計画している女性がイソトレチノインを服用すると、胎児の大きな奇形が発生する可能性が高まります。
特に妊娠初期(0〜13週)の間に服用すると、胎児の多くに奇形が起こるという恐ろしい報告もあります。
このため、イソトレチノインを服用する際は内服中から内服後6ヶ月程度までは避妊が必要です。これは女性に限った話ではなく、男性の場合も同様です。
また万が一イソトレチノインの服用中に妊娠した場合、流産、死産、早産のリスクも高まります。妊娠中に服用してしまった場合は直ちに服用を中止し、医師に相談することが必要です。
さらにイソトレチノインの服用中は献血もできません。なぜならイソトレチノインを服用した人の血液が仮に妊娠女性へ輸血された場合、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあるからです。
このようにイソトレチノインは強力な副作用も起こす薬であるため、個人の判断での利用は厳禁です。
うつや精神病にかかる場合もある
イソトレチノインは、胎児に重大な奇形を引き起こすリスクがある以外にも、多くの副作用が報告されています。下表はイソトレチノインが引き起こす主な副作用です。
副作用 | 詳細 |
---|---|
精神疾患 | 鬱、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図 |
皮膚・粘膜の乾燥 | 口、鼻、ドライアイ、手荒れ、口唇の荒れ、鼻血等 |
肝機能低下 | 肝機能の低下、血液中のコレステロール値の上昇 |
眼疾患 | 眼瞼炎、結膜炎、視覚障害、夜間視力低下 |
聴覚障害 | 聴覚障害、幻覚や幻聴 |
頭痛 | 頭痛、めまい、吐き気、嘔吐 |
肌のトラブル | 皮膚疾患(粘膜病変が出たらすぐに救急受診が必要) |
その他 | 光線過敏や脂質異常、筋肉痛やアナフィラキシーショックなど |
このように、イソトレチノインは市販薬では起こらないような重篤な副作用もあります。うつや精神病にかかる場合もあり、恐ろしい副作用がある内服薬です。
これらの副作用が起きそうか、また起きてしまったか判断できるのは医師のみであり、自己判断で服用すべき薬ではありません。
服用中は脱毛もできない
イソトレチノインの服用中は、基本的に脱毛することはできません。治療中および治療後1か月において脱毛施術を受けることは避けましょう。
その理由は、イソトレチノインを服用すると光の感受性が高まるためです。
そのため服用中にレーザー脱毛施術を受けると、色素沈着やシミが生じやすくなります。皮膚や粘膜の乾燥も生じやすいため、服用中やその直後は脱毛をできないと覚えておきましょう。
その他軽微な副作用も多い
イソトレチノインは重大な副作用がある以外にも、肌の乾燥をはじめとした軽微な副作用も多いです。
イソトレチノイン、絶大な効果と引き換えに唇エグい乾燥したりするとは聞いてたけど、鼻の中も血出てずっと固まってるし口の中まで切れてヤバい滲みるし一回切れたら全然治らないし、手の甲とかも謎に切れてるし、ついには頭皮も極度乾燥でフケも止まらんし扱い難しすぎる、みんなどうしてるんこれ
— さかな🐟 (@yaki_sakana12) March 26, 2024
イソトレチノインを服用すると基本的に皮膚や粘膜に乾燥が生じることが多いです。
上記の口コミの人は、多くの箇所が乾燥し、口や手の甲が切れるといった症状に見舞われています。精神的な疾患などに比べれば軽い症状かもしれませんが、日常生活を送る上では大変でしょう。
また上記でも紹介したように、イソトレチノインにはまれに視力低下などの目のトラブルや、聴覚障害、吐き気や頭痛、アナフィラキシーショックといった副作用のリスクもあります。
これらの副作用は通常、医師の定期的な診察と血液検査により早期に発見され、適切な処置が行われます。
しかし近年問題になっていることは、イソトレチノインを自己判断で個人輸入し服用してしまうケースです。
個人輸入などをして自己判断で使用すると、副作用が発生した際に適切な対処ができず、重大な健康リスクを引き起こす可能性があります。
このようにイソトレチノインは軽微なものから重篤なものまで副作用の起きやすい薬です。自己判断での使用は避け、必ず医師の診察を受けましょう。
毛穴の悩みがあるなら毛穴治療クリニックに相談しよう
いちご鼻をはじめとした毛穴の悩みがある人は、オンラインクリニックをはじめとした毛穴治療クリニックに相談しましょう。
紹介している通りイソトレチノインは副作用の多い薬です。たとえ医師から処方されても使用が怖いと感じる人も少なくありません。
オンラインクリニックが行う毛穴治療相談であれば、イソトレチノインよりも安全性が高く、毛穴への効果に期待できる薬も処方されます。
毛穴治療の相談に乗るオンラインクリニックは多くありますが、なかでも薬の種類が多く、肌のお悩みに合わせたセットプランなども用意されているのがDMMオンラインクリニックです。
あなたに最適な薬を医師が処方してくれて安全
DMMオンラインクリニックであれば、スマホやタブレットを使って自宅や外出先から手軽に診察や薬の処方を受けられます。
そのため「時間がなくて病院に行けない」「病院での待ち時間が嫌だ」といった悩みも解消できます。
しかもDMMオンラインの場合、利用者にあう最適な薬を医師が処方してくれます。
オンライン診察の流れとしては、予め問診票に記入した情報から医師が具体的な悩みや症状を聞き取ります。
また肌悩みの場合は必要に応じてカメラ越しに肌の状態を見せるため、通常の皮膚科での診察に似た診察を受けられます。
メイクを落とした状態でカメラ越しに肌を医師に見せることにより、より正しい診療ができるでしょう。
DMMオンラインクリニックでは、医師が利用者の肌にあった最適な薬を処方し、薬の金額や支払い方法、配送についても詳しい説明を行っています。
肌の悩みはDMMオンラインクリニックを利用することで、安全かつ自身にあった最適な薬を処方してもらえるでしょう。
副作用が起きてもすぐに対応してもらえる
処方してもらった薬で万が一副作用が起きた場合でも、DMMオンラインクリニックなら迅速に対応してくれます。
そもそもDMMオンラインクリニックは副作用のリスクができるだけ小さくなるよう、医師が患者を診たうえで適切な薬を処方し、伝えた服用方法を必ず守ることをお願いしています。
それでも万が一体調の異常を感じた場合は、再診ですぐに医師に相談することができます。
また、薬の詳しい服用方法や副作用に関しては、薬に同梱している用紙や、サービスサイトの各診療詳細ページで確認できます。
その薬にどのような副作用のリスクがあるかも詳しく紹介されているため、利用の際にはぜひマイページからの薬の詳細について確認しましょう。
診察料無料でコスパが高い
DMMオンラインクリニックは、DMM会員登録をすることで診察料が無料になります。もちろん会員登録にもお金は一切かかりません。
予約・問診・診療代はすべて無料、必要な金額は処方された薬と配送料のみです。しかも配送料は1回につき、一律550円(税込)なので高額にはなりません。
たとえばニキビなどの毛穴に効果が期待できるアダパレンゲルをはじめとした「ニキビ予防・改善ライト 1日2回服用プラン」の場合、らくらく定期便にした場合の1か月あたりの合計金額は2,508円(税込)です。
このように、DMMオンラインクリニックの毛穴治療であれば、コスパを抑え安全な薬を処方してもらえます。
通常のイソトレチノイン治療の場合1か月分の処方のみで2万円ほどかかるケースもあり、恐ろしい副作用のリスクもあります。
それらを踏まえると、まずは気軽に医師の診断が受けられるうえに、自身に合った安全な薬を処方してもらえるDMMオンラインクリニックのほうが手軽で安心です。
肌の悩みがある人はぜひ気軽にDMMオンラインクリニックに相談してみましょう。