~ファスティング成功のカギとなる回復食~

目標としていたファスティング期間を終えれば、ファスティング終了ではありません。ファスティング後は、必ず回復期が必要です。ファスティングによってデトックスされた体を、さらに良い状態にして、効果を維持させる大切な期間です。回復期には、適した回復食を食べ、徐々に普通食に戻していきます

 

〈なぜ回復食が必要?〉

①胃腸が敏感になっている為

胃腸に急激な負担をかけない為、ファスティング直後の体は飢餓状態になっています。飢餓状態に陥っている体は、必要以上に栄養を吸収しようとする為、ファスティング前よりも、脂肪を蓄えてしまいます。脂肪になりにくい消化の良いものから始めましょう。

②腸内環境を改善する為

腸内が空っぽになっている為、腸内細菌も極端に減少しています。腸内細菌である善玉菌も悪玉菌も減っている為、食べ物によってこれらの腸内細菌の増え方が変わってきます。善玉菌は、野菜や植物性の乳酸菌をエサとしており、悪玉菌は、肉や乳製品などの動物性食品をエサとしています。植物性食品の摂取で善玉菌を増やし、腸内環境を整えましょう。

③リバウンドを防ぐ

ファスティング後の胃腸は吸収率が高い状態の為、食べたものをすぐに吸収してしまいます。よって、いきなり高脂肪や高タンパクな食品を摂取すると、せっかくのファスティングが台無しになってしまいます。

④腸が生まれ変わっている為

腸内は空っぽになり、生まれたての状態になっています。生まれたての状態に、肉や脂っこい食事は消化不良を起こします。回復食は、赤ちゃんの離乳食と同じです。初めて食べ物を口にする状態を意識して、消化の良いものをゆっくりと食べましょう。

三日間のファスティングが終わると、いよいよ仕上げの回復期に入ります。ファスティングを行った日数分、回復期を設ける事が理想です。

 

〈回復食のすすめ〉

 “まごわやさしいこ”。

これは、回復食の基本です。回復食に適した食品を表しています。

・ま → 豆類(大豆・小豆・納豆・豆腐)
・ご → ごま(くるみ・アーモンドなどのナッツ類)
・わ → わかめ(昆布・もずく・めかぶなどの海藻類)
・や → 野菜(緑黄色野菜・淡色野菜・根菜類)
・さ → 魚
・し → シイタケ(しめじ・マイタケなどのきのこ類)
・い → 芋類(ジャガイモ・さつまいも・里芋など)
・こ → 米(玄米・五穀米などの穀類)

回復食の1食目は、離乳食から連想すると、重湯と思われがちです。ダイエット目的のファスティングの場合は、いきなり穀類から入るよりも、野菜や果物から始めると良いでしょう。

【回復食の例】

(1食目)生野菜・生果物・大根おろしなど
(2食目)サラダ・スムージー・五~七分粥
(3食目)全粥・味噌汁・納豆・おくら・長いもなど

この3食を、必要日数続ける、もしくは、2・3食目程度の食事を1日目以降も続けて下さい。発酵食品は積極的に摂ると良いでしょう。善玉菌が増加し、腸内環境が整えられます。酵素ドリンクがある場合は、続けて飲みましょう。

☆その他変更可能な食べ物

漬物・野菜スープ・野菜の煮物・ひじきなどの乾物の煮物・白米・玄米・雑穀米など

 回復期終了後も徐々に食品や食事量を増やし、腹八分目を心掛けていきましょう。ファスティングにより、味覚や嗅覚などの五感が敏感になります。味付けを一切していない食品でも、とても美味しく感じると思います。ファスティング終了後も、だしや素材の旨味を感じ、塩分を控えた食事を摂っていく事で、より一層、健康な体へと導いてくれるでしょう。

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