ハイフにはデメリットがあります。慣れていない医師のもとでハイフを受けると、神経損傷や火傷をしてしまうリスクが高いです。そして、なかでも大きなデメリットは将来老けて見えることです。
ただし、ハイフを受けたからといって誰もが将来老け顔になるわけではありません。デメリットが起こりやすいのは、エステハイフやセルフハイフによるものです。
この記事では、ハイフによるデメリットや失敗例を紹介します。どうすればデメリットを防げるのかも紹介するので、これからハイフを検討している人は参考にしてください。
ハイフのデメリットで将来老けるのは本当!他にもデメリットがある
ハイフ施術を受けると、将来顔が老けてしまうのは本当です。ただし、これは人によって個人差があり、どこで施術を受けるかによっても異なります。
まずは、ハイフ施術を受けるとなぜ将来老け顔になってしまうのか、詳しく見ていきましょう。
ハイフを受けると頬がこけるため老けて見える人がいる
ハイフでたるんだ老けたコケたって人が相談に来てるので受けないほうがいいとは思います。そうなってないのでしたら早くやめた人が勝ちだと思います。
— 六本木境クリニック (@roppongi_sakai) May 16, 2021
ハイフした方が良いのか皮膚科の先生に聞いてみた☝️✨
— ゆかり@お肌の専門家 (@yukariort) November 30, 2021
👩⚕️:真皮より深いところに影響するような施術は何回もすると変に老けたり頬がこけたりするからおすすめしない#ハイフ #たるみ予防 #老化予防 #エイジングケア
ハイフを受けたことにより老け顔になってしまう主な原因は以下の2つです。
- もともと顔に脂肪が少ないのに、ハイフを受けてしまった
- 必要以上に何度もハイフを受けた
ハイフ施術はもともと肉がたっぷりある場所に行う分には心配いりません。しかし元から頬がこけていたり顔に肉が少ない人が施術を受けると、全体的に頬がこけた印象になります。
若い頃は頬がこけてもシュッとしたイメージになりますが、年齢を重ねて頬がこけてしまうとげっそりした印象になり、これが老け顔の原因になります。
そしてハイフ施術は受けることで顔がシャープになり、痩せた印象をもたらすこともあります。これを良しとして何度も受けてしまう人がいますが、それは間違いです。
必要以上にハイフを受けるとかえって肌の弾力が失われ、老け顔の原因になります。通常クリニックで行うハイフ施術は正しい回数が決められているので、何度も行うケースはセルフエステが原因のことが多いです。
神経を損傷する可能性がある
ハイフでは顔の神経が損傷して元に戻らないといった、恐ろしい症例も起きています。
HIFU(ハイフ)⑩
— 神林由香@メンズクララクリニック院長 (@mens_clara) February 1, 2020
ハイフの副作用一覧。
神経損傷でも、治ります。
が、治るまで表情がおかしくなると日常生活がけっこう辛いです。。
表情がおかしくなる顔面神経損傷はかなりレアで、知覚鈍麻(触っても感じにくい)の方が起きやすいです。知覚鈍麻は見た目には影響ないです。
これも治ります。 https://t.co/mV6dbMuUnN pic.twitter.com/ah5fs9OSsr
【事例1】HIFU(ハイフ)機器を自分で操作し顔にあてたところ、唇の神経を損傷した
説明通りに正しく使っていた。先日使っていたところビリッと唇に痛みが走り、感覚が変になった。神経内科を受診すると「神経損傷で唇の感覚が無くなっている。治るかどうかは不明。全治何カ月かは不明だが年単位かもしれない」と言われた。
独立行政法人国民生活センター
口コミツイートでは、しばしばハイフによる神経の損傷トラブルが投稿されています。また、国民生活センターでもセルフエステによるハイフトラブルが多数寄せられています。
ただし、このような深刻なトラブルの多くは「エステサロン」や「セルフエステ」によるハイフが原因です。
クリニックとエステサロンにおけるハイフの違い
クリニック | エステサロン | |
---|---|---|
ハイフ施術の違い | 医療用ハイフを使い、高い施術効果をもたらす 施術はもちろん、トラブル時も医師が対応する しっかりと焦点を合わせた照射を行う | 出力が弱い熱エネルギーで行う 医師免許のないエステティシャンが施術を行う |
メリット | 高出力で行うため効果も高い 肌の奥までしっかり熱エネルギーが届く 医師が対応しているのでいざというときも安心 | 価格を抑えられる セルフエステの場合店舗に通う必要がない |
デメリット | 価格が高い 施術のたびにクリニックに出向く必要がある | 気持ちよく癒されることを目的としているので、ハイフによる明確な施術効果はない 医師ではなくエステティシャンや自身で行うため、トラブル時の対応ができない |
こうして比較すると、ハイフはクリニックでの施術より、エステやセルフケアによるハイフのほうがデメリットが大きいです。とくに完治期間不明の神経損傷については、セルフエステが原因で起きています。デメリットを最小限に抑えるためには、コストを掛けてもクリニックで依頼したほうがいいのです。
効果を感じるためには高額な費用が必要
ハイフのデメリットには「費用」と「回数」もあります。一般的にクリニックでハイフ施術を受ける場合、次のようなコストと回数が必要です。
必要回数 | 3~6か月に1回を目安に、定期的に施術を受ける必要がある |
平均価格 | 全顔1回あたり 6万円程度のコストが掛かる |
ハイフは施術直後から効果を感じられますが、たった1回の施術では効果が持続されません。施術後3か月もすると肌の衰えが出てくるので、定期的な施術が必要です。クリニックで施術を受けた場合、1回につき6万円程度掛かります。
【画像付】ハイフによる火傷が起きてしまった失敗例
先述したとおり、エステサロンやセルフエステでのハイフでは火傷や神経障害といったトラブルも起きています。以下はハイフによる火傷が起きてしまった口コミです。
先週のハイフで初めて火傷した(°∀° )
— もちもも🍑腹部360+腹筋形成+腰筋肉形成+鼻フル(再) (@mochimomochan) April 29, 2022
(今はかさぶたになってる。顎下です。尚、気にはしていません) pic.twitter.com/fYjHQgh6ix
ハイフの火傷痕治ってよかった🥹
— sana (@amiami7890) June 18, 2022
こっちから出向いて1番奥の部屋へ通されて軟膏渡されてなぜか自分のポイントでコンシーラー買わされた笑
治す気ある?って思ってしまったちな大手💡次受けるの怖いなぁ pic.twitter.com/Rtdlu828rv
上記の口コミでは、生々しい火傷の跡が分かります。それぞれ快方に向かっているものの、ハイフ施術を受ける場合は一時的にこうした火傷が起こるケースもあります。
ちなみに、クリニックでのハイフも火傷トラブルは少なからずあります。ただし、皮膚科医をはじめとした医師が在中しているので、万が一トラブルが起きたときも迅速な対応が可能です。
火傷以外にもハイフは副作用の可能性がある
ハイフでは火傷以外にも次のような副作用のリスクがあります。
ハイフで起こりうる副作用 | 原因・具体的な症例 |
---|---|
施術時の痛み | 超音波の熱エネルギーによって起きる痛み チクチクした痛みや、熱さを感じる人もいる |
一時的な皮膚の乾燥 | ハイフ施術後は一時的に肌の水分量が減少する そのため肌のカサツキを実感する人が多い |
赤みや腫れ、むくみ | ハイフ施術後、体質によって赤みが生じるケースもある ただしおおむね1週間程度で引くことが多い |
ハイフは、超音波の熱エネルギーを使って肌の深層部へアプローチする施術です。そおため、火傷以外にも施術中の痛みや赤み、乾燥などが引き起こされることもあります。
ただし、クリニックでの施術の場合それらの副作用についても適切な対応が可能です。とくに痛みには麻酔を施してくれるクリニックが多いので、事前に相談しましょう。
20代や顔の脂肪が少ない人はデメリットの方が大きい
ハイフは性別や年塀を問わず受けられる施術ですが、次の3つに当てはまる人は向いていません。
- 20代の若い人
- 顔に脂肪が少ない人
- たるみが強く出ている人
20代の肌は基本的にたるみが少なく、コラーゲンが多いです。そのためハイフを受けても思ったような効果は出ず、かえってコラーゲンの減少を招くなどデメリットが生じるリスクもあります。
そして顔に脂肪が少ない人は、ハイフを受けたことにより頬がコケて見えます。これにより老け顔の原因になり、施術前に老けた印象を与えてしまうでしょう。
また、たるみが強く出ている人もハイフは向いていません。確実にたるみを改善させるには、ハイフよりも糸リフトなどほかの施術のほうが向いています。
エステハイフやセルフハイフはデメリットが大きいので避けるべき
ハイフはエステハイフやセルフハイフではなく、必ずクリニックで受けましょう。
消費者安全調査委員会による「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故に係る事故等原因調査について」によると、火傷や神経障害といった重篤な副作用が2015年以降、76件も報告されています。(参照消費者安全調査委員会)
エステサロンやセルフエステで事故が起きる原因
- 出力の弱い機械を使うため、長時間肌に当てがちになりトラブルが起きる
- 施術者が技術力不足、もしくは知識不足で対応している
- 肌トラブルが起きても放置されがち
- アフターフォローが少ない
エステサロンやセルフエステの場合、施術を行うのは医療従事者ではなく、エステティシャンが中心です。肌に関する専門知識がないため、トラブルが起きても迅速な対応ができないのです。
その点クリニックの施術の場合、施術を行うのは専門知識を持ったドクターです。リスクが起きないよう医師の知識を生かした施術が行われます。トラブルが起きた場合もすぐに医師による診察がある上、薬も処方してもらえます。
デメリットもあるけどハイフはメリットの方が大きい
ハイフにはいくつかのデメリットがあるものの、それでも施術を受けたほうがメリットは大きいです。ここからは、ハイフのメリットについて詳しく見ていきましょう。
リフトアップできて若く見える
ハイフは、超音波を肌の深層部に照射することで、皮膚内部にあるタンパク質を凝固させる施術です。これによりたるみの改善やリフトアップ効果をもたらします。1度施術を受けると半年ほど効果が持続し、メイクアップとは違う肌の土台からアンチエイジング効果をもたらします。
人は誰もが、加齢とともに肌にたるみが生じます。いくらメイクを重ねても肌の衰えを隠すことはできません。しかしハイフを受けると皮膚深層にある肌の土台を引き締め、高いリフトアップ効果とツヤや弾力効果ももたらします。
ダウンタイムが短くすぐ日常生活に戻れて誰にもバレない
ハイフには基本的にダウンタイムがありません。外科手術のように何日も顔を包帯で覆うといった必要はなく、施術後すぐに日常生活に戻ることが可能です。
そのため、ハイフ施術を受けたからといって周りに知られることもありません。施術を受けた翌日には、周りから「あれ、なんかキレイになった?」などの反応がもらえるでしょう。施術を周りに知られることなく、無理なくキレイになれる理想的な施術です。
肌を切らないので傷が残らない
ハイフは皮膚を切る必要がありません。メスを使わない方法なので、肌に傷を残すことなく、自然なリフトアップが可能です。
かつてのリフトアップ施術といえば、耳の前あたりを切開し、余分な皮膚を切除して縫い合わせる「切るフェイスリフト」が一般的でした。しかしこの方法はダウンタイムが長引き、施術後も痛みが生じます。その点ハイフは肌を傷つけることなく、ダウンタイムも基本的にありません。外科的な施術に抵抗がある人でも取り組みやすい施術です。
安全にハイフを受けるなら医療ハイフのエミナルクリニック
医療ハイフの場合基本的に医師(有資格者)が施術をするため、万が一トラブルが起きた際も安心です。エステで行うハイフよりも神経損傷や副作用のリスクが低い上、高い出力照射によりエステハイフより効果持続時間も長いです。
クリニックのなかでも推奨できるのが「エミナルクリニック」です。
エミナルクリニックの特徴
- 初回お試し100ショット9,800円
- 新機能がついたマシンで痛みを軽減しつつ効果が高い
- サイズの異なるカートリッジでさまざまな肌トラブルを解消
- 全国に店舗があって通いやすい
エミナルクリニックのハイフの場合、初回お試し100ショットをたった9,800円で受けられます。ハイフ1回の利用相場はおよそ6万円もしますが、1万円以下で利用できるのなら初めての人でも利用しやすいでしょう。
そして多用なカートリッジと新機能がついたマシンを導入したことにより、痛みが軽減される上、効果は高いです。用途に合わせてカートリッジを変えることにより、リフトアップのみならず肌のハリや小じわ対策、毛穴の引き締めも解消できます。
しかもエミナルクリニックは全国に19店舗もあり、いずれも駅から近くて通いやすいです。これからハイフ施術を検討している人はぜひ、エミナルクリニックの初回お試しショットをご検討ください。